ルイラトゥールは200年以上も続く家族経営のブルゴーニュを代表するつくり手です。
ブルゴーニュ2大白ワインのひとつといわれるコルトン シャルルマーニュの生みの親としても広く知られています。
今ではコート・ドールで最大規模のグランクリュを所有しており、コルトンの帝王と称されています。
ルイラトゥールは自社で樽を制作する数少ない生産者の一つです。
フランス北部の森で収穫されたオーク材は屋外で、不純物を取り除くために30~36ヶ月間乾燥します。
その後、樽づくりのマスターが伝統的な技術を用いて木材の中心部から樽を作ります。
白ワインのグランクリュは新樽率100%で熟成されますが、赤のグランクリュは畑に応じて3分の1から半分の間しか新樽での熟成を行いません。
ぶどうの原産地や収穫年によって新樽と使用済み樽の使用比率を変え、そうすることで伝統的なそれぞれの原産地の個性と品質を引き出しています。