南米のワイン産地ではチリと並ぶほど一大産地であるアルゼンチン。
ワイン生産量は約9億5000万リットルあり、世界第5位の生産量を誇っています。
アルゼンチンのワイン産地は昼は暖かく、夜は涼しいためワイン造りに最適な条件がそろっています。
また、標高が高くて湿度が低いため、他の国で問題になっているブドウの病気になりづらいです。
無農薬で栽培することもでき、有機栽培も可能な栽培環境にあります。
19世紀にボルドー系のブドウ品種が持ち込まれたことにより本格的にワイン造りが始まりました。
20世紀にはフランスの醸造技術が導入されてワインの品質が向上しました。
その後、フランス、イタリアなどからワイン生産者がアルゼンチンに進出し、さらに品質が向上しました。