宮城峡は日本のウイスキーの父・竹鶴政孝が自らの夢見た未来を実現するためにつくられたのがこの『シングルモルト 宮城峡』
ニッカウヰスキー第2の蒸留所「宮城峡蒸留所」、竹鶴政孝が様々な醸造所の候補地を探していたとき、宮城県仙台市の西、山形県との県境に近い広瀬川と新川に挟まれたこの地を訪れました。
その際、新川の水を使って持参した「ブラックニッカ」で水割りを作り、味を確認。水質の良さとウイスキーとの相性の良さに感動したといわれています。
様々なウイスキーをリリースする傍ら、1976年には食品業界初となるコンピューターを取り入れるなど、製造における機械化をいち早く取り入れた蒸溜所でもあります。
さらに自然保護に対する意識も高くヤマメの稚魚1万匹を放流なども行いました。 1989年(平成元年)、仙台工場(宮城峡蒸溜所)の操業20周年を記念して「シングルモルト仙台宮城峡」が誕生。 2000年代に入りアサヒビールの完全子会社となってから「シングルモルト宮城峡」はISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)において金賞・銀賞を何度も獲得し、現在もウイスキーファンを唸らせています。
スチームによる間接蒸留によりポットスチルの内部にパイプをめぐらせ、約130℃の蒸気を通してじっくり蒸留してつくられています。