スキャパ買取

スキャパはスコットランド最北端の蒸溜所で作られるシングルモルトウイスキーです。ノース語で「ボート」を意味しています。
麦芽の風味が強く、カステラやザラメ糖のようなアロマのある複雑で個性的なウイスキーですが、口当たりは軽くとっつきやすい味わいで、
ウイスキーを飲みなれていない方でも楽しめます。アイランズモルトにしては珍しいノンピーテッド麦芽を使用しており、
バニラクリームやバラの香りも楽しめるので、デザートモルトと評す人もいます。

創業は1885年。ハイランドパークのスチルマン、そしてスコットランドラナークシャー出身の化学者によって10月から蒸溜を開始しました。
創業から2年目、1887年に伝説的ウイスキー評論家のアルフレッド バーナードが蒸溜所を訪れた際、
「小さいながらも英国内全ての蒸溜所の中で最も完璧な蒸溜所」とメモに記述したそうです。当時の最新技術が余すことなく散りばめられた蒸溜所でした。
何度かオーナーが変わった末、1994年には操業を停止。
操業停止から10年後、2004年になって、アライド社が約200万ポンドをかけて設備の増強を実施。全面的に操業を再開し現在のスキャパがつくられています。