アイランズウイスキー(アイランズモルト)はスコットランドの北西から南西にかけて点在する島々のアイランズ地方で造られるモルトウイスキーのことを指します。
「アイランズ」とはそのまま「島々」という意味です。
アイランズ地方でウイスキーが造っているのは「オークニー諸島」「ルイス島」「スカイ島」「マル島」「ジュラ島」「アラン島」です。
地理的にはアイラ島もアイランズ地方に含まれますが、アイラ島は蒸溜所の数が多いことと、その個性の強さからアイランズとは別に区別されています。
アイランズウイスキーには共通した特徴はなく、スコッチウイスキーの6大産地のなかでも、とくに個性派のウイスキーが揃っていることで知られています。
2017年1月にはスカイ島に約200年ぶりに蒸留所が誕生しました。その名も「トラベイグ蒸留所」。
スカイ島ではタリスカー蒸溜所に次ぐ2つ目のモルトウイスキー蒸溜所です。
スコッチウイスキーを名乗るうえで熟成年数が3年以上必要なので、2020年から流通することになります。