ルイロデレール クリスタルとは
ルイロデレール クリスタルはルイ・ロデレール2世の時代の1876年にロシア皇帝アレクサンドル2世の要望により専用シャンパーニュとして造られたのがはじまりです。
特別に仕立てられたクリスタル製のボトルに瓶詰めされていたことから「クリスタル」という名がつきました。
通常のシャンパンの瓶の底は凹んでいますがクリスタルの瓶の底はフラットになっています。
平らになっているのには理由があり、当時、ロシア皇帝アレクサンドル2世は暗殺未遂に悩まされていました。
そこで、毒が混入していないか、爆弾などが仕掛けられていないかを確認するために瓶底がフラットになりました。
クリスタルはブドウの出来が良い年にだけつくられるため、毎年ヴィンテージがリリースされることはありません。
また、ブドウは100%グラン・クリュ(特級畑)から選ばれた最高のブドウを使用しています。
ルイロデレールが質の高いシャンパーニュを提供し続けているのには理由があります。
ルイロデレールは214ヘクタールにも及ぶ広大なブドウ畑を所有しているため、生産するシャンパンの3分の2以上を自社のブドウで賄っています。
これはシャンパーニュ メゾンでは珍しく、ほとんどはブドウの買い付けに頼っていることが多いようです。