ブーケンハーツ・クルーフ
「ブーケンハーツ」（土着のブナの木）の名からラベルには、ブナの木で作られた7つの椅子が描かれています。 濃いガーネット色をしています。栓を抜くと樽香と花やスパイスの香りが立ちます。口にふくむとカシスやチェリーの甘み、ベリー類の黒系果実味が広がります。タンニンはしなやかで、かすかな苦みと上品な酸が感じられます。魅力ある複雑さが徐々に変化していき長い余韻へと続きます。ゆっくり飲みすすめたいワインです。
カノンコップ
カノンコップは、世界規模の国際ワイン品評会でいくつもの受賞歴があり、南アフリカワインのすばらしさを世界に知らしめたパイオニア的ワイナリーと言われています。ラベルは、ケープ湾に船が入港したことを知らせていた大砲が描かれています。 深いルビー色をしており、口当たりはやわらかくなめらかです。赤系果実、黒系果実、ハーブ、スパイス、オークなど複雑な香りが見事に調和しています。上品な渋みと豊かな酸味がなめらかで、後口はドライ、余韻が長いです。
ウォーターフォード
1998年設立の若いワイナリーながら、すでに南アフリカを代表すワイナリーとなったウォーターフォードは、スタイリッシュでエレガントなワインを生産しています。 色は濃いめで、カシス、シガー、スパイスなど複雑な香りが立ちます。なめらかな口当たりで、酸味はやわらかく、渋みは、上品、果実味は豊かです。クラッシックでありながらモダンを感じる両面スタイル、すべてが見事に調和したワインです。心地よい余韻が長く続きます。
ハーテンバーグ
ハーテンバーグは、「他にはない、ずば抜けて高品質なワインを作ること」がモットーの1692年設立の老舗ワイナリーです。オーガニック農業による環境にも配慮した生産、経営を続けています。 ぶどうは、夜明け前にすべてを手づみで収穫し、フレンチオーク樽でマロラクティック発酵、熟成しています。なめらかな口当たりで、黒系果実やスパイスの香りと果実味も豊かで、やわらかな酸、やさしい渋みなどがエレガントにまとまっています。香りと余韻が心地よいです。
ライナカ
「科学的な物を使用している限り、ワインで本当のテロワールは表現できない。 土が活き活きとしてこそ、ワインからテロワールを感じることが出来る。」と南アフリカで最初のビオディナミ農法の認証を取得したワイナリーがライナカです。 カシスや黒系果実、スパイスやフローラルな香りが立ち、やさしい口当たり、 こまやかな酸といきいきとした渋みを感じます。バランスがよく、スムーズでなめらか、するするとドライな後口へと続きます。
ラーツ
農薬を使用せず、有機栽培とビオディナミの考えに基づいたぶどう栽培を目指すラーツは、 持続可能な農法技術を実践しており評価の高いワイナリーです。 カシスやベリー系、スパイスなどの複雑な香りが立ち、凝縮した果実味、豊かな酸、 タンニンは力強さがありながら、渋みは上品です。 果実のうまみと芳醇で複雑な味わいが長く続き、飲み応えがあります。 骨太さがありながらソフトな口当たりがエレガントなワインです。余韻が心地よく続きます。
ヴィラフォンテ
ヴィラフォンテは、醸造にアメリカ人女性醸造家、栽培コンサルタントにオーパスワンの元栽培責任者、 マネジメントは南アフリカの優良生産者が勤めるという南アフリカとアメリカのジョイントベンチャーです。] カベルネソーヴィニヨン主体のシリーズとマルベック主体のシリーズ、2種類を製造しています。 ガーネット色で、ベリー類、黒系果実、バニラ、スパイスなどの香りが複雑に立ち、オークの風味、酸味、渋みが見事に調和しています。 やわらかく長い余韻の上質なワインです。
デイビット＆ナディア
オーナー兼醸造家のデイビッドは、ステレンボシュ大学でワイン醸造学を、 奥さんのナディアはぶどう栽培学を学び、修行後2010年に「デイビッド」をスタートさせました。 奥さんは栽培を担当しています。注目の新世代生産者です。 デイビット＆ナディアの赤は、黒スグリ、ベリー類、チェリーなど赤系、黒系果実の香り、スパイスや花の香りが複雑にからみあい、 酸とタンニンもバランス良く、ナチュラルながらしっかりした味わいです。余韻が長く続きます。
クローヌ
クローヌは、南アフリカワイン業界で革新的手法のパイオニア的存在です。 低温発酵、夜間収穫、酸化防止剤無添加スパークリングのリリース、シャンパーニュのマム社と提携、 地下セラーでスパークリングワインの生産、すべてクローヌが初でした。 クローヌ・ザ・フェニックスは、醸造家ニッキーが、酸化防止剤アレルギーを持っていた妻マリーのために造った 酸化防止剤無添加のスパークリングワインです。泡立ちは細やかで、果実香、甘み、香ばしさが、複雑に香ります。 口当たりよくキリッとした辛口です。
ボッシュクルーフ
ボッシュクルーフの農場は、25ヘクタールと小さく多種多様な野生の小動物が生息している自然豊かな農場です。醸造哲学「ナチュラル製法で人の手をなるべく加えない」のとおりSO2なども最小限に、栽培されるぶどうは細部までこだわって管理されています。 赤は、黒系、赤系果実、スパイス、オーク香、ミネラルなどの香りが豊かに立ちます。やわらかな酸、ほどよい渋み、なめらかな口当たりで、凝縮した果実味がふくよかです。余韻は長くエレガントなワインです。
