タラモアデュー買取

1829年にアイルランド中部のオファリー州の都市タラモアに建てられた「タラモア蒸溜所」が起源です。1862年、タラモアデューの生みの親であるダニエル・E・ウィリアムスは馬小屋に寝泊りしながら働きはじめ、ウイスキー造りの技術を習得しました。その後、創業一族であったキャプテン・ダリーに経営権が移行し、蒸溜所の運営をダニエルに任せ、経営権もダニエルが獲得しました。しかし、1954年にタラモア蒸溜所は閉鎖しました。以後、アイリッシュウイスキーの最大手であるミドルトン蒸留所でタラモアデューの生産を手がけています。ウイスキーの製造工程にある、麦芽の乾燥時に「ピート（泥炭）」を焚いていないことが特徴です。
パイナップルなどの南国のフルーツを感じさせるフルーティーな香りの後に、甘みが増したビターチョコを感じられるとても甘い香りが印象的です。穀類の深いコクのある味わいが活かされており、大麦の豊かな風味が口の中に広がります。クセが少ない銘柄で、ウイスキー特有のスモーキーな味わいが苦手な初心者の方にもおすすめできるウイスキーです。