アイリッシュウイスキーの由来は、アイルランドで作られたウィスキーなのでアイリッシュウィスキーと呼びます。
スコッチウイスキー、バーボンウイスキーやジャパニーズウイスキーと比べると、日本での知名度はまだ低いですが世界5大ウイスキーの中のひとつです。
アイリッシュウイスキーの中では「ジェムソン」が有名ですが、その知名度は未だ低いと感じられます。
12世紀当時にアイルランドで飲まれていた蒸留酒は、大麦を材料として使用していましたが、ビールを蒸留した濁り酒だったらしくアルコール度数は約20度程度なので、発酵の段階で果物や蜂蜜、ハーブなどを入れ、香りをつけています。
かつてはアメリカをはじめ、イギリス、カナダ、南アフリカでも人気だったアイリッシュウイスキーですが、1919年に主な取引先であるアメリカで、禁酒法が実施されたのがきっかけとなりアメリカにウイスキーが輸出できなくなってしまった時期があります。
そこから生産規模が一気に縮小されたのが原因となり生産量が少なくなってしまったそうです。