獺祭 磨きその先へとは
獺祭 磨きその先へとは磨き二割三分を超えるものとして造られた朝日酒造のフラッグシップモデルの日本酒です。
精米歩合やその製法に関して、一切の情報はなく完全な企業秘密となっているのも特徴の一つです。
磨きその先へが開発された背景は、近年は日本酒とワインが比較されることが多くなりました。
ヨーロッパのワインには投機的マーケティングとして1本数十万円という高価格帯のワインがあります。
こういったワインに追いつくために高価格帯のラインナップとして開発がなされました。
獺祭の一番の特徴はすべての銘柄の精米歩合が50%以下のため純米大吟醸という点です。
純米大吟醸のみを製造することになった理由は三代目の桜井博志氏が「酔うため、売るための酒ではなく味わう酒を求めて」というポリシーのもと製造しているためです。
製法にも特徴があり、日本酒醸造に欠かせない杜氏がいないことです。
杜氏の経験と勘で製造していたのを徹底的に数値化しデータ化したことにより杜氏なしでの醸造をしています。