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ボルドーワインの産地と地図

ボルドーワインの産地と地図

ボルドーワインは世界一有名なワインで、世界一のブランドと品質を誇るため、別名「ワインの女王」と呼ばれています。 「ワインの王様」と呼ばれているブルゴーニュワインとの対比によるものともいわれています。 「ワインの女王」と聞くと、女性的な味わいを想像するかもしれませんが、実はボルドーワインの味わいはどっしりと重厚で飲み応えがある男性的な印象が強いです。 そんなボルドーワインの代表的な5つの産地と銘柄を紹介していきます。

メドック地区

メドック地区は、ボルドーのジロンド川流域にある生産地域です。 メドックの中でも、サンテステフ・ポイヤック・マルゴー・サンジュリアン・オー・メドックなどに分類されます。 土壌はジロンド河が運んできた小石混じりの石灰質の痩せた土地です。 しかしこの石灰質土壌はワインに香りとまろやかさ、ふくらみを与え、小石は排水性の高さをもたらし更に日中の太陽の熱を吸収し夜にその熱を放出しぶどうを寒さから守ります。 カベルネソーヴィニヨンを主体に、メルローをアサンブラージュ(混醸)し、滑らかな渋みと豊かな果実味、柔らかくふっくらとした酸味のバランスの取れたワインになります。

メドック地区の代表的な銘柄
シャトー ラフィット ロートシルト
シャトー マルゴー
シャトー ムートン ロートシルト
シャトー ラトゥール
シャトー ローザン ガシー

グラーブ地方

グラーブは、メドックよりも上流域にあって、1級ワインのシャトー オーブリオンがある生産地区です。 メドックは粘土質土壌なのに対してグラーブ地区はその名の通り砂利質土状です。 実際にグラーブの畑を歩くと砂利の採掘場所のようにきれいな砂利を見ることができます。 土壌が違うことでメドックとは明らかに違う味わいがあって、熟成する頃によって腐葉土のような香りが強くなります。 赤ワインだけでなく、白ワインも生産しています。 格付けワインにも白ワインがあり、シーヴィニヨンブランとセミヨンから造られ、複雑でどっしりとした味わいになっています。

グラーブ地方の代表的な銘柄
シャトー オーブリオン
シャトー ド フューザル
シャトー ラトゥール マルティヤック
シャトー パプ クレマン
シャトー スミス オー ラフィット

サンテミリオン地区

サンテミリオン地区は、ジロンド県北東部に位置し、ドルドーニュ河右岸に広がり、ドルドーニュ川とバルバンヌ川に挟まれた地区で、リブルヌの街に近く、ボルドーから東へ37㎞に位置します。 メドックやグラーブと違いメルローを主体に生産されます。 メルローはカベルネソーヴィニヨンに比べると渋みや酸味が穏やかです。 そのため熟成が早く進み、5年位するとオレンジ色が強く見えるようになります。 熟成が進みやすいということはそれだけ複雑な味わいになりやすく、これが魅力の一つです。 サンテミリオンの名前は、ブルターニュ出身の巡礼者、聖エミリヨンにちなんでつけられたとされています。

サンテミリオン地区の代表的な銘柄
シャトー オーゾンヌ
シャトー シュヴァル ブラン
シャトー パヴィー
シャトー アンジェリュス
シャトー カノン

ポムロル地区

ポムロルはドルトーニュ川の右岸、リブールヌ港の北東に位置する総面積620haのサンテミリオンにつながる高台の小さな地区です。 ポムロルもサンテミリオン同様、メルロー種を主体に熟成感のあるワインを生産しています。 ポムラルは1980年代になるまでほとんど知られていなく、ボルドーワイン全体から見れば新参者の扱いです。 そのためメドック、グラーブ、サンテミリオン、ソーテルヌと違って格付けされたことが一度も有りません。 ワイン評論家が1980年代に台頭し、それによってワインの品質が紹介されるようになると一気にボルドーワインの注目の的になりました。

ポムロル地区の代表的な銘柄
シャトー ペトリュス
シャトー ル パン
シャトー プティヴィラージュ
シャトー ラ フルール
シャトー トロタノワ

ソーテルヌ

ソーテルヌは世界に誇る貴腐ワインの産地で有名です。 川の支流が入り組んでいて、そのため収穫期になると霧が立ち込め、これによって貴腐菌が繁殖しやすい環境になります。 ソーテルヌ地区のワインはぶどう品種がソーヴィニヨンブランとセミヨンですが、2つとも果皮が薄いため貴腐菌が細かい穴を開け、これによって水分が蒸発した甘味の強いワインとなるのです。 世界で一番有名な貴腐ワインのシャトー ディケムはここで生産されています。

ソーテルヌ地区の代表的な銘柄
シャトー ディケム
シャトー クリマン
シャトー クーテ
シャトー ラフォリ ペラゲ
シャトー ラボー プロミ

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