櫻井とは
鹿児島県南さつま市金峰町にある、櫻井酒造にて造られている芋焼酎です。
芋焼酎の製造期間は、新鮮なさつま芋が手に入る9~11月の3ヶ月間と短く、生産量は少ないようです。
一般的に、芋焼酎をつくる時は、原料のさつま芋の傷んでいる部分を取り除きますが、そんな中でも、他の蔵から『こんなきれいに削られた芋は見たことないよ』と言われるくらいだと、櫻井酒造の代表が胸を貼って仰られる程、芋を削っておられるそう。
芋をきれいに削ることで、雑味のないすっきりしたキレのある芋焼酎が出来上がるそうです。
代表銘柄の「金峰櫻井」は白麹仕込みの原酒をベースに、黒麹でつくった原酒をブレンドされています。
他にも、黒麹の「黒櫻井」、酒米を麹米に使用した「造り酒屋櫻井」「おまち櫻井」などがあります。
「櫻井」シリーズで使っているさつま芋は、紅はるかの「紅櫻井」以外は、すべて黄金千貫を使っておられ、いずれの焼酎も常圧蒸留で仕上げていらっしゃいます。