入手困難な日本ワイン一覧

ボーペイサージュ

山梨県北杜市津金のボーペイサージュには「ワインは人が造るものではなくて畑で生まれるもの」というゆるぎない理念があります。
化学肥料や除草剤、殺虫剤を使わず栽培するぶどうは、メルロー、シャルドネ、ピノノワールなどです。その味わいは、ヨーロッパのワインとは別物、唯一無二、ボーペイサージュです。
天候に左右されるワインは、年ごとに、また、ボトルによっても、表情を変えます。間違いなくていねいに造られたボーペイサージュは、喜んで貰いたいという造り手の気持ちが伝わるワインです。

ドメーヌ・タカヒコ

ドメーヌ・タカヒコは、北海道余市町登地区で、ピノ・ノワール約9000本を有機栽培、野生酵母、全房発酵でワイン造りをしています。
ドメーヌ・タカヒコが目指すのは、繊細でありながら広がりと深みのあるお出汁のような味わいのワインです。
余韻が長く楽しめることにも重きを置いています。実際、ヴィンテージにより違いはあるものの、
深い果実味、心地よい香味、純粋でピュアな味わい、長い余韻を持つワインに仕上がっています。いずれも3年以上は寝かせたいです。

ドメーヌ・ミエ・イケノ

ドメーヌ・ミエ・イケノは、フランス国家資格ワイン醸造士(D.N.O.)を持つ池野美映の手による100%自社栽培のぶどうで醸造される稀少なワインです。
目指したのは、八ヶ岳の自然を詰め込んだ優美で凛としたワインです。ぶどうに負担をかけず、やさしくていねいに造られたワイン達、「シャルドネ」は、キリッとしたきれいな酸が、
「ピノ・ノワール」は、繊細なタンニンとしっかりとした酸が、「メルロー」は、締まった酸と余韻、それぞれがすばらしい個性と魅力を放っています。

グレイスワイン

1923年に発売した「長太郎印葡萄酒」がグレイスワインの始まりです。以来、日本固有の品種を使った食中酒として楽しめるワインを目指しています。
1983年には、国内初の原産地認証ワインを醸造しました。フラッグシップワイン「キュヴェ三澤(明野甲州)」は、世界最大のワインコンクールで日本ワイン初の金賞受賞を始め数々の賞を受賞し、
今なお進化を続けています。なめらかな口当たり、三澤農場の特徴的なぶどうの味わいに魅了されます。

城戸ワイナリー

Kidoワイナリーは、2004年秋オープンの家族経営ワイナリーです。そのワインは抽選による発送販売でしか手に入れることができません。
城戸プライベートリザーブのシリーズはkidoワイナリーのフラッグシップになります。
メルロ赤、シャルドネ白、カベルネ赤、ピノノワール赤、ピノグリ白、いずれも収穫量を抑えた凝縮度の高いぶどうだけを使って造られます。作り手の熱意と矜持、長野県桔梗ヶ原の風土が感じられるワインです。

10Rワイナリー

カリフォルニアで醸造コンサルタントをしていたブルース・ガットラヴが北海道のぶどう栽培家たちに、意見交換のできるワイン醸造所をと、
2009年に設立したのがカスタムクラッシュワイナリー（受託醸造所）、10R（トアール）です。
生産者達の畑は北海道内であること以外、場所も栽培のこだわりなども違いますが、同時期にひとつの醸造所で協力し合って造ります。
ここで造られたワインには、10Rのロゴが入っていますが、同じ味のワインはありません。自分好みのワインと出会える楽しみもある10Rです。

ドメイヌ・ソガ

ドメイヌ・ソガ小布施ワイナリー(株)は、長野県の小布施町にあります。自社農場産ぶどう100%使用、輸入ワインを一切混ぜない自製酒100％を守り続けているこだわりのワイナリーです。
過去には、多数の受賞歴がありますが、現在では、品質重視のワイン造りのため「脱コンクール宣言」「減産宣言」をしています。
ドメイヌ・ソガ・サン・シミは、栽培、醸造で化学的な物を一切使用していません。芯の通ったエレガントさ、じっくりと味わいたいワインです。

フェルミエ

フェルミエは2006年にワイン造りを始めた、新潟県越前浜にあるワイナリーです。越前浜は、ワインのぶどう栽培に向く水捌けが良い痩せた砂質土壌です。
海のワインと言われるアルバリーニョは、フェルミエが誇る新潟ワイン、その味わいはしなやかでエレガントです。
いきいきとしたミネラル感、はつらつとした酸、きれいな余韻、海のテロワールがしっかりと感じられます。日本のワインらしい感性が食事にも合います。

ルバイヤート

ルバイヤートは、創業明治23年山梨県甲州市勝沼町にある丸藤葡萄酒工業のブランドです。現在は四代目、「世界に誇る日本のワイン」を目指しており、各種国産ワインコンクールなどでも数多く受賞しています。
フラッグシップワインのドメーヌルバイヤートは、ボルドー3品種のアッサンブラージュです。フルーツやスパイスの華やかな香りと、心地よい樽香が広がります。果実味豊かでやわらかな味わい、飲み応えのある落ち着いたワインです。

タケダワイナリー

1920年開園のタケダワイナリーは、山形県上山市にあります。「良いワインは良いぶどうから」をモットーに、土づくりから始めたぶどう栽培、手摘み収穫、醸造、フレンチオーク樽熟成、瓶詰めまで自社ワイナリーで行っています。
「シャトー・タケダ」を名乗れるのは、ぶどうが最高の出来だった年のみです。シャトー・タケダシャルドネは、シャルドネ種100％、旧樽で長期間発酵による深みのある果実が香り立ち、厚みのある酸が全体を引き締めています。熟成を楽しみに待ちたい力強いワインです。