古いウイスキーの買取について
コレクションしていたり、海外のお土産で購入した古いウイスキーがずっとお家に眠っているという方も多いのではないでしょうか。
ウイスキーはアルコール度数の高いお酒なので、未開封で保存状態がよければ長い期間でも品質を保つことができます。
開封したとしても賞味期限はありませんが、ウイスキーが空気に触れて酸化するため味が劣化していきます。一度、栓を開けた場合は早めに楽しむことをおすすめします。
未開封であっても「気温や温度が高い」「温度の変動が激しい」「匂いが強い」などの環境下に古いウイスキーを置いておくと、未開封であっても劣化してしまうのです。
ただ先に記載したとおり、ウイスキーは賞味期限がないので大半は買取可能です。※当店では未開封のみ買取しています。
古いウイスキーを高く売るには
それではどうすれば未開封のウイスキーを少しでも高く売れるか、いくつかコツをご紹介します。
付属品がある状態で売却する
化粧箱やクリスタル、バカラでできた替栓などがついていませんでしたか。
付属品もコレクターからすれば貴重な品物です。できるだけ付属品がある状態で査定に出しましょう。
飲む予定がないなら、早めに売却する
ウイスキーには賞味期限がないので「いつか査定に出してみよう。」と呑気に構えてしまいがちですが、時間が経つほどに味の劣化は進んで行きます。
たとえ、涼しい場所で保管していたとしてもコルク栓が傷んでしまっていた…という理由で知らず知らずのうちに劣化していることもあるので、早めに査定に出しましょう。
どれくらいの価格になるのか?を知るきっかけにもなり、飲むのか売却するのかの選択にも役に立ちます。
ボトルやラベルを綺麗な状態にしてから査定に出す
未開封の古いウイスキーは品質も大事ですが、古いがゆえに見た目もとっても大事です。
二次流通品の販売サイトでは、売りに出ているウイスキーの写真も投稿されていますよね。それは、ウイスキーのコレクターとって見た目の綺麗さが重要だからです。
見た目を少しでも良くするためには、ボトルやラベル、箱、付属品などを綺麗な状態にしておくことです。あまりにも汚れがひどい場合は、買い取ってもらえない場合もあります。
高騰している古いウイスキー
ティンキャップ
ティンキャップとはキャップ部分が針金で止められているウイスキーです。
1920年~1960年代にコルク入手が難しかった時代に製造されていました。
この時期の洋酒は高級品と扱われていました。
さらに、コルクが不足している期間でしか製造されていないため、生産量が少ないことが高騰を助長しています。
終売品
原酒不足が原因で終売となったウイスキーは高騰する傾向にあります。
ここ最近はジャパニーズウイスキーの評価が世界的に高くなっており、終売となる銘柄が続出しております。
直近で終売となったジャパニーズウイスキーは「竹鶴 17年」「竹鶴 21年」「竹鶴 25年」「白州 12年」「響 17年」などがあります。
このほかにも、「ニッカ 余市」シリーズや「ニッカ 宮城峡」シリーズ、さらに遡れば「メルシャン 軽井沢」があります。
旧ボトル・旧ラベル
旧ボトル・旧ラベルは原酒不足やモデルチェンジなど様々な理由で同銘柄で新しくリリースするため旧ボトル・旧ラベルが終売になり、高騰することがあります。
どの会社や蒸留所でも一度はモデルチェンジの経験はあるかと思います。
旧ボトル・旧ラベル中でも「マッカラン」「ラフロイグ」が特に高騰しています。
あなたの家に眠っている未開封の古いウイスキーも、実はかなり高く売れるかもしれません。
ウイスキーに興味がない人にはその価値はわからないかもしれませんが、見る人が見れば一目で価値がわかります。
もちろん当店はお酒買取専門店なので一本一本、丁寧に査定し、適正な価格で買取させていただきます。