イタリアワインの高級銘柄
フランスと共に、ワインの一大名産地として知られているイタリア。
イタリアワインの歴史の始まりは、紀元前10世紀ごろまでさかのぼります。
そのイタリアワインの中でも高級ワインを価格帯別にご紹介します。
※価格はオークションの落札価格を参考にしています。
50,000円~
マッセート
メルロのみを使用した伝説的ワイン、マッセートは、ワイン・アドヴォケイトで、2年連続100点満点を獲得しています。優美で力強く、官能的なワインです。 モダンでていねいに造られたマッセートは、若々しい色味で、ダークチェリーなどの熟した果実香にチョコレートやスパイスのニュアンス、新鮮なミネラルを感じます。豊かで濃い味わいに果実の酸味、とけ込んだタンニンが見事に調和しています。はつらつとしたきれいな余韻が続きます。
ジャコモ・コンテルノ
バローロの最高峰に君臨し、別格の存在感を示し続けるのが、名門ジャコモ・コンテルノです。 ボルドーの格付け1級シャトーや、ブルゴーニュのD.R.C.のような別格の存在として讃えられています。
10,000~50,000円
サッシカイア
元祖スーパータスカンと呼ばれるサッシカイア。 サッシカイアの特徴の1つはリリース直後からもすぐ美味しさを感じることができるうえに、 長期熟成にも耐えられ10~20年と熟成させてもおいしく飲めます。イタリアを代表するワインです。
ルーチェ
なめらかでまろやかなメルロー品種と、しっかりしたサンジョヴェーゼ品種がブレンドされた最高峰の洗練されたワインがルーチェです。 紫がかった深いルビー色です。グラスに注ぐとベリーやチェリーなどの黒、赤系果実の濃厚なアロマとチョコレートやスパイスの香りが立ちます。オーク由来の複雑さがとけ込んだなめらかな口当たりで、凝縮度の高い果実味と上品なタンニン、そしてスパイシーさが厚みをともないます。深い余韻が、長く続きます。
オルネライア
オルネライアは、かのサッシカイアと人気を二分する、スーパータスカンの筆頭として世界で広く知られています。 イタリアのみならず世界で称賛されるワインです。
ブルーノ・ジャコーザ
「バローロのロマネ・コンティ」や「イタリアの5大シャトーの1柱を為す」と称賛され、世界中からイタリアを代表する偉大なワイナリーとして認知されています。 素晴らしいヴィンテージにのみ造られる特別な赤ラベル、リゼルヴァは逸品です。 ビオンディ サンティ イタリアワインの女王と称される「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」の生みの親として、世界にその名を知られるビオンディ・サンティ。 栄光に満ちた伝統と歴史は、すべてのワイン醸造業者のあこがれの的と言われています。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
バローロ、バルバレスコとともにイタリアの三大赤ワインと呼ばれています。 最も高貴なイタリアワインに数えられるDOCGブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。 ブルネッロから造られるイタリア最高級ワインのひとつです。
~10,000円
ティニャネロ
ティニャネロは、イタリアで初めてサンジョヴェーゼの熟成に小樽を使用し、サンジョヴェーゼ、カベルネ、ソーヴィニヨンをブレンド、凝縮感としなやかさを兼ね備えたエレガントなワインです。 色は紫がかったルビーレッドで、香りは濃密なブラックベリーなどのアロマから、ハーブのニュアンスが混じり合い、チョコレートやたばこの風味が加わります。口にふくむと果実のうまみがあふれ、まろやかなタンニンとはつらつとした酸が心地よく余韻へと導きます。
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ
世界中のワインラヴァーが愛してやまないイタリアの最高級赤ワインです。 ヴェネト州のヴェローナ地区で限られた生産者がごく少量生産し、かつては王侯貴族しか口にできなかったと言われるほど贅沢に造られた稀少なワインです。
バルバレスコ
バローロと並んでイタリアを代表する銘柄、DOCGバルバレスコ。 バローロは赤ワインの「王様」、そしてバルバレスコは「女王」と呼ばれています。
テッレ・デル バローロ
イタリアワインの王様、DOCGバローロです。 イタリアの公式行事にも使用される高級赤ワインです。 樽で熟成する場合、法的に定められた期間は1年半ですが、バローロは2年間熟成させるのが伝統です。
キャンティ・クラッシコ
黒い鶏のマークが目印のキャンティ・クラッシコ。 イタリアで最も有名なサンジョヴェーゼ主体のワインであるキャンティから、 歴史的な生産エリアだけを独立させたのがDOCGキャンティ・クラッシコです。
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ
「モンテプルチアーノの高貴なワイン」という意味のDOCGヴィーノ ノービレ ディ モンテプルチアーノ。 アンティノリ家がトスカーナの銘醸地モンテプルチアーノで造っています。