ドイツワインの買取人気おすすめランキング
エゴン・ミュラー
エゴン・ミュラーは、モーゼル地方最良の畑で熟したリースリングを選別し、独自の厳しいハードルを設け徹底して納得のいくワイン造りを継承しています。 「カビネット」は遅摘み直前の完熟したぶどうから造られ、やや辛口寄り、甘く上品なアロマと力強い酸の調和が見事です。「シュペートレーゼ」は、過熟のぶどうを使い、濃厚で豊かな香りが奥深いです。そして、「アウスレーゼ」は過熟ぶどうと貴腐ぶどうのミックスで、濃密ながら気品があります。いずれも熟成するほどに複雑味が増します。
ピーロートブルー
ホーム・ワイン・テイスティングという消費者革命を起こしたピーロートは伝統を守りながらも革新的なワイン造りをしています。かつてナーエ地域のグラスは、制作工程、ミネラルの影響で青緑色でした。この伝統的なグラスがピーロート家で発見されたことから印象的なロイヤルブルーのワインボトルが生まれました。 フルーティで華やかな香り、果実とはちみつのようなまろやかな甘みがありますが、後口はすっきりしています。フレッシュでさわやかな余韻が心地よい上質な白ワインです。
シュタインベルガー
ドイツ伝統中随一の銘醸といわれるシュタインベルガーは、品質第一をモットーにクオリティを追求し続けています。 シュタインベルガーは、口に含むと豊富なミネラルが感じられ、花や柑橘系の華やかな香りが広がる甘口ワインです。ラインガウ独特の深みがあり引き締まった酸、濃厚で力強く、貴族的な気品を持っています。甘さが後をひくことなく、バランスがとれた透明感があります。等級が高いものは熟成を要し数十年の寿命を持ちます。
ベルンハルト・フーバー
ベルンハルト氏が1987年、当時加盟していた協同組合を脱退し、立ち上げた醸造所がベルンハルト・フーバーです。ピノ・ノワールの栽培に心血を注ぎ、たった20年ほどで権威あるワインガイド「ゴーミヨ」で2008年度最優秀醸造家賞を受賞しています。ベルンハルト氏は2014年に他界されましたが、現在は、息子のユリアン氏がその意志を受け継ぎすばらしいワインが造り続けられています。 ベルンハルト・フーバーの白は、新樽の風味に負けることのない力強い果汁味と圧倒的なうまみを持っています。透明感がありながら厚みのある辛口です。
ドクターターニッシュ
ターニッシュ家は、ドイツで高い地位を指す畑「ドクトール(ドクター)」の所有者です。その名は、14世紀に重病だったトリアー大公をこの地のワインにより快癒させたことに由来します。 接ぎ木のされていない樹齢の高いぶどうを手摘みで収穫、選果し、木樽で熟成された白ワインは、りんごやパイナップルのような甘い風味、エレガントな花の香りもあります。上品ながらいきいきとした酸と豊かなミネラルが感じられ、重なり合うフレーバーとともに余韻へと続きます。
ツィント・フンブレヒト
生産年や畑によって異なる個性を見せてくれながら完成度に妥協のないツィント・フンブレヒトのワインは、本格的なビオディナミ農法によります。 「リースリング」は、豊かな香りと凝縮した果実味がエレガントにまとまっています。「ピノグリ」は、甘い香りが立ち、なめらかな口当たり、厚みある味わいです。「ケヴェルツ」は果実と花の豊かな香り、タンニン、酸、ミネラルが複雑にからみあっています。いずれもテロワールと品種の特性が明確に体現されたすばらしいワインです。
ヨゼフ・クリストフェル
ヨゼフ・クリストフェルの畑のぶどうは、すべて接ぎ木のない古樹です。接ぎ木のしていない木は生産量が少ないですが高品質のぶどうが成ります。 ていねいに時をかけて作られたヨゼフ・クリストフェルのワインは、ズースレゼルヴのような糖分添加も一切行われていませんが、いずれも極上の甘口ワインです。熟成したリースリングらしい香り、きれいな酸、凝縮されたミネラル感と果実の甘みが感じられます。喉に心地よく流れていく至福のワインです。
ドクター・ローゼン
ドクター・ローゼンのワインは、接ぎ木をしていない樹齢50年以上の古樹を使い、化学肥料を一切使用せず、有機肥料を用いた昔ながらの素朴な醸造法で造られます。 ドクター・ローゼンの白は、どれもさわやかな辛口で、きれいな酸とミネラルを感じます。優しくもしっかりとした複雑な味わい、甘い蜜のような花の香り、スパイシーな香り、いずれのシリーズも当主が語る「喜びの感じられるワインを造り続けたい」のことば通りのワインです。
ファミーユ・ヒューゲル
ファミーユ・ヒューゲルは、1639年創業時から、13代目にあたる今も、100%家族経営です。所有する70エーカーの土地、ほとんどが特級畑で高品質なワインを作り続けています。また、契約農家からもぶどうを購入しています。 黄色いラベルの白は、ゲヴュルツトラミネール、リースリング、ピノ・グリ、ミュスカ、ピノ・ブランなどすべての品種が、樽香をつけず糖分添加もしていません。無駄に飾らずピュアな品種独自の特性が如実に感じられます。辛口で高貴なワインです。
フリードリッヒ・ベッカー
フリードリッヒ・ベッカー氏は、貴腐ワインを多く産出していた協同組合から1973年に独立して自らが大好きなピノ・ノワール造りに尽力、たった20年でドイツのピノ・ノワールのトップに立ちました。 赤・白ともに、目標に掲げるのは「世界一エレガントなワイン」、そのことば通り近年は、白ワインも注目されています。新しいリースリングの「ムッシェルカルク」はヴィノムで最優秀辛口リースリングにも選ばれました。赤、白いずれも充実した果実味と上品な香り、幸福な余韻が長く続きます。