
ブッカーズ

アルコール度数は64度と高いですが、フルーティな味わいとオークの樽香にナッツを感じる飲みやすいバーボンウィスキーです。 ブッカーズは、6~8年熟成した樽から厳選した原酒をヴァッティング(複数のウイスキーの混和)します。割水や濾過などは一切行われません。そのため、ボトリングされたウイスキーは製造年によって香りや度数が微妙に違いますが、それもバーボンファンを魅了する一因です。フルーティさ、ほろ苦さ、力強い味わい、豊かな余韻、さすが200年を超えるビーム家の真のバーボンです。

パピーヴァンウィンクル ファミリーリザーブ 20年

とうもろこしと小麦のみを使用、ライ麦は用いないパピーヴァンウィンクル ファミリーリザーブ 20年は、バーボンとしてはめずらしい長期熟成ものです。手造りにこだわり、年1回のリリース、手に入りにくい特別なウイスキーです。 パピーヴァンウィンクル 20年は、1997年のTHE WORLD SPIRITS CHAMPIONSHIPプラチナメダルを受賞しています。力強さとまろやかさ、上品で芳醇な甘さ、長く続く余韻が心地いいです。シガーとの相性もすばらしいです。

ミクターズ 20年

1753年創業という歴史あるミクターズは、アメリカの独立戦争時に兵士が暖を取るため愛飲したといわれているウイスキーです。 ミクターズは手間もコストもかかっています。原材料は最高レベルの穀物、貯蔵する樽は、軽く焦がした上に、強く焼くという二段階処理を行うことで糖分が凝縮されます。さらに味を良くするために、貯蔵庫を加熱します。蒸発で減った原酒は、低いアルコール度数で貯蔵するので多くの樽が必要になります。コストをかけ、ていねいに造られた最高品質のウイスキーがミクターズ20年です。
オールドリップ ヴァンウィンクル 15年

Handmade Bourbonと表記されているとおり、丁寧に造られたウイスキーです。そのため年間の販売数が少なく、ボトルにはボトルナンバーが手書きされています。 材料はとうもろこし、小麦、そしてライ麦は使わず大麦が使われています。そのためか、ほんのり焼きたてパンのような甘い香りを感じます。アルコール度数が53.5%あるので最初は強さがきますが、次に濃い甘みがきます。清涼感もあり、のどごし良く、余韻が長く続きます。骨太で複雑な味わいです。
ワイルドターキー 12年

厳選された樽で熟成し、酒齢12年以上の原酒をボトリングした貴重なウイスキーがワイルドターキー12年です。現在、ワイルドターキーの商品ラインナップに12年はすでにありません。稀少なバーボンウイスキーです。 ワイルドターキー 12年は、内側を深く焦がした樽から生まれた豊かな琥珀色と香りが特徴的です。ダークフルーツやアーモンドを感じる芳醇な香りと、バニラのようなコクを感じる甘さ、ブドウのフルーティさ、スパイシーな味わいに風格を感じます。
エヴァンウィリアムス 23年

エヴァン・ウィリアムスはケンタッキーストレートバーボンで世界第2位の販売量を誇ります。 エヴァンウィリアムス 23年は、ダークフルーツやキウイなどの酸味、バニラやキャラメルのような甘みや風味が感じられます。クローブなどのスパイシーさもあります。バーボンで23年という長期熟成は、美味しさのバランスを保つことが難しいため、あまり出回っていません。樽香ファンにもおすすめしたい長期熟成による味わいあるウイスキーです。アルコール度数が53.5%あるのでしっかりした刺激も楽しめます。
ブラントン

ブライトンは、5~8年熟成のややとろみが感じられるプレミアムバーボンです。またボトルは、八面体・球状が美しく、ボトルキャップのサラブレッドが特徴的です。サラブレッドは8種類あり、並べると駆け抜ける姿になっています。 口にふくむとドライフルーツなどの甘みとシナモンのような香りを感じます。かすかなスパイシーさもあります。熟成のピークを迎えたものだけを選んでボトリングされるので芳醇で濃密、重厚でエレガントな味わいです。バニラとオークの余韻が続きます。
メーカーズマーク

ブライトンは、5~8年熟成のややとろみが感じられるプレミアムバーボンです。またボトルは、八面体・球状が美しく、ボトルキャップのサラブレッドが特徴的です。サラブレッドは8種類あり、並べると駆け抜ける姿になっています。 口機械まかせにせず、人の手でていねいに、そして6~7年じっくり熟成を待って造られたメーカーズマークははちみつのような琥珀色をしています。 口にふくむと、オレンジ、ハチミツ、バニラのやさしい香りが立ち、オーク樽、キャラメル、バニラが複雑に調和して厚みのある味わいです。メーカーズマークはライ麦の代わりに上質な冬小麦を使用していることで、やさしい口当たりと、ふんわりした甘みがあります。余韻は柔らかく、しなやかに続きます。ロックやハイボールがおすすめです。
IWハーパー 12年

バーボンウイスキーは、原料の半分以上がトウモロコシであることが定義されていますが、IW.ハーパーのトウモロコシの比率は86%です。それが、やわらかな甘味と心地よい口当たりを生み出しています。 12年という長期熟成を経たハーパーは、なめらかで深みがあります。またアルコール度数が43度と低めなので飲みやすいです。口に含むと、さわやかな辛みが来ますがすぐに甘みと穀物系の香ばしい風味が広がります。のどごしが心地いいです。
ジムビーム

1795年創業のジムビームは1973年以降、バーボンウイスキーでは世界売上No.1を独走しています。 バニラやキャラメルの甘い香り、コーンの香ばしさ、ほのかな樽香が特徴的です。軽やかでいて丸みのある口当たり、後味はキレがあります。ジムビームは炭酸との相性がよいのでCMでも有名なハイボールがおすすめです。また、ストレートで味わうとジムビーム本来の芳醇な香りと甘みが楽しめます。水割りならジムビームの個性をなくすことなく自分好みの味を見つけられます。