焼酎の高級銘柄
高級焼酎にはこだわりの原材料が使われています。
焼酎の原材料には麦や芋、米など多様な種類があることが特徴です。
高級焼酎には焼酎造り専用の希少な品種が用いられることが多です。
なかでも気候や土壌環境などが良質な土地で栽培された特に品質の良いものが使用されています。
その中でも高級焼酎を価格帯別にご紹介します。
※価格はオークションの落札価格を参考にしています。
1,000円~3,000円
天使の誘惑
ブランデーのような濃厚な風味を楽しめる長期熟成芋焼酎です。 樫樽・シェリー樽で熟成された原酒は琥珀色を帯び、芋のクセが抜けた甘味と旨味がギュッと凝縮された香りと味わいを感じることができます。 世界的な蒸留酒の品評会にて初めて芋焼酎として金賞受賞した銘品です。 ストレートやロックで飲むとゆっくりと熟成による風味と余韻をお楽しみいただけます。
兼八
原材料の個性を存分に引き出した麦焼酎です。麦本来の香りと味わいを最大限に引き出す伝統の製法を採用。 麦チョコを思わせるような深い麦の香ばしさと甘味は、これまでの麦焼酎にはない強いコクを感じさせます。どっしりと重みのある麦焼酎を飲みたい方におすすめです。
伊佐美
芋の強い風味を楽しめる元祖プレミアム焼酎です。 芋焼酎ファンから非常に高い評価を受けており、これぞ芋焼酎というような芋のコクと甘味を堪能することができます。 芋の主張ははっきりとしていますが、キレのある後味があるので飲み飽きしません。
青酎 芋
東京の秘境 青ヶ島でつくられる幻の焼酎です。 伊豆諸島の南に位置する青ヶ島では、代々受け継がれてきた焼酎造りの技術が今でも受け継がれています。 芋の甘さと麦麹仕込みの香ばしさが際立つ芳醇な味わいと、青酎独特のオイリーで少し野性味のある風味が飲むものを惹きつけます。 青ヶ島には青酎の生産者が複数いてそれぞれ生産している銘柄が違いますので、飲み比べをしてみるのもおすすめです。
野うさぎの走り
日本酒の吟醸酒を思わせる味わいの米焼酎です。 甕壺熟成させた米焼酎の古酒ともち米焼酎をブレンド。 ドライですっきりとした味わいの中に感じるナッツやミネラル感が味わいに輪郭を持たせ、麹や米由来のほのかな甘味を浮かび上がらせます。 温度によってさまざまな変化が起きるので、ぜひ複数の飲み方でお楽しみください。
3,000円~10,000円
魔王
非常になめらかで透明感のある味わいのプレミアム芋焼酎です。オレンジなどの柑橘を思わせる爽やかさと、蒸した栗のような芳醇さ。 爽快感と芋のコクをバランスよく感じられる気品の良さが感じられます。3Mの一角を担う現在でも衰え知らずの人気銘柄です。
村尾
深いコクが感じられるプレミアム芋焼酎です。甕壺を使った発酵・熟成による伝統製法が醸し出す芋の深い味わいが特徴。 芋の甘味や香ばしさがしっかりと感じられ、それでいて口当たりはふくらみがありまろやかです。さすがは3Mのうちのひとつともいえるほど上質な味わいに圧倒されます。一度は飲んでみたい入手困難な芋焼酎の銘柄です。
百年の孤独
樽熟成によってふくらみのある味わいに変化した麦焼酎です。ホワイトオークでの熟成により琥珀色に変化した麦焼酎からは、ココナッツやバニラを思わせるような甘い風味があります。 味わいはやさしい印象ですが、リッチで複雑な風味が余韻に続きます。高級ウイスキーにも似た、心地よい後味をぜひゆっくりとお楽しみいただけます。
佐藤 黒
しっかりとした力強さを感じる芋焼酎です。黒麹仕込みの強いボディが大きな特徴。 芋のパンチのある甘味とゆっくり伸びていく旨味、濃醇な味わいながらも熟成による繊細な飲み口も兼ね備えています。芋の強い風味をふわりと柔らかく楽しめるお湯割りで飲むのがおすすめです。
侍士の門
昔ながらの原材料・製法にこだわった芋焼酎です。 明治時代に栽培されていたさつま芋と、大正時代で栽培が途絶えた幻の酒米「白玉米」を原料に使用。 昔ながらの甕仕込み製法によって、やわらかな芋の風味と甘味・旨味のある芋焼酎に仕上がりました。 伝統の芋焼酎の味わいを楽しめる貴重な1本です。
Grand Cru 酒酒楽楽
圧倒的なこだわりを貫いた至高の芋焼酎です。主原料のさつま芋と麹に使われる米は気候と土壌環境の優れた「特級畑」の中の、さらに出来の良いものだけを使用。 メロンや花のような優美さの中に潜むスパイスの香り、とろりとした食感が口の中に溶け込み、洗練された非常に長い余韻が鼻腔を抜けていきます。 商品に専用グラスが付属されており、徹底的な芋焼酎への愛が垣間見える最高峰の焼酎です。
10,000円~
森伊蔵
丸みを帯びた優雅な味わいのプレミアム芋焼酎です。クセのないさらりとした口当たりがあり、ほんのり甘い芋の風味を豊かに感じることができます。 3Mのひとつであるプレミアム焼酎で、焼酎ブームが落ち着いた今でも高額取引が続いています。少量生産にこだわった、芋焼酎の概念を変えるほどの逸品。