ギルビージン買取

1857年にギルビー兄弟がロンドンのソーホーにてW&Aギルビー社を設立し、南アフリカからワインを輸入、販売のビジネスを開始しました。そして100年経った1872年、ジンの発展の契機ともされた連続蒸留器の急速な進歩に伴い、イギリスで純度の高いドライジンが拡大していきました。それに伴いギルビー社でもカムデンタウンにジンの蒸留所を建設し、ギルビー家秘伝のレシピを用いて、同社オリジナルのドライジン「ギルビージン」を完成させました。現在ギルビーブランドとして取り扱われるジンが誕生しました。
経営陣が創業者の息子たちに引き継がれ、1895年にはギルビージンの販売をさらに強化し、1908年の英仏博覧会におけるスペインロイヤルのグランプリを含め数々の賞を受賞しました。名実ともにイギリスのリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。しかし、ギルビー社は英国ディアジオ社の傘下に入り、世界50カ国でギルビージンやギルビーウォッカが販売されるようになりました。日本ではキリンビール株式会社が2007年に輸入及び国内販売権を取得し、販売を開始しました。