中国酒は大きく分けて「蒸留酒」「醸造酒」「混成酒」の3つの種類に部類されます。
それぞれが長い歴史を持ち、文献の中にも登場するなど様々なエピソードを持っています。
蒸留酒は、高粱、とうもろこし、小麦、米などを原料として作られています。無色透明でアルコール度数は極めて高く、独特な香りと風味を持っている白酒です。 主に有名なのがマオタイ酒で、中国南部の貴州省仁懐県茅台という地域で18世紀頃より長期間熟成をさせ、作られてきた蒸留酒だそうです。
混成酒は、薬味酒や果実酒などで、食前酒や寝酒として気軽に楽しめるお酒です。
薬味酒としては、五加皮酒というお酒が他を圧倒しているそうですが果実酒では、フルーティーなお酒が様々あるため主に女性に人気があります。
醸造酒は、もち米、黄米、黍などで製造され、濃黄色であることから黄酒とも言われています。 日本酒と同じくらいの度数で口当たりは爽やかなため食中酒として飲まれる方が多いそうす。
中国酒は名のとおりで、アルコール度数も高くあまり日本では馴染みのないお酒ですが最近ではその中国酒を好んで飲まれる日本の方も多くなってきているそうです。