最近、ウイスキーに興味を持ち始めた方にとって、サントリーウイスキーの定価情報は重要な購入の判断材料となります。
山崎や白州、響といった人気銘柄の価格改定が続く中、実際の定価がいくらなのか把握しておくことで、適正価格での購入が可能になります。
この記事では、2025年最新のサントリーウイスキー各銘柄の定価と値上げ情報を詳しくご紹介します。
【2025年最新】サントリーウイスキー値上げ情報まとめ！山崎・白州・響などの定価は？
サントリーウイスキーは、日本を代表するジャパニーズウイスキーとして国内外で高い評価を受けています。
特に山崎や白州、響といったプレミアムウイスキーは、世界的なコンペティションでも数々の賞を受賞し、その品質の高さが認められています。
しかし近年、原材料費の高騰や需要増加により、これらの人気銘柄は度重なる価格改定を実施しています。
2024年4月1日より希望小売価格が変更
2024年4月1日、SUNTORYは主要ウイスキー銘柄の価格改定を実施しました。
対象となったのは山崎、白州、響をはじめとする国産ウイスキーと、マッカランやボウモアなどの輸入ウイスキーです。
価格改定の背景には、原材料費や物流コストの上昇、そして世界的なウイスキー需要の拡大があります。山崎〔税別〕4,500→7,000（＋56%）、山崎12年 10,000→15,000（＋50%）、山崎/白州/響30年 160,000→360,000（＋125%）等、商品により値上げ率は異なります。
特に熟成年数の長い銘柄ほど値上げ幅が大きく、コレクターや愛好家にとっては大きな影響を与えています。
サントリーは「品質維持と安定供給のための必要な措置」と説明しており、価格設定は今後の市場動向等により変更される可能性があります。これらの価格改定情報を詳しく知りたい方は、以下のページでご確認いただけます。
【銘柄別】主なサントリーウイスキーの定価一覧
サントリーウイスキーの主要銘柄の新定価を一覧でご紹介します。
人気の山崎、白州、響シリーズから、知多や碧Aoまで、各銘柄の最新価格情報を確認できます。
定価と実勢価格には大きな差があることが多く、特に希少性の高い銘柄は定価の数倍で取引されることもあります。
購入を検討される際は、正規販売店での抽選販売や予約販売の情報をこまめにチェックすることをおすすめします。
山崎（NV・12年・25年など）の新定価
日本を代表するシングルモルトウイスキーとして世界的に高い評価を受けている山崎シリーズです。
サントリーウイスキーの中でも特に人気が高く、ノンエイジ（NV）で7,700円（税込）、12年は16,500円（税込）、18年は60,500円（税込）、25年は396,000円（税込）となっています。
特に山崎12年以上の熟成品は入手困難で、実勢価格は定価を大きく上回っています。山崎の人気と希少性についてさらに詳しく知りたい方は、次のページもご参照ください。
白州（NV・12年・18年など）の新定価
森の蒸溜所で造られる白州は、爽やかな味わいが特徴で、ハイボールにも最適と言われています。
白州シリーズの新定価は、ノンエイジが7,700円（税込）、12年が16,500円（税込）、18年が60,500円（税込）、25年が396,000円（税込）です。
響（JAPANESE HARMONY・30年など）の新定価
SUNTORYの最高峰ブレンデッドウイスキーである響シリーズです。
JAPANESE HARMONYが8,250円（税込）、ブレンダーズチョイスが13,200円〔※〕（税込）、21年が60,500円（税込）、30年が396,000円（税込）となっています。
響17年の価格推移について詳しくは、以下のページでご紹介しています。
知多・碧Aoの新定価
グレーンウイスキーの知多は6,600円（税込）、世界5大ウイスキーをブレンドした碧Aoは6,600円（税込）です。
これらは比較的入手しやすく、サントリーウイスキーの入門としてもおすすめです。
サントリー輸入ウイスキー（マッカラン・ボウモア・ラフロイグなど）の定価も上昇
サントリーが輸入するスコッチウイスキーも価格改定の対象となりました。
円安の影響や原産地での価格上昇により、輸入ウイスキーの値上げ幅は品目によって異なりますが、大きい傾向があります。
特にマッカランシリーズは世界的な人気により、定価自体が高額になっており、12年（シェリーオーク）で14,850円（税込）※2024年4月改定時点の価格、18年で68,200円（税込）という価格設定です。
ボウモアやラフロイグといったアイラモルトも、それぞれ特徴的な味わいで根強い人気があり、価格改定後も需要は衰えていません。
これらの輸入ウイスキーは、国産ウイスキーとはまた違った個性を楽しめるため、ウイスキーの世界を広げたい方におすすめです。
マッカラン(12年・18年・30年)の新定価
シングルモルトのロールスロイスと称されるマッカランです。
12年（シェリーオーク）が14,850円（税込）※2024年4月改定時点の価格、ダブルカスク12年が10,890円（税込）、18年が68,200円（税込）、30年が605,000円（税込）となっています。
マッカランの人気ランキングについては、こちらのページで詳しくご紹介しています。
ボウモア(12年・15年・25年)の新定価
アイラモルトの女王と呼ばれるボウモアは、スモーキーさと海の香りが特徴的です。
ボウモアの新定価は、12年が7,260円（税込）、15年が13,156円（税込）、18年が18,480円（税込）、25年が99,792円（税込）です。
ラフロイグ(10年・セレクト)の新定価
強烈なピート香が特徴のラフロイグは、好き嫌いが分かれますが、熱狂的なファンも多い銘柄です。
ラフロイグ10年は8,151円（税込）、ラフロイグ セレクトは5,819円（税込）となっています。
人気の角瓶やオールドなどサントリーの定番ウイスキーの定価
サントリーの定番ウイスキーは、日常的に楽しめる価格帯で長年愛され続けています。
角瓶やオールドといった銘柄は、日本のウイスキー文化を支えてきた存在であり、現在も多くの方に親しまれています。
これらの定番商品も原材料費の高騰により価格改定が行われましたが、比較的手頃な価格設定が維持されており、ハイボールやロックで気軽に楽しむことができます。特に角瓶は、その飲みやすさと手頃な価格から、ウイスキー初心者にもおすすめの一本です。
サントリーの定番ウイスキーは、全国のスーパーやコンビニエンスストアでも購入可能で、入手しやすいのも大きな魅力です。
サントリーウイスキー 角瓶
山崎と白州の原酒をバランスよくブレンドした角瓶は、日本で最も親しまれているウイスキーの一つです。
角瓶の定価は700mlで2,101円（税込）です。ハイボールにすると爽快な味わいが楽しめます。
サントリーウイスキー オールド
丸みのある味わいと、特徴的なダルマボトルで親しまれています。オールドの定価は700mlで2,475円（税込）となっています。
サントリーウイスキー スペシャルリザーブ
白州モルト原酒を使用した、華やかで上品な味わいが特徴です。スペシャルリザーブは700mlで3,300円（税込）です。
サントリーウイスキー ローヤル
創業者・鳥井信治郎の理想を追求したブレンデッドウイスキーで、まろやかな味わいが楽しめます。ローヤルの定価は700mlで4,290円（税込）です。
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なぜサントリーウイスキーは値上げが続くのか？3つの理由を解説
サントリーウイスキーの値上げは、単なる企業の利益追求ではなく、複雑な要因が絡み合った結果です。
世界的なウイスキー市場の変化、生産体制の強化、そして経済環境の変動など、さまざまな要因が価格に影響を与えています。
ここでは、値上げが続く主な3つの理由について詳しく解説します。
理由1：世界的なジャパニーズウイスキーの需要拡大と原酒不足
ジャパニーズウイスキーは、2000年代以降、世界的なコンペティションで数々の賞を受賞し、その品質の高さが認められています。
特にサントリーの山崎や白州、響は、国際的な評価が高く、世界中のウイスキー愛好家から注目を集めています。
需要の急激な拡大に対して、ウイスキーの熟成には長い年月が必要なため、供給が追いつかない状況が続いています。例えば、12年物のウイスキーを増産するには、最低でも12年前から準備が必要となります。この需給バランスの崩れが、価格上昇の大きな要因となっています。
サントリーは増産体制を整えていますが、品質を維持しながらの増産には限界があり、当面は需要と供給のギャップが続くと言われています。
理由2：品質向上のための蒸溜所への設備投資
サントリーは、増大する需要に対応し、さらなる品質向上を目指して、蒸溜所の設備投資を積極的に行っています。
山崎蒸溜所や白州蒸溜所では、新たな蒸溜器の導入や貯蔵庫の拡張など、大規模な設備更新が進められています。
これらの設備投資には莫大な費用がかかり、その投資回収のためにも価格改定が必要となっています。また、熟練の職人の育成や技術継承にも投資を行っており、長期的な品質維持のための取り組みが価格に反映されています。
品質へのこだわりと安定供給の両立は容易ではありませんが、サントリーは日本のウイスキー文化を守り、発展させるための投資を続けています。
理由3：原材料や輸送コストの世界的な高騰
ウイスキー製造に必要な大麦やトウモロコシなどの原材料価格が、世界的に高騰しています。
気候変動による収穫量の減少や、バイオ燃料需要の増加などが原因となっています。
また、ウイスキーの熟成に使用する樽の価格も上昇しています。特にシェリー樽やバーボン樽は入手困難になっており、コストが大幅に増加しています。さらに、エネルギーコストや物流コストの上昇も、製品価格に影響を与えています。
これらのコスト上昇は世界的な傾向であり、サントリーだけでなく、世界中のウイスキーメーカーが直面している課題です。
今後のサントリーウイスキーの定価はどうなる？2025年以降の価格を予測！
2025年以降のサントリーウイスキーの価格動向について、市場関係者の間では様々な見方があります。
世界的なウイスキー需要は依然として高く、特にアジア市場での成長が続いています。
原材料費や物流コストの高止まりも続いており、価格が下がる要因は少ないと言われています。
一方で、サントリーは生産体制の強化を進めており、中長期的には供給量の増加が期待されています。
サントリーが輸入する他のウイスキーも値上げへ
サントリーが輸入販売するスコッチウイスキーやアメリカンウイスキーも、今後さらなる価格改定が予想されています。
円安傾向が続く限り、輸入コストは高止まりし、それが販売価格に反映される可能性が高いです。
特にマッカランやボウモアなどの人気銘柄は、原産地での価格上昇も続いており、二重の値上げ圧力にさらされています。輸入ウイスキーを楽しみたい方は、早めの購入を検討することをおすすめします。
為替相場の動向次第では、急激な価格上昇もあり得るため、お気に入りの銘柄は在庫があるうちに確保しておくのも一つの方法です。
ニッカウイスキーなど国内他社も追随する可能性
サントリーの価格改定に続き、ニッカウイスキーやキリンなど、国内の他のウイスキーメーカーも価格改定を実施する可能性があります。
原材料費の高騰や需要増加は業界共通の課題であり、各社とも対応を迫られています。
特にニッカウイスキーの余市や宮城峡も人気が高く、サントリーと同様に需給バランスの問題を抱えています。業界全体での価格上昇傾向は、今後も続くと予想されています。
サントリーウイスキーはどこで買うのが一番お得？定価購入のコツ
サントリーウイスキーを定価で購入するには、いくつかのコツがあります。
人気銘柄は品薄状態が続いており、定価での入手は困難ですが、正しい情報と購入方法を知ることで、チャンスを広げることができます。
ここでは、定価購入のための具体的な方法をご紹介します。
抽選販売や数量限定商品の入手方法
人気のサントリーウイスキーは、多くの場合、抽選販売で提供されています。
正規販売店や百貨店、オンラインショップなど、様々なチャネルで抽選が実施されており、それぞれに特徴があります。
抽選に参加する際は、複数の販売チャネルに応募することで当選確率を上げることができます。ただし、転売目的での購入は控え、本当に楽しみたい方のための制度であることを理解して参加しましょう。
また、抽選情報は各販売店のSNSやメールマガジンで告知されることが多いため、こまめにチェックすることが重要です。
サントリー公式サイトでの会員向け抽選
サントリーの公式サイトでは、会員限定の抽選販売が実施されることがあります。実施頻度や対象商品は時期により異なります。
会員登録は無料で、メールアドレスがあれば簡単に登録できます。
百貨店・専門店での店頭抽選や予約販売
大手百貨店では、年末年始や父の日などの贈答シーズンに合わせて、サントリーウイスキーの抽選販売を実施しています。
店頭での抽選申し込みが必要な場合が多く、直接足を運ぶ必要がありますが、当選確率は比較的高いと言われています。
量販店アプリを利用したWEB抽選イベント
大手量販店のアプリでは、会員限定のWEB抽選を実施しています。
スマートフォンから簡単に応募でき、当選通知もアプリで確認できるため便利です。
クレジットカード会員や百貨店カード向け限定抽選
特定のクレジットカード会員や百貨店カード会員向けに、優先的に抽選販売が行われることがあります。
カード会員の特典として提供されるため、一般の抽選よりも当選確率が高い傾向にあります。
免税店や海外での購入チャンス
海外旅行の際、免税店でサントリーウイスキーを購入するのも一つの方法です。
免税価格で購入できるだけでなく、国内では入手困難な限定品が販売されることもあります。
ただし、持ち帰り数量には制限があり、また国によって販売されている銘柄が異なるため、事前に情報収集することが大切です。特にアジアの主要空港では、日本のウイスキーが人気のため、品揃えが充実していることが多いです。
空港免税店での限定販売や先行販売の情報
空港の免税店で取り扱われる商品がある場合があります。
出国時だけでなく、帰国時にも購入できる場合があるため、両方チェックすることをおすすめします。
免税購入における数量制限や持ち帰りルール
免税での購入には、アルコール類は760ml×3本までという制限があります。
また、国によって持ち込み制限が異なるため、渡航先の規制を事前に確認しておく必要があります。
ネット通販を利用する際の注意点
インターネット通販は便利ですが、サントリーウイスキーの購入には注意が必要です。
人気銘柄は定価を大きく上回る価格で販売されていることが多く、適正価格かどうかの見極めが重要です。
また、偽物や並行輸入品のリスクもあるため、信頼できるショップから購入することが大切です。購入前に、ショップの評価や口コミを確認し、不審な点がないか慎重に判断しましょう。
定価販売とプレミア価格の見極め方
定価を確認するには、サントリー公式サイトで最新の価格を確認することが重要です。
市場価格と比較し、あまりにも高額な場合は購入を見送ることも選択肢の一つです。
信頼できるショップや業者を見分けるポイント
信頼できるショップは、会社情報が明確で、古物商許可番号が記載されています。
また、返品・交換ポリシーが明確で、カスタマーサポートが充実していることも重要なポイントです。
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値上げでサントリーウイスキーの価値はどう変わる？今後の付き合い方
サントリーウイスキーの継続的な値上げは、単なる価格上昇以上の意味を持っています。
希少性の高まりとブランド価値の向上により、ウイスキーは嗜好品から投資対象としても注目されるようになりました。
この変化を理解し、賢明な選択をすることが重要です。
お手持ちのサントリーウイスキーも、購入時より大幅に価値が上昇している可能性があります。現在の市場価値を正確に把握することで、飲むか保管するか、あるいは売却するかの判断材料になります。
JOYLABでは、オンラインで簡単に無料査定を受けられるサービスを提供しています。
定価での入手はさらに困難になる見通し
需要と供給のバランスを考えると、人気銘柄の定価での入手が難しい状況が続く可能性があります。
特に山崎12年以上や響17年などの熟成品は、生産量が限られているため、希少性がますます高まっています。
正規ルートでの購入を希望する場合は、抽選販売への継続的な参加や、信頼できる販売店との関係構築が重要になります。また、比較的入手しやすい銘柄から始めて、徐々にコレクションを増やしていくのも一つの方法です。
定価購入のチャンスを逃さないためには、最新の販売情報を常にチェックし、素早く行動することが求められます。
一方で中古市場での価格や買取相場は高騰傾向に
定価が上昇する一方で、中古市場での取引価格も連動して上昇しています。
特に終売品や限定品は、プレミア価格がつきやすく、投資対象としても注目されています。
買取相場も高騰しており、以前購入したウイスキーが購入価格を上回る査定額になることも珍しくありません。ただし、保管状態によって価値が大きく変わるため、適切な保管が重要です。
市場価値を維持するためには、直射日光を避け、温度変化の少ない場所で立てて保管することが基本です。また、箱や付属品も大切に保管しておくことで、買取時の評価が高くなります。
もし飲まないウイスキーがあれば「買取査定」も選択肢の一つ
贈答品でいただいたものの飲む機会がないウイスキーや、コレクション整理を考えている方は、買取査定を検討してみてはいかがでしょうか。
現在の市場価値を知ることで、適切なタイミングでの売却が可能になります。
JOYLABでは、サントリーウイスキーの買取に力を入れており、専門知識を持ったスタッフが適正価格で査定いたします。
無料査定も承っておりますので、まずは現在の価値を確認してみることをおすすめします。大切なコレクションの価値を正確に把握することで、今後の方針を決める参考になるでしょう。
サントリーの希少なウイスキーをお探しの方へ
サントリーの希少なウイスキーをお探しの方にとって、信頼できる販売店を見つけることは重要です。
正規品であることはもちろん、適正価格での提供と、充実したアフターサービスがある店舗を選ぶことが大切です。
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山崎、白州、響をはじめとする人気銘柄から、終売品や限定品まで、幅広いラインナップをご用意しています。
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サントリーウイスキーの値上げ情報を正しく知り、定価を理解しよう
サントリーウイスキーの価格動向は、単なる値上げという側面だけでなく、世界的な需要拡大やブランド価値の向上を反映したものです。
定価を正しく理解することで、適正価格での購入判断ができるようになります。
評価が高い状況は継続する可能性があり、その価値は向上する見込みがあります。ただし、市場・為替・供給状況により変動する可能性があります。むしろ、世界的な評価の高まりとともに、その価値はさらに向上していくと考えられます。
購入を検討されている方は、最新の定価情報を確認し、信頼できる販売店での購入を心がけてください。また、お手持ちのウイスキーの価値を知りたい方は、ぜひJOYLABにご相談ください。
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