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シャンパンの値上げで買取価格はどう変わる?人気銘柄5選もあわせて解説

公開日 : 2026/06/09
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シャンパン

祝い事の贈答品として購入したシャンパンを、未開封のまま自宅で長く保管している方も多いのではないでしょうか。

近年はブドウ価格の高騰や世界的な需要拡大を背景に、各メゾンによるシャンパンの値上げが相次ぎ、シャンパーニュ市場は大きく変動しています。

本記事では、シャンパン値上げの動向や続く理由、人気銘柄5選の買取価格目安、高く売るためのポイントまで丁寧に解説しますので、ぜひ参考にしてください。

シャンパンの値上げはいつから?近年の動向

シャンパンの値上げは、ここ数年で消費者にとって身近な話題となりました。

ブドウ価格や輸送コストの高騰、世界的な需要の高まりなどを背景に、主要メゾンが断続的に定価の改定を進めています。

定価の上昇は中古市場や買取相場にも波及するため、シャンパンを所有している方にとっては気になるテーマです。

2024年以降に相次いで値上げ

シャンパン市場では2024年以降、複数のメゾンで価格改定が進められています。

ドン・ペリニヨン、ヴーヴ・クリコ、モエ・エ・シャンドンといった世界的に流通量の多いブランドでも、定価が段階的に引き上げられました。

背景には、ブドウや資材の調達コスト上昇、円安による輸入価格の上昇、そして世界的なインフレといった複合的な要因があります。

シャンパンの輸出価格は長期的に上昇傾向にあるとされており、シャンパーニュは「年々高くなる高級ワイン」として認識される傾向が強まっています。

国内でも以前より定価が高くなったと感じる場面が増えており、贈答用として購入する方の負担感も増しています。

また定価の上昇に伴い、中古市場や買取相場にも変化が生じており、同じ銘柄でも査定額が以前より底上げされるケースが見られます。これらの動きは一時的なものではなく、複数年にわたって継続している点が大きな特徴です。

【メゾン】:シャンパーニュ地方で自社ブランドのシャンパンを製造・販売する生産者・メーカーのこと。自社畑以外のブドウを使用する場合もある

2025年以降も続く価格上昇

シャンパンの値上げは2025年以降も継続する可能性があるといわれています。

その主な要因は、シャンパーニュ地方における収穫量の不安定さ、世界的な需要の偏在、そして関税や物流コストの変動です。

特に米国市場では関税の影響により流通価格に変動が生じており、日本を含む各市場の実勢価格にも影響を及ぼす可能性が指摘されています。

一方で、2024年の世界出荷量は前年比9.2%減の2億7,140万本に減少しており、需要が一服したという見方もあります。

定価上昇と実勢価格の不安定化が同時に見られる局面です。そのため、所有しているシャンパンを売却したいと考えている方にとっては、現在の査定額を確認しておくことが有効な選択肢のひとつとなります。

一部の人気銘柄や希少銘柄では高値で評価されるケースもあるため、現状の相場感を把握しておくと安心です。

シャンパンの値上げが続く3つの理由

シャンパンの値上げは、複数の要因が重なって長期的なトレンドとなっています。

特にブドウ価格の高騰、シャンパーニュ地方独自の供給制限、そして世界的な需要の動向という三つの観点が大きな影響を与えています。

ここからは、それぞれの背景についてくわしく解説していきます。

理由① ブドウ価格の高騰

シャンパンの値上げの大きな要因として、原料であるブドウ価格の高騰が挙げられます。

シャンパーニュ地方では栽培できるエリアや品種が法令によって厳しく定められており、原料を自由に増やすことができません。

近年は気候変動の影響で異常気象が頻発し、ブドウの収穫量や品質が年によって大きく変動しています。特に霜害や雨害による不作の年は、その後のヴィンテージワインや非ヴィンテージシャンパンの製造にも影響が及びます。

加えて、シャンパーニュ地方ではサステナブル農法への移行が進められており、農薬使用量の削減や有機栽培への切り替えに伴うコスト増も発生しています。

人件費の上昇や生産設備の更新費用なども重なり、ブドウの取引価格も上昇傾向にあるとされています。この原料価格の上昇分が、最終的にシャンパンの定価へと反映されているのです。

栽培エリアの拡張が制度的に難しいシャンパーニュ地方では、コスト上昇を生産量の拡大で吸収することが困難であり、価格転嫁が起きやすい構造になっています。

理由② シャンパーニュ地方の供給制限

シャンパンと名乗ることができるのは、フランス・シャンパーニュ地方で定められた厳格な基準を満たすスパークリングワインのみです。

このルールにより、世界中で人気のあるシャンパンも、生産量を急激に増やすことができません。

シャンパーニュ地方では、毎年の収穫可能量や収量上限などが管理されています。これは需要が増えても安易に増産せず、ブランド価値と品質を維持するための仕組みです。

長期熟成を必要とするヴィンテージシャンパンやプレスティージュ・キュヴェは、出荷までに数年単位の時間を要するため、流通量を短期的に増やすことは現実的ではありません。

結果として、世界的な需要が高まると供給がひっ迫し、定価とともに二次流通価格も上昇しやすい構造となっています。

希少性が高い銘柄ほど市場での価格は上振れする傾向があり、シャンパン全体の値上げを下支えする要因となっているのです。希少銘柄や状態の良い人気銘柄では、価値が維持されやすいケースがあります。

【キュヴェ】:ワイン造りで、特定のブレンドや仕込み、またはその完成品を指す用語

【プレスティージュ・キュヴェ】:メゾンが手がける最高峰に位置づけられる特別なシャンパンの総称

理由③ 世界的な需要拡大

シャンパンの値上げが続く三つ目の理由として、世界的な需要の動向があります。

2022年にはコロナ禍からの反動でいわゆるリベンジ消費が加速し、世界出荷量は3億2,600万本に達しました。

その後、インフレや消費者心理の変化、欧米市場の景気減速などにより需要は減速し、2024年の出荷量は2億7,140万本まで落ち込んでいます。

しかし、定価そのものは下がっておらず、長期的に見ればシャンパンの需要は依然として高い水準で推移していると評価されています。新興国市場や日本国内のラグジュアリー需要、ナイトシーンでの根強い人気などが、メゾン側の価格設定を支えています。

一方で、プロセッコやクレマンといった代替スパークリングワインへ消費を切り替える層も増えており、シャンパン市場は二極化が進んでいるとも言われています。

特にプレスティージュ・シャンパンへの需要は底堅く、プレミアム銘柄を中心とした構造的な値上げ圧力は今後も続く可能性があります。

このように、需要の動きは複雑ですが、希少性の高い銘柄ほど価値が維持されやすい状況に変わりはありません。

【プロセッコ】:イタリア北東部で造られる、グレーラ種を主体とした親しみやすいスパークリングワイン

【クレマン】:フランスでは、シャンパーニュ地方以外のAOP地域で伝統的製法により造られるスパークリングワインのこと

値上げが続くシャンパンの人気銘柄5選

値上げが続くなかでも、特に人気の高いシャンパン銘柄をご紹介します。

ドン・ペリニヨン、クリュッグ、ヴーヴ・クリコ、モエ・エ・シャンドン、ベルエポックの5銘柄は世界的に流通量が多く、買取市場でも常に注目されている存在です。

ここからは、各銘柄の代表的なラインナップと過去から現在にかけての価格推移を、表とともに確認していきましょう。

掲載価格は、メーカー希望小売価格、公式店・百貨店等の参考小売価格、EC市場の実勢価格、買取・オークション相場などが混在しています。

価格は税込・750mlボトルを中心とした目安であり、ヴィンテージ、エディション、箱や付属品の有無、保管状態、為替、流通状況によって大きく変動します。

特に希少品や終売品については、店頭価格・買取価格・オークション落札価格に差が出やすいため、個別査定が前提となります。なお、モエ・エ・シャンドンの2024年改定価格は、メーカー発表に従い税抜表示としています。

① ドン・ペリニヨン

種類 過去価格の目安 現在価格・相場の目安 上昇率・傾向
ドン・ペリニヨン ヴィンテージ 白 2016年頃:12,000〜14,000円とする販売情報あり 参考価格として38,940円とする情報あり/市場相場:25,000〜40,000円 2010年代半ばと比較して約2倍以上の水準
ドン・ペリニヨン ロゼ 旧価格データ不詳 参考価格として61,380円とする情報あり/市場相場:40,000〜60,000円台 白より高額。ヴィンテージや箱・限定仕様による価格差大
ドン・ペリニヨン P2 旧価格データ不詳 参考価格:79,860円/市場相場:60,000円台〜 熟成期間が長く、通常のヴィンテージより高値になりやすいライン
ドン・ペリニヨン P3 旧価格データ不詳 市場相場:80万〜100万円前後/古い優良年は100万円超の例あり 極少流通のため、ヴィンテージや状態による個別査定が中心
エノテーク/レゼルヴ・ド・ラベイ 旧価格データ不詳 エノテーク:150,000〜200,000円、レゼルヴ・ド・ラベイ:200,000円以上とする情報あり 終売や希少性によりプレミア化しやすい上位ライン

ドン・ペリニヨンは、モエ・エ・シャンドン社が手がける世界的なプレスティージュ・シャンパンのひとつです。

良質なブドウが収穫できた年のみリリースされるヴィンテージシャンパンであり、ボトルに表示された年は収穫年を示し、ヴィンテージごとの個性や希少性、状態が評価に影響します。

価格の推移を見ると、2010年代半ばには現在より大幅に低い価格帯で流通していたとする販売情報があり、2022年以降は25,000〜40,000円という相場が中心となっています。

為替や原材料費の高騰、ブランド価格改定などの影響により、近年は高値圏が続いている銘柄といえます。ロゼやP2、P3、エノテーク、レゼルヴ・ド・ラベイなどの上位ラインは、流通量の少なさと長期熟成による希少性から、市場相場が大きく上振れしやすい傾向があります。

750mlの定番ボトルだけでなく、マグナムサイズや限定エディションも査定対象となるケースが多く、所有しているボトルの種類によって評価が変わります。

ドン・ペリニヨンの定価情報について詳しくは、以下のページでご紹介しています。

関連記事:【種類別】ドンペリニヨンの定価まとめ!人気シャンパンの魅力や買取価格を徹底解説

【マグナム】:通常の750mlボトル2本分にあたる1.5リットルサイズの大型ボトル

② クリュッグ

種類 過去価格の目安 現在価格・相場の目安 上昇率・傾向
クリュッグ グランド・キュヴェ 2016年頃:12,000〜14,000円とする販売情報あり 参考価格:46,200円/市場相場:30,000〜47,000円 2010年代半ばと比べて大きく価格水準が引き上がった銘柄
クリュッグ ロゼ 旧価格データ不詳 参考価格:64,900〜67,760円/市場相場:45,000〜67,000円台 グランド・キュヴェより高額。エディション更新による価格差あり
クリュッグ ヴィンテージ 旧価格データ不詳 2008年:90,000〜165,000円、または124,000〜148,000円台とする相場情報あり 優良年や熟成年は10万円超えが中心の価格帯
クロ・デュ・メニル 旧価格データ不詳 市場相場:250,000〜400,000円超/古酒はさらに高額になる例あり 単一畑・希少品としてプレミア化しやすい銘柄
クロ・ダンボネ 旧価格データ不詳 市場相場:400,000〜800,000円前後の例あり クリュッグの中でも別格扱いの希少品

クリュッグは高級シャンパーニュを代表するメゾンのひとつで、日本ではMHDモエ ヘネシー ディアジオが輸入を担当しています。

代表銘柄のグランド・キュヴェは、2010年代半ばに12,000〜14,000円台で流通していた時期があったとする販売情報がありますが、2022年以降は30,000円前後、現在は市場相場が30,000〜47,000円、参考価格が46,200円と、近年大きく価格水準が引き上がった高級シャンパンの代表格として知られています。

グランド・キュヴェはリザーブワインを含む多数のワインをブレンドして造られ、毎年異なるエディション番号で展開される銘柄です。

ロゼやヴィンテージはさらに希少性が高く、クロ・デュ・メニルやクロ・ダンボネといった単一畑のキュヴェは、市場相場が数十万円から百万円近くに達することもあります。

近年の値上げにより新品の参考価格も上昇傾向にあり、未開封かつ付属品付きのボトルは特に評価されやすい状況となっています。クリュッグはワインとしての完成度の高さでも知られ、シャンパン愛好家からの根強い支持が買取相場を支えています。

クリュッグの定価について詳しくは、下記ページをご参照ください。

関連記事:クリュッグの定価はいくら?種類ごとの価格と味わいの違いがわかる完全ガイド

【リザーブワイン】:過去の収穫年のワインを蓄えておき、複雑な風味を造るためにブレンドへ使用する原酒

③ ヴーヴ・クリコ

種類 過去価格の目安 現在価格・相場の目安 上昇率・傾向
イエローラベル ブリュット 2016年頃:3,000円前後/2022年:8,000円前後とする販売情報あり 公式店・百貨店・EC実勢:1万円前後〜1.2万円台 2010年代半ばと比べて約3倍以上の水準
ローズラベル 2024年改定後:税抜9,750円 公式店・EC実勢:1万円前後〜1.2万円台 2024年改定後はおおむね横ばい
ホワイトラベル ドゥミ・セック 2024年改定後:税抜9,250円 公式店・EC実勢:1万円前後 甘口系も1万円前後の価格帯
リッチ 旧価格データ不詳 公式店・EC実勢:1万円台前半 カクテル提案系のラインとして高値圏
リッチ ロゼ 旧価格データ不詳 公式店・EC実勢:1万円台前半 リッチよりやや高額の設定
ラ・グランダム 旧価格データ不詳 EC実勢:2万円台後半〜3万円台以上 ヴィンテージや限定仕様による価格帯の幅あり
エクストラ ブリュット エクストラ オールド 旧価格データ不詳 EC実勢:1.4万円前後 通常ラインより高めの価格帯

ヴーヴ・クリコは鮮やかなイエローラベルでおなじみのシャンパンメゾンで、日本ではMHDモエ ヘネシー ディアジオが輸入を担当しています。

世界的な流通量を誇り、贈答品として家庭に保管されているケースも多いため、お酒の整理を考える際に手元から出てきやすい銘柄でもあります。

代表銘柄のイエローラベル ブリュットは、2016年頃には3,000円前後で購入できた時期もあったとする販売情報があり、2022年には8,000円前後、現在は公式店・百貨店・ECモールなどで1万円前後〜1.2万円台の幅で流通しています。

ヴーヴ・クリコは公式店・百貨店・ECモール・限定パッケージの有無によって表示価格に差が出やすく、ラ・グランダムはヴィンテージや限定仕様によって2万円台後半〜3万円台以上の価格帯になることもあります。

2024年の価格改定では、イエローラベルは税抜8,550円から税抜8,900円へ、ロゼは税抜9,350円から税抜9,750円へ引き上げられるなど、定番ラインでも小刻みな改定が継続している点が特徴です。

未開封かつラベルやキャップシールがきれいに保たれていれば、1本からでも査定に出しやすく、まとめて複数本売却する場合は評価が高まりやすい傾向があります。

イエローラベルだけでなく、ロゼやホワイトラベル、ラ・グランダムといった上位ラインも査定対象となるため、ご自宅に複数の種類が眠っている方にもおすすめできる銘柄です。

ヴーヴ・クリコの値上げ情報については、以下のページでくわしく解説しています。

関連記事:【2026年最新】なぜ今ヴーヴクリコが高騰?その値上げの裏側を徹底解説

④ モエ・エ・シャンドン

種類 2024年改定前(税抜) 現在価格・相場の目安 上昇率・傾向
モエ アンペリアル 7,500円 2024年改定後:税抜7,650円/市場相場:7,000〜8,000円 2024年改定で約+2.0%。現在は7,000円台中心
ロゼ アンペリアル 8,850円 2024年改定後:税抜9,050円/市場相場:8,500〜9,500円 2024年改定で約+2.3%。通常品より高めの価格帯
ネクター アンペリアル 9,250円 2024年改定後:税抜9,450円/市場相場:8,500〜9,500円 2024年改定で約+2.2%の上昇
アイス アンペリアル 9,800円 2024年改定後:税抜10,000円/市場相場:9,000〜10,000円 1万円前後の価格帯
グラン ヴィンテージ 12,800円 2024年改定後:税抜13,100円/市場相場:11,000〜14,000円 ヴィンテージ品は1万円台前半〜中盤の価格帯
グラン ヴィンテージ ロゼ 14,500円 2024年改定後:税抜14,800円/市場相場:13,000〜16,000円 ロゼ・ヴィンテージで上位の価格帯
MCIII(過去ライン) 旧価格データ不詳 EC・オークション相場:55,000〜70,000円 過去に展開された上級キュヴェ。現在は希少流通品として高値で扱われるケースあり

モエ・エ・シャンドンは、世界で最も親しまれているシャンパンブランドのひとつであり、輸入はMHDモエ ヘネシー ディアジオが担当しています。

代表銘柄のモエ アンペリアルは、2024年の価格改定で税抜7,500円から税抜7,650円へと小幅な引き上げが行われ、市場相場も7,000〜8,000円前後で推移しています。

ドン・ペリニヨンやクリュッグのような数年で数倍といった大幅高騰ではなく、定番品でも7,000〜10,000円台が一般的になり、上位ラインはさらに高額化しているという見方が実態に近い銘柄です。

ブリュット アンペリアルを中心に、ロゼ、ネクター、アイス、ナイトシーン需要の高い光るボトル系商品など、幅広いラインナップを展開しています。過去に展開された上級キュヴェのMCIIIなどは、現在では希少流通品として高値で扱われるケースがあります。

定番のブリュットは流通量が多いため、買取市場では安定した需要が見込まれます。N.I.Rやネクターのようにイベント需要が高いモデルは、特定のシーズンや時期によって査定の評価が変動しやすい点が特徴です。

750mlの通常ボトルだけでなく、マグナムサイズやマチュザレムなどの大型ボトルも対象となるケースがあり、所有しているサイズによっても扱いが変わってきます。

モエ・エ・シャンドンの定価情報については、下記でくわしくまとめています。

関連記事:【2026年3月】モエエシャンドンの定価比較!希少価値や価格高騰の理由も解説

【ブリュット】:残糖量が1リットルあたり12g未満の辛口に分類されるシャンパンの呼称

【マチュザレム】:通常の750mlボトル8本分にあたる6リットルサイズの大型ボトル

⑤ ベルエポック(ペリエ・ジュエ)

種類 過去価格の目安 現在価格・相場の目安 上昇率・傾向
ベルエポック 白 2016年頃:14,000〜16,000円とする販売情報/2022年:30,000円前後 正規小売・参考価格として3.6万円前後の例あり/市場相場:約28,000〜36,000円前後 2016年比で約9割〜1.4倍程度の上昇幅
ベルエポック ロゼ 旧価格データ不詳 市場相場:約55,000円 白の約2倍水準。ギフトや高級ライン向け
ベルエポック ブラン・ド・ブラン 旧価格データ不詳 市場相場:約70,000円 シャルドネ単一の希少ラインとして高額
エディション オータム 旧価格データ不詳 市場相場:約55,000円 限定企画とデザイン性により高値で取引
エディション プルミエール 旧価格データ不詳 市場相場:約47,000円とする情報あり 通常の白より高く、ロゼより低い中間帯の価格

ベルエポック(ペリエ・ジュエ)は、アール・ヌーヴォーを代表するガラス工芸家エミール・ガレが手がけたアネモネの花のデザインで知られる、美しいシャンパンです。

ボトル自体に芸術性があり、贈答品としての需要だけでなく、ナイトシーンやラグジュアリーマーケットでも高い人気を誇ります。

価格の推移を見ると、定番のベルエポック 白は2016年頃に14,000〜16,000円、2022年には30,000円前後まで上昇したとする比較データがあります。

2026年時点では市場相場が約28,000〜36,000円、正規小売・参考価格では3.6万円前後の例も確認でき、2016年頃と比較すると約9割〜1.4倍程度の上昇幅とされています。

市場相場の安値圏では2022年前後の高騰時よりやや落ち着いた価格も見られますが、正規小売・参考価格ベースでは依然として2016年頃の倍近い相場で取引されており、高値圏を維持している銘柄といえます。

ロゼや優良ヴィンテージは流通量が限られており、買取市場でも常に注目を集めているラインナップです。ボトルの装飾が繊細なため、保管時の取り扱いには十分注意し、できるだけ箱や付属品とセットで査定に出すことが望ましいでしょう。

ベルエポックの定価について詳しくは、専用ページでご紹介しています。

関連記事:高級ベルエポックはどんなシャンパン?定価や相場動向を比較

【アール・ヌーヴォー】:19世紀末から20世紀初頭にヨーロッパで流行した、植物や曲線をモチーフとする装飾芸術の様式

シャンパン値上げで今が売り時といえる3つの理由

値上げが続くシャンパン市場では、保管しているボトルの売却タイミングを意識する方も増えています。

価格の動向、希少銘柄の流通量、そして将来の値動きの不透明さといった観点から、現時点の査定額を確認しておく意義は大きいといえます。

ここでは、その三つの理由について解説していきます。

理由① 値上げにより買取価格も上昇しやすい

シャンパンの定価上昇は、二次流通や買取市場の価格にも波及するのが一般的です。

メーカー希望小売価格が上がると、未開封品の市場価値もそれに合わせて再評価される傾向があるため、過去に購入したボトルでも現在の相場で査定される可能性があります。

特にプレスティージュ・シャンパンや人気のヴィンテージは、定価改定後に買取価格が底上げされやすい銘柄として知られています。

ヴーヴ・クリコやモエ・エ・シャンドンのように流通量の多い定番銘柄でも、定価の引き上げ分が査定額に反映されるケースは少なくありません。

値上げ前と比べて、贈答用に購入したシャンパンの価値が思いがけず高くなっているケースもあるため、まずは現状の査定額を確認してみることをおすすめします。シャンパンの売却を検討している方にとって、現在の相場感を把握しておくことは、納得のいく売却判断に役立ちます。

JOYLABなら専門査定士が銘柄ごとの相場を踏まえて評価しますので、現在の査定目安を把握することができます。

理由② 流通量が少ない銘柄ほど高額査定につながりやすい

シャンパンの中でも、限定エディションや長期熟成モデルは流通量がもともと限られています。

シャンパーニュ地方の供給制限により、人気銘柄であってもメゾンが短期間で増産することは難しく、市場に出回る本数も自然と少なくなる傾向があります。

ドン・ペリニヨンのP2やレゼルヴドラベイ、クリュッグのロゼやヴィンテージ、ベルエポックの優良ヴィンテージなどは、希少性の高さから査定でも特に評価されやすいラインナップです。

過去のエディションや終売品については、コレクター需要も含めて市場価値が形成されているため、状態の良い個体は高額査定が期待できます。

ヴィンテージワインやヴィンテージシャンパンは、年代によって希少性が大きく異なるため、所有しているボトルの製造年や状態を確認しておくことが重要です。

このような希少銘柄を所有している方は、現在の相場感を知るためにも、早めの査定を検討する価値があります。JOYLABでは銘柄ごとの相場動向を踏まえて査定を行いますので、希少シャンパンも安心してお任せいただけます。

理由③ 今後の値動きが不透明なため早めの査定がおすすめ

シャンパン市場の今後については、明確な見通しを立てることが難しい状況です。

世界出荷量は2022年の3億2,600万本から2024年には2億7,140万本へと減少しており、需要の鈍化が続けば実勢価格にも影響が及ぶ可能性があります。

さらに、関税の動向や物流コストの変動、為替の影響など、価格に作用する要素は数多く存在しています。

米国市場では関税により輸入・流通価格や需要に影響が出る可能性が報じられており、国際相場の不透明要因となっています。

ただし、日本国内の買取相場への影響は為替や在庫状況によって異なります。現状の相場のうちに査定を済ませておけば、将来的な市場変動のリスクを意識した売却判断がしやすくなります。

「もう少し値上がりするまで待ちたい」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、需要の変化次第では現在の価格を維持できない可能性もあります。

そのため、シャンパンの売却を検討している方には、まずは無料査定で現在の価値を確認することが重要です。シャンパーニュ市場が不安定な今だからこそ、現在の相場を把握しておくことが、納得のいく売却につながります。

シャンパン値上げで上昇中|人気銘柄5選の買取価格目安

ここからは、JOYLABにおける人気シャンパン5銘柄の買取価格目安をご紹介します。

以下のテーブルに記載する買取価格は、原則として750ml・未開封・状態良好品を前提とした2026年6月現在の目安です。

実際の買取金額は、容量、箱や付属品の有無、液面やラベルの状態、市場動向によって変動する場合があります。

各銘柄の代表的なラインナップについて、種類別の表で確認していきましょう。

① ドン・ペリニヨンの買取価格目安

商品名 JOYLAB買取価格 備考
ドンペリニヨン 2017 20,000円 買取人気銘柄
ドンペリニヨン ルミナス 2015 19,000円
ドンペリニヨン ロゼ 2009 32,500円
ドンペリニヨン P2 2008 42,000円 プレニチュードモデル
ドンペリニヨン レゼルヴドラベイ 2003 箱付 115,000円 箱付

良質なブドウが収穫できた年だけリリースされるドン・ペリニヨンは、ヴィンテージや状態によって買取査定額が大きく異なる銘柄です。

定番のヴィンテージシャンパンであるドンペリニヨン 2017は、JOYLABでの買取価格は20,000円となっており、買取人気銘柄のひとつとして安定した評価を得ています。

ドンペリニヨン ロゼ 2009のJOYLABでの買取価格は32,500円、ドンペリニヨン P2 2008は42,000円と、年代やラインナップによって査定額が大きく変わります。

特にドンペリニヨン レゼルヴドラベイ 2003 箱付については、JOYLABでの買取価格は115,000円と、高額な評価が期待できる銘柄です。

化粧箱や付属品が揃っているほど査定では有利になりやすく、未開封の状態を保つことで本来の価値を引き出しやすくなります。ドン・ペリニヨンを所有している方は、ボトルや箱の状態をきれいに保ったうえで、まずはJOYLABの無料査定をご利用ください。

【プレニチュード】:ドン・ペリニヨンが定める熟成段階の概念。P2は2回目のプレニチュード(長期熟成段階)を指す

② クリュッグの買取価格目安

商品名 JOYLAB買取価格 備考
クリュッグ グランキュヴェ 22,500円 172又は173エディション限定
クリュッグ ロゼ 35,000円 28又は29エディション限定

エディション番号ごとに異なるブレンドが楽しめるクリュッグは、希少性の高さからコレクター人気が根強く、買取市場でも安定した評価を受けています。

クリュッグ グランキュヴェ(172又は173エディション)の場合、JOYLABでの買取価格は22,500円となっています。エディション番号によって買取価格や評価が異なるため、ボトルに記載されている番号を確認しておくことが重要です。

クリュッグ ロゼの28又は29エディションについては、JOYLABでの買取価格は35,000円と、高額査定が期待できる希少なラインナップとなっています。

クリュッグは年式やエディションの違いが査定に影響する銘柄であるため、保管しているボトルの番号やラベルの状態を事前にチェックしておくと安心です。

化粧箱や冊子などの付属品が残っているほど、本来のコレクション価値を反映した査定につながりやすくなります。クリュッグの売却を検討中の方は、JOYLABの専門査定士による無料査定をぜひお試しください。

③ ヴーヴ・クリコの買取価格目安

商品名 JOYLAB買取価格 備考
ヴーヴクリコ イエロー 5,000円
ヴーヴクリコ ロゼ 5,700円
ヴーヴクリコ ホワイト 5,000円

贈答品として家庭に保管されている本数が多いヴーヴ・クリコは、お酒の整理を進める方の手元から見つかりやすい定番銘柄として知られています。

定番のヴーヴクリコ イエローについては、JOYLABでの買取価格は5,000円となっており、未開封かつラベル状態の良いものが対象となります。

ヴーヴクリコ ロゼのJOYLABでの買取価格は5,700円、ヴーヴクリコ ホワイトは5,000円と、ラインナップごとに少しずつ評価が異なります。

家庭でまとめて保管されていることが多い銘柄でもあり、複数本をセットで査定に出すことで、まとめてスムーズに買取を進められる点も特徴です。

750mlのスタンダードボトルだけでなく、マグナムサイズなどの大型ボトルや、特別パッケージの限定品なども査定対象となる場合があります。

贈答用に受け取ったものを未開封で保管している方や、自宅で複数本のヴーヴ・クリコを所有している方は、ぜひJOYLABへご相談ください。

④ モエ・エ・シャンドンの買取価格目安

商品名 JOYLAB買取価格 備考
モエ・エ・シャンドン ブリュット 4,000円
モエ・エ・シャンドン ネクター 5,500円
モエ・エ・シャンドン NIR 6,000円 光るボトル

ラインナップが幅広く、世界中で親しまれているモエ・エ・シャンドンは、シャンパン市場の動向を映しやすい代表的な銘柄のひとつです。

定番のモエ・エ・シャンドン ブリュットは、JOYLABでの買取価格は4,000円で、未開封かつ状態の良いボトルが評価されます。モエ・エ・シャンドン ネクターのJOYLABでの買取価格は5,500円、光るボトルとしてナイトシーンで人気のNIRは6,000円です。

NIRはイベントシーズンや繁忙期になると需要が高まりやすい銘柄であり、保管状態の良い個体は安定した査定額が期待できる傾向にあります。

ブリュットやネクターは贈答用としても流通量が多いため、自宅で複数本保管されているケースも少なくありません。

複数本をまとめて売却したい場合や、シャンパン以外のお酒も整理したい場合は、JOYLABの宅配買取や出張買取をご利用いただくと便利です。

⑤ ベルエポック(ペリエ・ジュエ)の買取価格目安

商品名 JOYLAB買取価格 備考
ベルエポック 2016 23,500円
ベルエポック ロゼ 2014 31,500円

アネモネの花が描かれた美しいボトルが象徴的なベルエポックは、贈答品としての人気が高く、保管状態が査定額を大きく左右する銘柄です。

ベルエポック 2016については、JOYLABでの買取価格は23,500円となっており、状態の良いヴィンテージは高水準の評価が期待できます。

ベルエポック ロゼ 2014のJOYLABでの買取価格は31,500円と、ブランの通常モデルよりさらに高い評価がついている銘柄です。

ベルエポックはボトルに繊細なアネモネのデザインが描かれているため、ボトルや化粧箱の外観の状態が査定額に大きく影響します。

汚れや傷、ラベルのはがれなどがあると評価が下がりやすいため、保管時から丁寧に取り扱うことが重要です。特に贈答用として受け取ったボトルは、付属品とともに保管しておくことで、本来の評価を引き出しやすくなります。

ベルエポックの売却をお考えの方は、ボトルの状態を確認したうえで、JOYLABの無料査定をご利用ください。

値上げ後のシャンパンを高く売るための3つのポイント

シャンパンを少しでも高く売却するためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。

シャンパンは温度や光、振動に弱いお酒であり、保管状態や付属品の有無によって査定額に差が生じます。

ここでは、買取で評価されやすい状態を保つための三つのポイントについて解説します。お酒全般を高く売るためのコツについては、以下のページでもまとめています。

関連記事:飲まないお酒を高く売る方法を徹底解説

ポイント① 未開封のまま保管する

シャンパンを買取に出す際は、未開封の状態を維持しておくことが大前提です。

開封済みのボトルはアルコール飲料として再販売できないため、買取の対象外となるケースがほとんどです。フォイル(口部分の包み紙)やキャップシールが破れていると、未開封であっても評価が下がる可能性があるため、注意が必要です。

ボトルを開ける前に外装に傷をつけてしまうケースも多く、シャンパン特有のミュズレ(針金)部分を不用意に動かさないことも重要です。

液漏れや目減りが見られる場合は、保管環境の問題による劣化の可能性があり、買取できないこともあります。

ご自宅で長期間シャンパンを保管している場合は、定期的にボトルの状態を確認し、外装に異常がないかをチェックしておきましょう。未開封かつ外装がきれいな状態であれば、定価が上昇している現在の相場を踏まえた査定が期待できます。

ボトルの外観は査定士が最初に確認する重要なポイントですので、日々の取り扱いには注意を払うことが大切です。

【ミュズレ】:シャンパンのコルク栓を固定するためにボトル口に被せられた金属製の針金カバー

ポイント② 箱・付属品をそろえる

シャンパンの買取価格を左右する大きな要素のひとつが、化粧箱や付属品の有無です。

特にドン・ペリニヨン、クリュッグ、ベルエポックなどのプレスティージュ銘柄では、化粧箱が査定額に明確な影響を与えます。

純正の化粧箱、内箱、冊子、ギャランティカードなどが全て揃っている場合、状態の良いボトルだけの査定よりも高い評価につながる傾向があります。

贈答用として受け取ったシャンパンは、本体だけでなく外箱や同梱物まで含めて保管しておくことが大切です。箱の角がつぶれている、ラベル類が汚れているといった状態でも、付属していること自体に価値があるため、無理に処分しないことをおすすめします。

化粧箱の有無で査定額が数千円から数万円単位で変わる銘柄もあるため、購入時の状態をできるだけ維持しておくことが、高額査定につながるポイントです。

複数本をまとめて売却する場合は、本体と付属品をセットで保管しておくと、査定時の確認もスムーズに進みます。

ポイント③ 高温・直射日光を避ける

シャンパンは温度変化や光に非常に敏感なお酒で、保管環境によって品質と査定額が大きく変わります。

高温の場所に置いておくと、ボトル内の圧力が上昇し、コルクの劣化や液漏れにつながる可能性があります。

直射日光が当たる場所では、ボトル内のワインが酸化したり、香りや風味が損なわれたりするため、買取査定にも悪影響を与えてしまいます。ワインセラーをお持ちでない場合でも、室内の温度差が少ない冷暗所での保管を心がけることが重要です。

特に夏場の高温多湿な環境はシャンパンにとって過酷な条件となるため、長期保管を続けることはおすすめできません。

シャンパンは時間が経つほど劣化のリスクが高まり、状態が悪化すれば査定対象外となってしまうこともあります。「いつか飲もう」と思って保管しているシャンパンがあるなら、劣化が進む前に査定を依頼し、現在の価値を確認するのが安心です。

シャンパンの売却を検討するなら、保管状態が良いうちに動くことが、高く売れる可能性を高めることにつながります。

シャンパンの値上げが続く今こそJOY LAB(ジョイラボ)で無料査定

シャンパンの値上げは、ブドウ価格の高騰、シャンパーニュ地方の供給制限、そして世界的な需要の動向など、複数の要因が重なって続いています。

定価の上昇は買取相場にも反映されやすいため、ドン・ペリニヨンやクリュッグ、ヴーヴ・クリコ、モエ・エ・シャンドン、ベルエポックなどの人気銘柄を所有している方にとっては、売却タイミングを検討しやすい時期です。

一方で、需要の鈍化や関税の影響など、今後の市場動向には不透明な要素も多く、いつまで現在の価格水準が続くかは分かりません。

未開封のまま自宅で保管しているシャンパンがある場合は、現状の相場感を確認しておくことをおすすめします。

JOYLABではLINE査定、Web査定、店頭買取、宅配買取、出張買取など複数の査定方法をご用意しており、シャンパンの本数や状況に合わせて選んでいただけます。専門知識を持った査定士が、市場動向や銘柄ごとの相場を踏まえて査定価格をご提示しますので、はじめての方でも安心してお任せいただけます。

シャンパンの売却をご検討の際は、ぜひJOYLABにご相談ください。

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