チリワインの高級銘柄
チリの気候はワイン用葡萄栽培に適しています。日照時間が長く、収穫期に雨が少ないことで
葡萄の収穫を完熟ギリギリまで延ばすことができ、果実味が豊富なワインができます。
そのチリワインの中でも高級ワインを価格帯別にご紹介します。
※価格はオークションの落札価格を参考にしています。
10,000円~50,000円
アルマヴィーヴァ
アルマヴィーヴァはコンチャ・イ・トロとバロン・フィリップ・ド・ロートシルトがコンビを組んで1998年に誕生しました。 ムートン・ロスチャイルド、オーパスワンと同じコンセプトで造られるチリの最高峰のプレミアムワインです。 使用しているブドウの品種はボルドーワインの典型的な品種であるカベルネソーヴィニヨンがメインとなり、カルメネールも使用されています。
セーニャ
セーニャはアルマヴィーヴァと並び、チリ最高峰のワインとして語られるのがこのセーニャです。 カリフォルニアワインの父、ロバート・モンダヴィと、チリ屈指の名生産者エラスリスが組んで生まれた今やチリを代表する高級ワインです。
5,000円~10,000円
コンチャ・イ・トロ ドンメルチョー カベルネソーヴィニヨン
コンチャ・イ・トロは1883年にスペインの貴族ドンメルチョーがチリのマイポヴァレーに設立したワイナリーです。 チリ最高峰との呼び声の高いワイン、ドンメルチョーは豪華客船クイーンエリザベス2世号のワインリストのメニューなったこともあります。
コノスル ピノノワール オシオ
コンチャ・イ・トロの傘下でもあるコノスルが造る、最高級の銘柄がこのオシオです。 チリワインには珍しくピノノワールのブドウを使ったこのワインは、熟成された香ばしさと上質で繊細なのど越しが特徴となっています。
ヴィニャ マーティ クロ・デ・ファ
ヴィニャ マーティは、フランスの醸造家パスカル・マーティがチリに設立したワイナリーです。 パスカル・マーティは、「シャトー・ムートン・ロートシルト」「オー・パス・ワン」といった世界的にも有名な高級ワインを造った世界屈指の醸造家が手掛けるチリワインとなっています。
アリストス バロン・ダ
アリストスは、ブルゴーニュで頭角を現すティボー・リジェベレールがチリに設立したワイナリーです。 なんとティボー・リジェベレールのリシュブールは、かの有名なロマネ・コンティと肩を並べるほどと言われています。
モンテス パープル エンジェル
モンテスS.A.は、1988年にチリの醸造家アウレリオ・モンテスがチリワインの可能性と最高品質を追求して設立したチリのトップワイナリーです。 今やチリ最高峰ワイナリーとしての地位を確立しています。
1,000円~3,000円
モンテスアルファ ピノノワール
醸造家のアウレリオ・モンテス氏を中心に4人のワインビジネスのスペシャリスト達が造ったワイナリーです。 1988年にこれまでのチリワインでは考えられらない高価格帯のモンテスアルファシリーズを造り、チリ随一のプレミアムワインの造り手となりました。
サンタ ヘレナ アルパカ カルメネール
サンタ ヘレナは、1942年創業のチリのワイナリーです。 果実味とまろやかな味わいを実現したチリの実力派ワインです。スパイシーさと豊かな果実味が特徴のワインとなっています。
ミゲル トーレス チリ コルディエラ カリニャン
ミゲル・トーレス・チリは、スペインで140年の歴史を誇るトーレスがチリに設立したワイナリーです。 ヨーロッパのワインメーカーの中で初のチリ進出を果たしたパイオニア的存在です。
ミゲル トーレス チリ サンタ ディグナ エステラード ブリュット ロゼ
上記で紹介したミゲル トーレスが造る、500年の歴史を刻むチリワインの原点であるパイス100%で仕立てたスパークリングワインです。シャンパーニュ&スパークリング世界選手権2016の2部門で賞に輝いた逸品です。
アレスティ ピノ ノワール
アレスティは1951年にチリのクリコヴァレーに誕生したワイナリーです。 設立者のヴィンセント・アレスティ氏は長年100%手摘みにこだわってきました。 程よい酸味が残っており、主張しすぎないバランスの良さを持っています。
タラパカ グランレゼルバ カベルネソーヴィニョン ブラックラベル
ランス・ボルドー地方のメドック格付け第1級のシャトー・ムートン・ロートシルトを所有する名門のワインメーカーがチリに設立したワイナリーです。シャルドネ100%の白ワインとなっています。
バロン フィリップ ド ロートシルト マイポ チリ エスクード ロホ シャルドネ
ランス・ボルドー地方のメドック格付け第1級のシャトー・ムートン・ロートシルトを所有する名門のワインメーカーがチリに設立したワイナリーです。シャルドネ100%の白ワインとなっています。