ドメーヌ アルマン・ルソー(Domaine Armand Rousseau)
ナポレオンがこよなく愛したシャンベルタンで有名なジュヴレ・シャンベルタン村。
このジュヴレ・シャンベルタン村のワインを蘇らせたスーパースターが、 ドメーヌ・アルマン・ルソーです。
今も知名度、人気は抜群に高いジュヴレ・シャンベルタンですが、 その人気は昔から高く「ジュヴレ・シャンベルタン」という名前さえついていれば どんなワインでも売れました。
ところが、この知名度にアグラをかいた心ない生産者によって不正なブレンドワインが横行。
ジュヴレのラベルがついているだけで、中身はまったく別のものというワインが市場に溢れ、 一時期は「ジュヴレと言ってもピンキリ」と言われ敬遠されるまでになってしまいました。
そんなジュヴレ・シャンベルタンで「このままではいけない」と立ち上がったのが、 アルマン・ルソーです。
ドメーヌ・アルマン・ルソーにとってワイン造りとは「こちらがアペラシオンの特徴を表現するものではなく、土壌の方から語りかけてくるものである」と言います。その言葉を体現するかのように、土壌本来の力に任せるため20年前から肥料を使用していません。数年前からリュット・レゾネに切り替え農薬もボルドー液や硫黄など昔から伝わるものを選んでいます。 収量は毎年行う摘芽と摘房で25-35hl/haに抑えられます。新樽率は35%から100%新樽のシャンベルタン、クロ・ド・ベーズ、クロ・サン・ジャックまで、格付けにとらわれずワインの特徴によって使い分けます。
【アルマン・ルソーの主なワイン】
・シャンベルタン
・ジュヴレ・シャンベルタン
・シャルム・シャンベルタン
・マジ・シャンベルタン
・クロ・ド・ラ・ロッシュ
・クロ・デ・リュショット
・クロ・ド・ベーズ