カレラ(CALERA)
一時幻のワインとまで言われ、市場から姿を消したカレラのワイン。
「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と称され、今でも世界的に人気を博しています。
そもそも「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と呼んだのは世界のワインの価値に 影響を与える程の評論家ロバート・パーカーです。 2003年の春、彼が「カリフォルニアのロマネ・コンティ」というタイトルで記事を書き、
その中で カレラはニューワールドだけでなく地球上で最も賞賛できるピノ・ノワールのスペシャリスト
と大絶賛したことでさらにカレラの人気に拍車がかかりました。
世界最高のワインと言っても過言ではない「ロマネ・コンティ」 カレラがカリフォルニアのロマネ・コンティと呼ばれているのには理由があります。
というのもジョシュ・ジェンセンは元々ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティでワインについて学び、
またブルゴーニュを代表する造り手のドメーヌ・デュジャックでも収穫などを手伝っていました。
そしてロマネ・コンティの味わいを目指すべく、遂に1971年に母国アメリカに渡り、
2年程アメリカ中を歩き回り、ロマネ・コンティに近い土地を探し続けました。
そして遂に見つけたのが、マウント・ハーランの地です。
そこでこっそりとロマネ・コンティから持ち帰ったワインの樹を植樹し、ワイン造りを開始しました。
ロマネ・コンティと同じDNAを持ち、似たような土地で、ロマネ・コンティで学んだ知識を活かして、 ロマネ・コンティを目標にワインを造る。
こうしたことから「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と呼ばれているのです。