タンカレー買取

イギリスに本拠地を置くタンカレー・ゴードン社のジンブランドです。20歳でブルースベリーに蒸留所を開いたチャールズ・タンカレーのファーストネームから名づけられています。「今までにない高品質のジンを創る」という信念のもと開発に没頭し、1830年、彼が20歳の時に作り上げたのがプレミアムジン「タンカレー ロンドン ドライジン」だったと言われています。製法やレシピは世界で6人しか知らないとされており、180年以上に渡り芸術的な味を作り続けています。そんなジンを作り上げた彼も、1868年に58歳という若さで亡くなってしまいます。それでもこの製法が今も生き続けているのは、息子のチャールズ・ウォー・タンカレーが蒸留所と製法を引き継いだためです。その後イギリスの有名ジンブランド・ゴードンと出会い、1898年に買収される形でタンカレー・ゴードン社が設立され、増え続けるジンの需要過多に対応していきました。
第二次世界大戦時には蒸留所が破壊されてしまいましたが、１基だけ戦火を免れた蒸留器があり、現在でも「オールド・トム」の名で愛され使用されています。