ワイルドターキーは世界的に有名なバーボンウイスキーですが、「まずい」という評判を耳にして購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。
確かにワイルドターキーは個性的な味わいを持つウイスキーですが、飲み方次第で印象は大きく変わります。
本記事では、ワイルドターキーが「まずい」と言われる理由を分析し、美味しく楽しむための飲み方をご紹介します。
ワイルドターキーはなぜ「まずい」と言われる?口コミ・評判から真相を解説
1869年創業の蒸留所に起源を持ち、ブランド名『Wild Turkey』は1940年に誕生しました。
その独特な味わいから賛否両論が分かれるウイスキーとして知られています。「まずい」という評価をする人がいる一方で、熱烈なファンも多く存在するのが特徴です。
ワイルドターキーが「まずい」と感じられる主な理由は、アルコール度数の高さとバーボン特有の甘みの強さにあると言われています。特にウイスキー初心者の方には、その力強い味わいが苦手と感じられることが多いようです。
しかし、これらの特徴は見方を変えれば「個性」であり、バーボンウイスキーの醍醐味でもあります。「まずい」という評価は、あくまでも個人の好みによるものであり、適切な飲み方を知ることで、その魅力を発見できる可能性は十分にあります。
「まずい」と感じる理由①:ガツンとくるアルコール感とスパイシーな香り
スタンダードボトルのアルコール度数40.5度は、一般的なウイスキーと比較してやや高めの設定となっています。
このアルコール感の強さが、「きつい」「飲みにくい」という印象を与えることがあると言われています。
ワイルドターキー8年 の口コミ/感想・評判
ビギナーおすすめ度 [60]非常に有名なバーボンですが、初心者さんには、アルコール度数がやや高く、刺激的と感じるかも知れません。
刺激的と感じたら、ゆっくり加水して香りと味を試して欲しいです。出典:ワイルドターキー 8年 バーボン レビュー動画/味/比較/テイスティング 量り売り専門通販サイト ひとくちウイスキー
さらに、ワイルドターキー特有のスパイシーな香りも、好みが分かれるポイントです。ライ麦を原料に含むことで生まれる独特のスパイシーさは、黒胡椒やシナモンのような刺激的な香りを持ちます。
初めてバーボンを飲む方にとっては、この香りが「薬っぽい」「化学的」と感じられることもあるようです。
最初の一口でむせてしまったり、アルコールの刺激が強すぎて味がわからないと感じる人もいます。しかし、このアルコール感とスパイシーさこそが、ワイルドターキーの個性であり、慣れてくると病みつきになる要素でもあります。
水や炭酸で割ることで、これらの刺激を和らげることができるため、まずは薄めて飲むことから始めるのがおすすめです。
「まずい」と感じる理由②:バーボンウイスキー特有の甘みが苦手
バーボンウイスキーの原料の51%以上はトウモロコシと定められており、これが独特の甘みを生み出します。
ワイルドターキーも例外ではなく、バニラやキャラメルのような濃厚な甘みを持っています。この甘みが「くどい」「人工的」と感じる方もいると言われています。
ワイルドターキー8年 の口コミ/感想・評判
ビギナーおすすめ度 [60]バナナ、バニラのような甘さとバーボンならではのセメダインのようなエステル臭が混ざり合ったような香り。
その後スパイシーな香りと、ほんのわずかに洋ナシのような酸味の効いた臭いがします。出典:ワイルドターキー 8年 バーボン レビュー動画/味/比較/テイスティング 量り売り専門通販サイト ひとくちウイスキー
特に、スコッチウイスキーやジャパニーズウイスキーに慣れ親しんだ方にとっては、バーボン特有の甘みが違和感として感じられることがあります。「甘すぎて食後に飲めない」「デザートみたいで苦手」という意見も見られ、この甘みがワイルドターキーを敬遠する理由の一つとなっているようです。
しかし、この甘みはオーク樽での熟成によって生まれる天然の風味であり、決して人工的なものではありません。慣れると甘みと辛みのバランスが絶妙、キャラメルの香りが心地よいと感じる人もいます。
甘みが苦手な方は、レモンやライムを加えることで、さっぱりとした味わいに調整することができます。また、食前酒として楽しむことで、甘みを活かした飲み方も可能です。
一方で「うまい」の声も多数!ワイルドターキーの魅力とは
ワイルドターキーには「まずい」という評価がある一方で、世界中に熱烈なファンが存在します。
実際、アメリカではバーボンウイスキーの代表格として長年愛され続けており、その人気は衰えることを知りません。
一度ハマると他のバーボンでは物足りなくなる方も多く、この力強さこそがバーボンの醍醐味だという意見もあります。ワイルドターキーの魅力は、その個性的な味わいにあり、バーボン本来の力強さを求める人にとっては最高の選択肢となっています。
また、コストパフォーマンスの良さも大きな魅力です。高品質なバーボンでありながら、手頃な価格で購入できるため、日常的に楽しむウイスキーとして選ばれています。
豊かなコクとバニラのような甘い香り
バニラ、キャラメル、ハチミツのような甘い香りが生まれるのは、新しいチャーオーク樽で熟成されるためです。
『ストレート・バーボン』は”最低2年”が法定要件です。4年未満は年数表示が義務です。これらの香りは人工的なものではなく、樽熟成による自然な風味です。
■味わい:ガツンときて、じわっと染みる
ひと口目でまず思ったのは「強い!」。度数50.5%というだけあって、アルコール感はしっかり。でも驚いたのは、その中にちゃんとある“丸み”や“深み”。単なるキツさじゃなくて、ちゃんと熟成されたコクがあるんです。
口に含んだ瞬間はバニラのような優しい甘さ。そのあとにスパイシーな刺激、そしてナッツのような濃厚さと樽由来のビターな余韻がじんわり残る。この振れ幅がクセになる。
個人的にはロックでちょっと溶けたくらいのタイミングがベスト。アルコールの角がとれて、香りと味が一番バランスよく感じられました。
グラスに注いだ瞬間から広がる甘い香りがたまらない、バニラアイスクリームのような優しい香りと感じる人もいます。この香りの複雑さは、時間をかけてゆっくりと楽しむことで、さらに深みを増していきます。
また、口に含んだ際の濃厚なコクも特筆すべき点です。とろりとした口当たりは、しっかりとした飲みごたえを与えてくれます。このコクの深さは、カクテルベースとしても優れており、ハイボールやカクテルにしても味が負けることがありません。
他のバーボンにはない力強い味わい
低い蒸留度数による原料由来の風味と、樽詰め時のアルコール度数の調整により、ワイルドターキーは一般的なバーボンよりも濃厚で骨太な味わいを持っています。
「男らしいウイスキー」として愛飲する人も多いと言われています。
■香り:バーボン好きならニヤける個性派
グラスに注いだ瞬間、ぶわっと広がる甘くてスモーキーな香り。最初に感じたのは、バニラやキャラメルのような甘いアロマ。その後に追いかけてくるのが、ちょっとケミカルっぽい、なんとも形容しがたいクセのある香りで、「あ、これがワイルドターキーの“らしさ”か」と納得。
しばらく鼻を近づけていると、オレンジやバナナのようなフルーティさ、焦がした樽の香ばしさも顔を出してきて、じわじわと深みが出てくる。どこか薬品っぽい感じもあるけれど、それも含めて個性。この香りにハマると、他のバーボンじゃ物足りなく感じてくるから不思議です。
飲みごたえがあって満足感がすごい、一杯で十分楽しめる濃さという意見もあります。特に、ロックで飲んだ際には、氷が溶けることで徐々に味わいが変化し、最初から最後まで楽しめます。
また、食事との相性も抜群で、特に肉料理と合わせることで、お互いの味を引き立て合います。この個性的な味わいこそが、ワイルドターキーを「一度飲んだら忘れられない」ウイスキーにしているのです。
【種類別】ワイルドターキーの味の違いを比較!初心者におすすめは?
ワイルドターキーには複数の種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
初心者の方から上級者まで、好みや飲み方に合わせて選べるラインナップが揃っています。
種類によってアルコール度数や熟成年数が異なるため、自分に合った一本を見つけることが、ワイルドターキーを楽しむ第一歩となります。
各種類の特徴を理解することで、「まずい」と感じていた方も、自分好みの味わいに出会える可能性があります。価格帯も幅広く設定されているため、まずは手頃な価格のものから試してみるのもおすすめです。
ワイルドターキー スタンダード:ハイボール好きにおすすめの入門編
希望小売価格(700ml)は2,926円で、初めてワイルドターキーを試す方には最適な選択肢です。
アルコール度数40.5%、熟成年数6〜8年とされており、バーボンとしては十分な熟成を経ています。
ハイボールにすると絶品、炭酸で割ると爽やかになるという意見もあります。ストレートでは強すぎると感じる方も、ハイボールにすることで、ワイルドターキーの良さを気軽に楽しめます。
スパイシーさは控えめで、バニラやキャラメルの甘みがバランス良く感じられます。また、コストパフォーマンスの高さから、カクテルベースとしても人気があり、コークハイやジンジャーハイボールなど、様々なアレンジを楽しむことができます。
初心者の方は、まずスタンダードから始めて、徐々に他の種類へとステップアップしていくのがおすすめです。
ワイルドターキー 8年:最も代表的でバランスの取れた味わい
8年以上熟成された原酒のみを使用したワイルドターキー 8年は、希望小売価格(700ml)4,158円で、品質を考えると非常にコストパフォーマンスに優れています。
アルコール度数50.5%という高めの設定ながら、最もバランスの取れた味わいを持つ定番モデルです。
この8年熟成により、アルコールの刺激が丸くなり、より滑らかな口当たりになっています。スタンダードより格段に飲みやすい、ロックでもストレートでも楽しめるという意見もあります。
バニラやハチミツの甘みに加えて、オークやスパイスの複雑な香りも楽しめ、バーボンの醍醐味を存分に味わえる一本です。
アルコール度数は高めですが、その分しっかりとした飲みごたえがあり、少量でも満足感が得られます。ロックで飲むと、氷が溶けるにつれて味わいが変化し、最初のパンチの効いた味から、徐々にまろやかな味へと変化していきます。
バーボン好きの方からは「これぞワイルドターキー」と評される、ブランドを代表する一本です。
ワイルドターキー 12年:熟成されたまろやかさを楽しみたい方向け
12年以上熟成された原酒のみを使用したプレミアムモデルは、希望小売価格(700ml)9,020円と、他の種類より高価ですが、その価値は十分にあります。
アルコール度数は50.5%と8年と同じですが、長期熟成により、格段にまろやかで上品な味わいに仕上がっています。
長期熟成により、アルコールの刺激はほとんど感じられず、絹のような滑らかな口当たりが特徴です。初心者でも飲みやすい上品な味という意見もあります。バニラ、キャラメル、チョコレートのような甘みに加えて、ドライフルーツやナッツのような複雑な香りも楽しめます。
12年は、ストレートやロックでゆっくりと味わうのがおすすめです。特別な日の一杯として、またはバーボンの奥深さを知りたい方には最適な選択肢となります。スタンダードや8年で「まずい」と感じた方も、12年なら印象が変わる可能性があります。
この上質な味わいは、ワイルドターキーの真の実力を示しています。
「まずい」を「うまい」に変える!ワイルドターキーの美味しい飲み方3選
ワイルドターキーが「まずい」と感じる方でも、飲み方を工夫することで印象は大きく変わります。
バーボン特有の個性を活かしつつ、飲みやすくアレンジする方法をご紹介します。
ストレートでは無理だったけど、ハイボールにしたら美味しく飲めた、カクテルにしたら別物になったという意見もあります。まずは自分に合った飲み方を見つけることが、ワイルドターキーを楽しむ近道となります。
それぞれの飲み方には適した割合や作り方のコツがあります。以下で紹介する3つの飲み方を試してみて、自分好みの楽しみ方を見つけてください。
①コークハイ|甘さと炭酸で飲みやすいカクテル風
グラスに氷を入れ、ワイルドターキー30mlに対してコーラ90〜120mlを注ぐだけで、最も飲みやすいアレンジの一つが完成します。
コーラの甘みと炭酸が、ワイルドターキーの強いアルコール感を和らげ、デザート感覚で楽しめます。
コーラと合わせると驚くほど飲みやすい、食事にも合う万能カクテルという意見もあります。レモンやライムを絞ることで、さらにさっぱりとした味わいになります。
コークハイの魅力は、ワイルドターキーのバニラやキャラメルの風味がコーラと相性抜群であることです。市販のコーラでも十分美味しく作れますが、クラフトコーラを使用すると、より複雑で大人の味わいが楽しめます。
アルコール度数も低くなるため、お酒が苦手な方でも楽しめる一杯です。パーティーやBBQなど、カジュアルなシーンでも人気の飲み方です。
②ハイボール|爽快な味わいと香りを楽しむ
基本の割合は、ワイルドターキー1に対して炭酸水3〜4ですが、好みに応じて調整できます。
炭酸水で割ることで、アルコール感が和らぎ、爽やかな飲み心地になります。
作り方のポイントは、グラスとワイルドターキーをしっかり冷やしておくことです。氷をたっぷり入れたグラスにワイルドターキーを注ぎ、炭酸水を静かに注ぎます。炭酸の刺激とワイルドターキーのスパイシーさが絶妙、食事と一緒に楽しめるという意見もあります。
ハイボールの良さは、ワイルドターキーの香りを楽しみながら、すっきりと飲めることです。レモンピールを添えると、柑橘系の香りが加わり、より爽やかになります。
また、ジンジャーエールで割るジンジャーハイボールも人気で、生姜の辛みがワイルドターキーのスパイシーさと良く合います。暑い季節には特におすすめの飲み方です。
③ロック|氷で変化する味を堪能する
氷は可能な限り大きく硬いものを使用するのがポイントです。
市販のロックアイスや、自宅で作る場合は製氷器で大きめの氷を作りましょう。大きめの氷でゆっくりと氷が溶けることで、徐々に味わいが変化していきます。
氷が溶けるにつれて飲みやすくなる、30分かけてゆっくり楽しめるという意見もあります。最初は力強い味わいから、時間とともにまろやかになっていく過程を楽しめます。
ロックで飲む際は、最初の一口で強いアルコール感を感じるかもしれませんが、それも含めてワイルドターキーの醍醐味です。氷が溶けることで、隠れていた甘みやフルーティーな香りが顔を出し、複雑な味わいの変化を楽しめます。チェイサーとして水を用意しておくと、口の中をリフレッシュしながら楽しめます。
じっくりと味わいたい夜に最適な飲み方です。
ワイルドターキーの味をさらに引き立てる!相性抜群の料理・おつまみ
ワイルドターキーの個性的な味わいは、適切な料理やおつまみと合わせることで、さらに魅力が引き立ちます。
バーボン特有の甘みとスパイシーさは、意外と幅広い料理とマッチします。
料理と合わせることで「まずい」という印象が変わった、食事と一緒だと美味しく感じるという意見もあります。特に、濃い味付けの料理や脂っこい料理との相性は抜群です。
以下では、家庭でも簡単に用意できる、ワイルドターキーと相性の良い料理やおつまみをご紹介します。これらの組み合わせを試すことで、ワイルドターキーの新たな魅力を発見できるかもしれません。
ステーキや唐揚げなど肉料理とのペアリング
牛肉のステーキとの相性は抜群で、肉の旨味とワイルドターキーの力強い味わいが互いを引き立て合います。
赤身肉の鉄分とワイルドターキーのバニラ香が絶妙にマッチし、贅沢な食事体験を演出します。
鶏の唐揚げもおすすめの組み合わせです。唐揚げの油分をワイルドターキーのアルコールがさっぱりとさせ、後味を爽やかにしてくれます。唐揚げと一緒に飲むと止まらない、肉の脂とワイルドターキーのバランスが最高という意見もあります。
その他にも、スペアリブやローストビーフ、焼き鳥なども相性が良い料理です。BBQソースやテリヤキソースなど、甘辛い味付けがワイルドターキーの甘みと良く合います。また、黒胡椒やガーリックを効かせた料理も、ワイルドターキーのスパイシーさと調和します。
肉料理と合わせる際は、ロックかハイボールで楽しむのがおすすめです。
チーズ・ナッツ・チョコレートと合わせて手軽に楽しむ
チェダーチーズやゴーダチーズなど、熟成タイプのハードチーズは、ワイルドターキーの複雑な味わいと見事に調和します。
チーズの塩気と脂肪分が、バーボンの甘みを引き立てます。
アーモンド、カシューナッツ、ピーカンナッツがおすすめです。軽くローストしたナッツの香ばしさは、ワイルドターキーのオーク樽由来の香りと相性抜群です。ナッツと一緒に少しずつ飲むのが至福の時間、チョコレートと合わせると大人のデザートという意見もあります。
ダークチョコレートとのペアリングも意外な美味しさです。カカオ70%以上のビターチョコレートは、ワイルドターキーの甘みと苦みのバランスを整え、より深い味わいを生み出します。
これらのおつまみは、コンビニやスーパーで手軽に購入できるため、自宅でワイルドターキーを楽しむ際の定番となっています。
ワイルドターキーは「まずい」のではなく「個性的なウイスキー」
ワイルドターキーが「まずい」と言われる理由を検証してきましたが、それは単に個性が強いウイスキーであるということに他なりません。
世界中で愛され続けている理由は、その個性的な味わいが多くの人を魅了しているからです。
飲み方や合わせる料理を工夫することで、ワイルドターキーの魅力を最大限に引き出すことができます。「まずい」と決めつける前に、様々な楽しみ方を試してみることをおすすめします。
最後に、ワイルドターキーがどんな人に向いているのか、具体的にご紹介します。自分に当てはまるかチェックしてみてください。
ワイルドターキーはこんな人におすすめ!
ワイルドターキーは決して万人受けするウイスキーではありませんが、以下のような方には特におすすめできます。
まず、しっかりとした飲みごたえのあるお酒を求めている方には最適です。薄味のお酒では物足りない、パンチの効いた味わいを楽しみたいという方にぴったりです。
また、コストパフォーマンスを重視する方にもおすすめです。高品質なバーボンウイスキーでありながら、手頃な価格で購入できるワイルドターキーは、日常的に楽しむウイスキーとして最適です。特にハイボールやカクテルベースとして使用する場合、この価格帯でも評価する声があります。
さらに、新しい味わいに挑戦したいウイスキー好きの方や、バーボンの世界に足を踏み入れたい方にもおすすめします。最初は「まずい」と感じても、飲み方を工夫したり、種類を変えたりすることで、きっと自分好みの楽しみ方が見つかるはずです。
個性的だからこそ、一度ハマると離れられない魅力がワイルドターキーにはあります。
濃厚で深い香りを楽しみたい人
バニラ、キャラメル、スパイスの香りは、ウイスキーの香りを楽しむことが好きな方には堪らない魅力です。
グラスに注いだ瞬間から立ち上るこれらの香りは、飲む前から期待感を高めてくれます。時間をかけてゆっくりと香りの変化を楽しむことができるのも、ワイルドターキーならではの醍醐味です。
香りを楽しむことを重視する方は、まずストレートかロックで少量を試してみることをおすすめします。最初の印象が強すぎる場合は、少量の水を加えることで香りが開き、より複雑な香りを楽しむことができます。
食事と一緒にウイスキーを楽しみたい人
特にハイボールにした時のスパイシーで爽快な味わいは、様々な料理と見事にマッチします。
前項で紹介した肉料理やチーズ、ナッツなどの定番のペアリングはもちろん、和食や中華料理との組み合わせも意外な美味しさを発見できます。
食中酒としてウイスキーを楽しみたい方には、ワイルドターキーのハイボールが特におすすめです。炭酸の刺激と適度なアルコール感が食欲を増進させ、料理の味をより一層引き立てます。
価格も手頃なため、普段の食事に気軽に合わせることができるのも大きな魅力です。
ワイルドターキーが「まずい」と感じてしまう人におすすめしたいバーボンの銘柄5選
ワイルドターキーの個性的な味わいが苦手と感じた方でも、バーボンウイスキー自体を諦める必要はありません。
バーボンには様々な特徴を持つ銘柄があり、きっと自分好みの一本が見つかるはずです。
以下でご紹介する5つの銘柄は、ワイルドターキーよりも飲みやすく、バーボン初心者にもおすすめできるものばかりです。それぞれ異なる特徴を持っているため、自分の好みに合わせて選んでみてください。バーボンウイスキーの世界は奥深く、様々な味わいを楽しむことができます。
JOYLABではアメリカンウイスキーの買取も承っております。お手持ちのウイスキーの査定をご希望の方は、以下のページもご覧ください。
①ジムビーム|世界で最も売れている定番バーボン
アルコール度数は40%で、ワイルドターキーよりもマイルドな味わいが特徴の、200年以上の歴史を持つジムビームです。
初めてバーボンを試す方には最適な選択肢です。
ワイルドターキーより格段に飲みやすい、クセがなくて万人受けする味という意見もあります。バニラとキャラメルの甘みがバランス良く、スムーズな口当たりで飲みやすさを重視した造りになっています。
ハイボールはもちろん、ストレートでも楽しめる優しい味わいです。
出典:ジムビーム公式サイト
②フォアローゼズ|フルーティで飲みやすいバランス型
10種類の原酒をブレンドして作られるフォアローゼズは、フルーティーで華やかな香りが特徴的なバーボンです。
アルコール度数40%で、ワイルドターキーよりも穏やかな印象です。
花のような華やかな香りと、洋梨やりんごのようなフルーティーな味わいが特徴で、女性からの人気も高いバーボンです。フルーティーで飲みやすい、バーボンのイメージが変わったという意見もあります。ストレートでも楽しめる優しい味わいで、バーボン特有の強さが苦手な方にもおすすめです。
出典:フォアローゼズ公式サイト
③ウッドフォードリザーブ|華やかな香りと複雑かつ滑らかな手作り感
ケンタッキー州最古の蒸留所で造られるプレミアムバーボンは、三回蒸留による滑らかな口当たりが特徴です。
200種類以上の香味成分による複雑な味わいを持ち、アルコール度数45.2%(90.4プルーフ)となっています。
チョコレート、ドライフルーツ、スパイスなどの複雑な香りと、絹のような滑らかな口当たりが印象的です。上品で洗練された味わい、これならストレートで楽しめるという意見もあります。
④バッファロー・トレース|200年以上の歴史を持つコスパに優れた銘柄
アルコール度数45%の、バッファロー・トレース蒸留所のフラッグシップボトルです。
200年以上の歴史を持ち、数々の賞を受賞している実力派バーボンです。
バニラ、キャラメル、シナモンの香りに、ミントやダークチェリーのニュアンスが加わる複雑な味わいです。コストパフォーマンスに優れたバーボンで、ワイルドターキーより優しくて飲みやすいという意見もあります。
⑤メーカーズマーク|口当たりが優しく、バーボン初心者にもおすすめ
赤い封蝋が特徴的な、ケンタッキー産のバーボンです。
原料に小麦を使用することで、まろやかで優しい口当たりを実現しています。アルコール度数45%で、バーボン特有の荒々しさがなく、非常に飲みやすいのが特徴です。
バニラとキャラメルの甘みが前面に出た、優しくまろやかな味わいです。バーボンとは思えないほど優しい、初心者でも美味しく飲めるという意見もあります。
ストレート、ロック、ハイボールどの飲み方でも楽しめる万能型のバーボンです。
希少バーボンの購入・買取はJOY LAB(ジョイラボ)で安心・簡単に
ワイルドターキーをはじめとする様々なバーボンウイスキーをご紹介してきましたが、中には入手困難な希少ボトルも存在します。
限定品や終売品、長期熟成品などは、定価を大きく上回る価格で取引されることもあります。
JOYLABでは、希少なバーボンウイスキーの買取・販売を専門知識を持ったスタッフが丁寧に対応いたします。コレクションの整理や、新しいボトルの購入資金作りなど、様々なニーズにお応えします。
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