週末の楽しみや特別な日のお祝いに、スパークリングワインを選ぶ方が増えています。
しかし、種類が多すぎてどれを選べばいいか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
この記事では、2025年11月最新のスパークリングワイン人気ランキングを、価格帯や味わい別にご紹介します。
初心者でも失敗しない選び方のポイントから、贈り物として喜ばれる銘柄まで、あなたの目的に合った一本がきっと見つかります。
まずは基本から!スパークリングワインとシャンパンの違いとは?
スパークリングワインとシャンパン、この2つの違いをご存知でしょうか。
実は、スパークリングワインは発泡性ワインの総称で、世界中で造られている泡のあるワインすべてを指します。
一方、シャンパン(正式にはシャンパーニュ)は、フランスのシャンパーニュ地方で厳格な法律(AOC)に従って造られたスパークリングワインのみが名乗ることができる特別な名称です。
シャンパーニュ地方以外で造られた発泡性ワインは、たとえ同じ製法で造られていてもシャンパンとは呼べません。
フランスの他地域では「クレマン」、スペインでは「カヴァ」、イタリアでは「プロセッコ」や「フランチャコルタ」など、産地や製法によって異なる名前で呼ばれています。
これらのスパークリングワインも、シャンパンに劣らない高品質なものが多く、価格も手頃なことから人気を集めています。
人気スパークリングワインの選び方|失敗しないための5つのポイント
スパークリングワイン選びで失敗しないためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
ここでは、初心者でも迷わず選べる5つの重要なポイントをご紹介します。
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① 味わいの好み(甘口・辛口)で選ぶ
スパークリングワインの味わいは、主に残糖量によって決まります。
ラベルに記載されている「Brut(ブリュット)」や「Extra Brut(エクストラ・ブリュット)」は辛口を表し、食事と合わせやすいのが特徴です。
キリッとした酸味と爽やかな泡立ちが、料理の味を引き立てます。
一方、「Demi-Sec(ドゥミ・セック)」や「Doux(ドゥー)」は甘口を示します。デザートとの相性が抜群で、食前酒やパーティーシーンでも人気があります。
フルーツの自然な甘みを感じられるものも多く、ワインが苦手な方でも飲みやすいのが魅力です。
初めてスパークリングワインを選ぶ場合は、まず自分が普段好む飲み物の傾向を考えてみましょう。ビールや辛口の日本酒が好きな方は辛口のスパークリングワインを、カクテルや甘めの日本酒が好きな方は甘口から始めるのがおすすめです。
② 価格帯・予算で選ぶ
スパークリングワインの価格帯は幅広く、用途に応じて選ぶことができます。
デイリーワインとして楽しむなら、2,000円以下のものでも十分に美味しいものが見つかります。
特にスペインのカヴァやイタリアのプロセッコは、この価格帯でも本格的な味わいを楽しめます。
ちょっとした贅沢や友人へのギフトには、3,000円から5,000円程度のものがおすすめです。この価格帯になると、フランスのクレマンやシャンパンの入門的な銘柄も選択肢に入ってきます。
特別な記念日や大切な方への贈り物には、10,000円以上のプレステージクラスを選ぶと良いでしょう。有名メゾンのシャンパンや、長期熟成された特別なキュヴェなど、記憶に残る一本となることでしょう。
③ 生産国の特徴で選ぶ
スパークリングワインは世界各国で造られており、それぞれに特徴があります。
フランスは伝統と格式を重んじる王道のスタイルで、繊細できめ細かい泡立ちが特徴です。
シャンパーニュ地方のシャンパンはもちろん、アルザスやロワールのクレマンも高い評価を受けています。
イタリアのスパークリングワインは、陽気で果実味豊かなスタイルが魅力です。プロセッコは軽やかで飲みやすく、モスカート・ダスティは甘くて華やかな香りが楽しめます。
スペインのカヴァは、シャンパンと同じ瓶内二次発酵で造られながら、価格は手頃でコストパフォーマンスに優れています。
チリやアルゼンチンなどニューワールドのスパークリングワインは、果実味が豊かで親しみやすい味わいが特徴です。最近では、イギリスのスパークリングワインも品質が向上し、注目を集めています。
④ 代表的なブドウ品種で選ぶ
スパークリングワインに使用されるブドウ品種によって、味わいは大きく変わります。
シャルドネは酸味とミネラル感があり、エレガントで繊細な味わいを生み出します。
ブラン・ド・ブランと呼ばれる白ブドウ100%のスパークリングワインには、このシャルドネが主に使用されます。
ピノ・ノワールは、コクとボディがあり、力強い味わいが特徴です。赤ワイン用のブドウですが、果皮を除いて醸造することで、複雑な風味を持つスパークリングワインになります。
モスカート(マスカット)は、華やかな香りと自然な甘みが特徴で、甘口スパークリングワインによく使用されます。その他、スペインのマカベオやチャレッロ、イタリアのグレーラなど、各国独自の品種も個性的な味わいを楽しませてくれます。
⑤ 楽しみたい料理との相性で選ぶ
スパークリングワインと料理のマリアージュを楽しむのも、ワインの醍醐味の一つです。
辛口のスパークリングワインは、生ハムやチーズなどの前菜、天ぷらや唐揚げなどの揚げ物と相性抜群です。
泡が口の中をさっぱりとリセットしてくれるため、脂っこい料理でも飽きずに楽しめます。
甘口のスパークリングワインは、フルーツタルトやチーズケーキなどのデザートと完璧にマッチします。また、フォアグラやブルーチーズなど、クセのある食材とも意外な相性の良さを見せます。
ロゼのスパークリングワインは、サーモンや海老などの魚介類、中華料理やエスニック料理とも相性が良く、幅広い料理に合わせやすいのが特徴です。
料理との相性を考えながら選ぶことで、食事の時間がより豊かなものになるでしょう。
辛口好きにおすすめのスパークリングワイン人気ランキング
キリッとした味わいが魅力の辛口スパークリングワイン。
食事との相性も良く、幅広いシーンで活躍します。ここでは価格帯別に、おすすめの辛口スパークリングワインをご紹介します。
2,000円以下の人気辛口スパークリングワイン5選
デイリーワインとして楽しめる2,000円以下の価格帯でも、本格的な味わいのスパークリングワインが数多く存在します。
スペインのカヴァやイタリアのスプマンテなど、伝統的な製法で造られた高品質なものも多く、普段使いのワインとしてストックしておくのもおすすめです。
コストパフォーマンスに優れた5本をご紹介します。
① フレシネ コルドン・ネグロ(スペイン)
スペインのカタルーニャ地方は、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵でカヴァを造る伝統があり、地中海性気候の恩恵を受けた豊かな果実味が特徴です。
和食の天ぷらの油をさっぱりと洗い流してくれるほか、スペインバルの定番タパス、特にハモン・セラーノやマンチェゴチーズとの相性が抜群です。
フレシネ コルドン・ネグロは、マカベオ、チャレッロ、パレリャーダという土着品種をブレンドし、これらのブドウが持つ柑橘系の爽やかな香りと、きめ細かい泡立ちを生み出しています。
残糖量を控えめにしたブリュット仕様により、キリッとした酸味とドライな味わいを実現しています。
② サンテロ ピノ・シャルドネ スプマンテ(イタリア)
イタリア・ピエモンテ州は、アルプスの麓に位置し冷涼な気候がエレガントなスパークリングワインを生み出します。
このスプマンテは、ピノ・ビアンコが持つ繊細な花の香りと、シャルドネの持つしっかりとした骨格が見事に調和しています。
シャルマ方式により、フレッシュな果実味を保ちながら、残糖を抑えることで軽やかな辛口に仕上げられています。
前菜の生ハムメロンやカプレーゼサラダと合わせると、イタリアの陽光を感じるマリアージュが楽しめます。家庭料理では、ペペロンチーノやボンゴレビアンコなどのオイル系パスタと相性抜群です。
③ ヴィーニャ・サン・エステバン アルテラ スパークリングワイン シャルドネ エクストラ・ブリュット(チリ)
シーフードサラダやセビーチェなどの魚介料理、家庭料理ではエビフライやカキフライと合わせると、果実味と料理の旨味が引き立て合います。
チリの中央谷は、アンデス山脈と太平洋に挟まれた独特の地形により、昼夜の寒暖差が大きく、ブドウに凝縮した果実味をもたらします。
シャルドネ100%で造られるこのスパークリングワインは、洋ナシや白桃、パイナップルのようなトロピカルなアロマと、海からの冷涼な風がもたらすミネラル感が特徴です。
エクストラ・ブリュットという極辛口仕様により、果実の自然な甘みを最小限に抑え、クリアで爽快な飲み心地を実現しています。
④ コドーニュ クラシコ ブリュット(スペイン)
1872年創業のコドーニュは、スペインで初めてシャンパーニュ製法を導入した歴史あるメーカーです。
地中海性気候で育つマカベオは青リンゴのような爽やかさ、チャレッロは力強い酸味、パレリャーダは繊細な花の香りをもたらします。
約9ヶ月の瓶内熟成により、これらの品種が織りなす複雑な風味が生まれます。ドサージュ(加糖)を控えめにすることで、柑橘系のフレッシュな香りとクリーミーな泡立ちを持つ辛口に仕上げています。
魚介のフライやパエリアとの相性が抜群で、特にイカリングフライやアヒージョなどのニンニクを使った料理と合わせると、スペインの食文化を堪能できます。
⑤ プロジェクト・クワトロ・カヴァ(スペイン)
カタルーニャの革新的な生産者が手掛けるこのカヴァは、伝統的な3品種(マカベオ、チャレッロ、パレリャーダ)に国際品種のシャルドネを加えた4品種のブレンドが特徴です。
塩焼きの秋刀魚や鯵にすだちを絞って合わせると絶妙で、焼き魚の脂をさっぱりとリセットしてくれます。家庭料理では、鶏の唐揚げやアジフライとも好相性です。
シャルドネが加わることで、よりリッチでコクのある味わいが生まれ、ほんのりオイリーなニュアンスが感じられます。
瓶内二次発酵による細かい泡と、残糖を抑えた辛口仕上げにより、飲みごたえのある味わいが楽しめます。
5,000円前後の人気辛口スパークリングワイン5選
ちょっとした贅沢や特別な日の始まりにふさわしい5,000円前後の価格帯では、シャンパンの入門的な銘柄や、各国のプレミアムクラスのスパークリングワインが選べます。
贈り物としても喜ばれる品格のある味わいで、大切な人との時間を彩ってくれるでしょう。厳選した5本をご紹介します。
① グラハム・ベック ブリュット(南アフリカ)
南アフリカのロバートソン地域は、石灰質土壌と冷涼な海風により、シャンパーニュに匹敵する高品質なスパークリングワインを生み出します。
シャルドネとピノ・ノワールを使用し、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵(現地ではキャップ・クラシックと呼ぶ)で造られます。
シャルドネのエレガントな酸味とピノ・ノワールの骨格が、ムース状のきめ細かい泡と熟した柑橘系の風味を生み出し、辛口ながらも豊かな味わいを実現しています。
グリルチキンやローストポークなどの肉料理、家庭料理では鶏の照り焼きやポークソテーとの相性が素晴らしく、料理の旨味を引き立てます。
② ニコラ・フィアット レゼルヴ・エクスクルーシヴ ブリュット(フランス)
オマール海老のグリルやホタテのムニエルなどの高級食材、家庭料理では海老グラタンやクリームコロッケと相性抜群です。
シャンパーニュ地方の冷涼な気候と白亜質土壌が、繊細で複雑な味わいのシャンパンを生み出します。
ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ40%、シャルドネ20%前後のブレンドで、各品種の特徴が見事に調和しています。ピノ・ノワールは赤い果実の香り、ピノ・ムニエは丸みのある口当たり、シャルドネはエレガンスをもたらします。
3年間の熟成により、洋ナシやリンゴの香りに、トーストやブリオッシュのニュアンスが加わり、ドサージュを控えめにすることで、複雑ながらもキレのある辛口に仕上がっています。
③ G.H.マム コルドン・ルージュ ブリュット(フランス)
ランスに本拠を置くG.H.マムは、シャンパーニュの伝統を守りながら革新的な味わいを追求しています。
ピノ・ノワールの赤い果実(イチゴ、ラズベリー)の香りとスパイシーなニュアンスが、辛口ながらも豊かな表情を作り出しています。
ビーフステーキやラムチョップなどの赤身肉、家庭料理ではハンバーグやビーフシチューと合わせると、肉の旨味とシャンパンの酸味が絶妙にマッチします。
ピノ・ノワール主体(45%)のブレンドは、ブルゴーニュ地方に近い畑のブドウを使用し、力強い骨格を生み出します。
④ ヴーヴ・クリコ イエローラベル(フランス)
シャンパーニュ地方の名門メゾンが造るこのシャンパンは、ピノ・ノワール50-55%が骨格を、ピノ・ムニエ15-20%が果実味を、シャルドネ28-33%がフィネスをもたらします。
フォアグラのソテーや鴨のコンフィなどの濃厚な料理、家庭では豚の角煮やチキンのクリーム煮と相性が良く、料理の重さをシャンパンの泡が軽やかにしてくれます。
各村の最良の畑から収穫されたブドウを使用し、30-45ヶ月の熟成を経て出荷されます。
ブリオッシュやヴァニラの香りと、柑橘類の爽やかさが調和し、ドサージュを9g/Lに抑えることで、フルーティーさとキレの良さを両立させた辛口に仕上がっています。
⑤ ジョセフ・カタン クレマン・ダルザス ブリュット グラン・キュヴェ(フランス)
アルザス地方は、ライン川沿いの冷涼な気候と多様な土壌が、香り高いスパークリングワインを生み出します。
ピノ・ブラン主体のブレンドは、白い花や青リンゴの爽やかな香りが特徴で、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵により、クリーミーな泡立ちが生まれます。
アルザス特有の完熟したブドウから造られながら、残糖を抑えることで、蜂蜜のような余韻を持ちつつもキリッとした辛口に仕上がっています。
シュークルートやキッシュ・ロレーヌなどのアルザス料理はもちろん、家庭料理では豚肉と野菜の白ワイン煮込みやチーズフォンデュと素晴らしい相性を見せます。
10,000円以上の人気辛口スパークリングワイン5選
特別な記念日や大切な方への贈り物に選びたい10,000円以上のプレステージクラスは、長期熟成や厳選されたブドウによる複雑で洗練された味わいが特徴です。
その価値は時を経ても変わることなく、思い出と共に記憶に残る一本となるでしょう。
世界が認める最高峰の5本をご紹介します。
① ルイ・ロデレール・ブラン・ド・ブラン(フランス)
伊勢海老のグリルやアワビのステーキなどの最高級食材、家庭料理では真鯛のカルパッチョや帆立貝のバター焼きと合わせると、素材の繊細な味わいが引き立ちます。
シャンパーニュ地方のコート・デ・ブラン地区は、白亜質土壌がシャルドネに最適な環境を提供します。
ルイ・ロデレールは自社畑のシャルドネ100%を使用し、最高のテロワールを表現しています。シャルドネ特有の白い花、シトラス、ミネラルの香りが際立ちます。
マロラクティック発酵を行わず、シャルドネの純粋な酸味を保ち、繊細できめ細かい泡立ちと長い余韻を持つ究極の辛口に仕上げています。
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② フランチャコルタ・サテン(イタリア)
イタリア・ロンバルディア州のフランチャコルタ地域は、アルプスの麓の冷涼な気候と氷河期に形成された土壌が、シャンパーニュに匹敵する高品質なスパークリングワインを生み出します。
サテンは白ブドウ(シャルドネとピノ・ビアンコ)のみを使用し、ガス圧を5気圧以下に抑えることで、絹のような滑らかな口当たりを実現しています。
24ヶ月以上の瓶内熟成により、ナッツやトーストの香りが生まれ、ドサージュを最小限にすることで、エレガントで洗練された辛口の味わいとなっています。
白トリュフのリゾットやヴィテッロ・トンナート、家庭料理ではカルボナーラやシーフードグラタンと合わせると、イタリアの美食文化を堪能できます。
③ ヴァランタン・ルフレーヴ エクストラ・ブリュット ブラン・ド・ブラン ル・メニル・シュール・オジェ 17 5.0(フランス)
コート・デ・ブラン地区のル・メニル・シュール・オジェ村は、シャルドネの聖地として知られ、ミネラル豊富な白亜質土壌が特徴です。
牡蠣の生食やカルパッチョなどの繊細な前菜、家庭料理では鯛の昆布締めや白身魚の塩焼きと合わせると、ミネラル感が料理の旨味を引き立てます。
ブルゴーニュの巨匠オリヴィエ・ルフレーヴが手掛けるこのシャンパンは、シャルドネ100%で造られ、シャープな酸とミネラル感が際立ちます。
エクストラ・ブリュットというドサージュ6g/L以下の極辛口仕様により、シャルドネの純粋さとテロワールの個性が最大限に表現されています。
④ シャルル・エドシック ブラン・ド・ブラン(フランス)
シャンパーニュ地方で160年以上の歴史を持つシャルル・エドシックは、地下30メートルの白亜質の洞窟で長期熟成を行います。
長期熟成により、ヘーゼルナッツやブリオッシュ、蜂蜜の複雑な香りが生まれ、ドサージュを控えめにすることで、リッチながらもキレのある辛口に仕上がっています。
グラン・クリュやプルミエ・クリュを含む優良畑のシャルドネのみを使用し、約4年以上の長期熟成を経て出荷されます。
ロブスターのテルミドールやフォアグラのテリーヌ、家庭料理では鮭のムニエルやクリームソースのパスタと相性が良く、料理の豊かさとシャンパンの複雑さが見事に調和します。
⑤ ナイティンバー ブラン・ド・ブラン(イギリス)
イギリス南部のサセックス州は、シャンパーニュと同じ白亜質土壌を持ち、気候変動により近年ブドウ栽培に適した環境となっています。
スモークサーモンやキャビア、家庭料理ではサーモンのクリームパスタやチキンのレモンバター焼きと合わせると、英国の新しいワイン文化を体験できます。
ナイティンバーは、シャルドネ100%を使用し、最低3年の瓶内熟成を経て造られます。バニラやトーストのニュアンスと、イングリッシュガーデンを思わせる繊細なフローラルが特徴です。
冷涼な気候がもたらす高い酸度と、ドサージュを抑えた造りにより、フレッシュでエレガントな辛口スパークリングワインとなっています。
甘口好きにおすすめのスパークリングワイン人気ランキング
フルーティーで飲みやすい甘口スパークリングワインは、ワイン初心者やデザートタイムにぴったりです。
ここでは価格帯別に、おすすめの甘口スパークリングワインをご紹介します。
2,000円以下の人気甘口スパークリングワイン5選
手頃な価格で楽しめる甘口スパークリングワインは、ワインが苦手な方への入門編としても最適です。
モスカートやランブルスコなど、フルーティーで親しみやすい味わいのものが多く、パーティーやカジュアルな集まりでも人気があります。
気軽に楽しめる甘口の5本をご紹介します。
① アスティ・スプマンテ(イタリア)
ティラミスやパンナコッタなどのイタリアンデザート、フルーツタルトやチーズケーキと合わせると、デザートの甘さと調和して至福の時間を演出します。
イタリア・ピエモンテ州のアスティ地区は、モスカート・ビアンコの栽培に最適な丘陵地帯です。
この地域の温暖な気候と石灰質土壌が、アロマティックなブドウを育てます。モスカート・ビアンコ100%で造られ、マスカット、白桃、オレンジの花の芳醇な香りが特徴です。
タンク内で発酵を途中で止めることで、天然の糖分を残し、アルコール度数も7%程度と低めに抑えた優しい甘さが魅力です。
② サンテロ アスティ・セッコ(イタリア)
ピエモンテ州の老舗ワイナリーが手掛けるこのスパークリングは、モスカート種特有の華やかな香りを持ちながら、独特の仕上がりが特徴です。
生ハムメロンやフルーツサラダなどの前菜、ブルーチーズとハチミツの組み合わせとも相性が良く、甘さと塩気のコントラストを楽しめます。
モスカートの白桃やマスカットの甘い香りが広がりますが、発酵を進めることで糖分を抑えています。
香りは甘いですが後味はスッキリとしており、食前酒としても楽しめる絶妙なバランスが、甘口好きにも辛口好きにも愛される理由です。
③ ラ・ロスカ スパークリング(スペイン)
スペイン・カタルーニャ地方の温暖な気候が育むブドウから造られるこのカヴァは、マカベオやチャレッロなどの土着品種を使用しています。
青リンゴ、洋ナシ、アカシアの蜂蜜のニュアンスが感じられます。
クレマ・カタラーナやフランのカラメル部分、家庭ではプリンやカステラと合わせると、カラメルの香ばしさとワインの甘さが見事にマッチします。
瓶内二次発酵ながら、ブリュット表記でもドサージュをやや多めにした、柔らかい甘さのスタイルで、きめ細かい泡立ちを楽しめます。
④ カビッキオーリ ランブルスコ・ビアンコ・ドルチェ(イタリア)
エミリア・ロマーニャ州は、ランブルスコの本場として知られ、軽やかな微発泡ワインの伝統があります。
白ブドウから造られるこのランブルスコは、フレッシュなベリー、白い花、ベルベットのような柔らかな香りが特徴です。
シャルマ方式により軽やかな泡立ちを生み出し、残糖を多めに残すことで、爽やかな甘さと低アルコール(6-7%)を実現しています。
パルミジャーノ・レッジャーノとハチミツ、イチゴのショートケーキやフルーツポンチと合わせると、軽やかな甘さが料理を引き立てます。
⑤ ブルーナン ゴールド・エディション(ドイツ)
アプフェルシュトゥルーデルやバウムクーヘン、家庭ではレアチーズケーキやフルーツゼリーと合わせると、パーティーを盛り上げる一本となります。
ドイツのラインヘッセン地方で造られるこのスパークリングワインは、リースリングなどのドイツ品種を使用し、22カラットの金箔入りという華やかな演出が特徴です。
修道院の伝統に由来し、「金を飲むと健康に良い」という中世の言い伝えを現代に伝えています。
ドイツワイン特有の残糖を活かした甘口仕立てで、リンゴや洋ナシの爽やかな甘さが楽しめます。
5,000円前後の人気甘口スパークリングワイン5選
食後のデザートタイムや女子会などで楽しみたい5,000円前後の甘口スパークリングワインは、上質な甘さと複雑な香りが魅力です。
氷を入れて楽しむ新しいスタイルのシャンパンも登場し、楽しみ方の幅が広がっています。
洗練された甘口の5本をご紹介します。
① フェッラーリ ドゥミ・セック(イタリア)
イタリア北部トレンティーノ地方は、アルプスの麓の冷涼な気候が、エレガントなスパークリングワインを生み出します。
ドゥミ・セック(やや甘口)仕様により、上品な甘さと酸味のバランスが絶妙で、甘すぎず飲み飽きしない味わいです。
アップルパイやタルト・タタン、ゴルゴンゾーラとハチミツのブルスケッタと合わせると、フルーツの甘さとチーズの塩気が絶妙に調和します。
フェッラーリは、シャルドネとピノ・ネロを使用し、瓶内二次発酵で約2年(20~24ヶ月程度)熟成させます。熟したゴールデンデリシャス・リンゴ、アカシアの花、ハチミツの濃厚な香りが広がります。
② アルパ・ソルシ(イタリア)
トスカーナ州でフェラガモ・ファミリーが手掛けるイル・ボッロのスパークリングワインです。
フォアグラのテリーヌやパテ・ド・カンパーニュ、デザートではアプリコットタルトやドライフルーツのケーキと好相性で、複雑な味わいが料理を引き立てます。
シャルドネとピノ・ネロのブレンドで、アプリコット、ドライマンゴー、オレンジピールの甘い香りが特徴です。
甘い香りが好きな人にもおすすめの、香りは甘いけれど味わいは辛口寄りの1本で、甘い香りとすっきりした味わいのギャップが楽しめます。
③ G.H. マム アイス・エクストラ(フランス)
シャンパーニュの革新的なメゾンが開発した、氷を入れて飲む専用のドゥミ・セック(やや甘口)シャンパンです。
ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネのブレンドで、トロピカルフルーツやマンゴーの香りが特徴です。
フルーツサラダやマンゴープリン、夏にはかき氷やシャーベットと一緒に楽しむと、新しいシャンパン体験ができます。
ドゥミセックに分類される35g/Lのドサージュにより、氷が溶けても味わいのバランスが保たれるよう計算された革新的な甘口です。
④ パイパー・エドシック キュヴェ・シュブリーム(フランス)
1785年創業の歴史あるメゾンが造るドゥミ・セックは、ピノ・ノワール主体のブレンドです。
パイナップル、マンゴー、バニラ、ジンジャーブレッドの豊かな香りが広がり、クリーミーな泡立ちが特徴です。
ドサージュ38g/Lという絶妙な甘さで、上品な甘さが食後のデザートタイムを優雅に演出します。
クレームブリュレやミルフィーユ、エキゾチックフルーツのタルトと合わせると、デザートの甘さを引き立てながら口の中をリフレッシュしてくれます。
⑤ ブリッコ クワリア モスカート ダスティ(イタリア)
パンナコッタやザバイオーネなどのイタリアンデザート、桃のコンポートやフルーツタルトと合わせると、優雅なデザートタイムを演出します。
ピエモンテ州のモスカート・ダスティDOCGは、微発泡の甘口ワインの最高峰です。
モスカート・ビアンコ100%で、マスカット、白桃、オレンジの花、セージの華やかな香りが特徴です。
発酵を早めに止めることで、アルコール度数5%程度と低く、天然の果実の甘みを最大限に活かした軽やかな甘口に仕上がっています。
10,000円以上の人気甘口スパークリングワイン5選
最高級の甘口スパークリングワインは、豊かな甘さと複雑な香りが織りなす贅沢な味わいが魅力です。
有名メゾンが手掛ける特別なキュヴェは、デザートとの究極のマリアージュを楽しめます。
特別な夜を彩る、極上の甘口シャンパン5本をご紹介します。
① モエ・エ・シャンドン ネクター・アンペリアル(フランス)
チョコレートムースやオペラケーキ、エキゾチックフルーツのサラダと合わせると、贅沢なデザートタイムを演出します。
シャンパーニュの名門モエ・エ・シャンドンが造る甘口の逸品です。
ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネのブレンドで、トロピカルフルーツ(パイナップル、マンゴー)、ストーンフルーツ(アプリコット、ピーチ)の芳醇な香りが特徴です。
ドサージュ45g/Lという豊かな甘さながら、酸味とのバランスが絶妙で、夜の街での需要も高い洗練された甘口シャンパンです。
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② ヴーヴ・クリコ リッチ・オン・アイス(フランス)
革新的なミクソロジー専用シャンパンとして開発されたこの一本は、ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネのブレンドです。
氷を入れたり、キュウリ、パプリカ、パイナップルなどのフルーツを加えてカクテルスタイルで楽しむことを前提に造られています。
ドサージュ約55~60g/Lという極甘口仕様により、氷やフルーツと合わせても味わいが薄まらない、新しいシャンパンの楽しみ方を提案しています。
マカロンやフルーツパフェ、トロピカルフルーツのカクテルと合わせると、パーティーを華やかに演出します。
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③ ポメリー ロイヤル・ブルー・スカイ(フランス)
レモンタルトやライムのシャーベット、シトラス系のデザートと合わせると、夏のプールサイドやビーチでの優雅な時間を演出します。
夏空を思わせる鮮やかなブルーボトルが印象的なポメリーのアイススタイルシャンパンです。
シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエのブレンドで、シトラス、グレープフルーツ、ライチの爽やかな香りが広がります。
ドサージュを高めに設定し、氷を入れて楽しむことで、暑い季節にぴったりの爽やかな甘口シャンパンとなります。
④ ポル・ロジェ リッチ ドゥミ・セック(フランス)
英国王室御用達の名門メゾンが造る伝統的なドゥミ・セックです。
ドサージュ34g/Lという絶妙な甘さで、甘みと酸味の完璧なバランスが、格式高いメゾンの技術力を示しています。
フォアグラのブリオッシュ包みやロックフォールチーズ、洋ナシのタルトやタルト・オ・シトロンと合わせると、伝統的なフランスの美食を堪能できます。
ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエの伝統的なブレンドで、洋ナシ、マルメロ、アカシアの花、ジンジャーブレッドの複雑な香りが特徴です。
⑤ ルイ・ロデレール・カルト・ブランシュ(フランス)
クリスタルで有名なメゾンが造る最高級のドゥミ・セックです。
ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエをブレンドしたドゥミ・セックで、白い花、シトラス、カンディフルーツ、ジンジャーの複雑な香りが広がります。
北京ダックや点心、デザートではマンゴープリンや杏仁豆腐と合わせると、東洋と西洋の美食の融合を楽しめます。
ドサージュ約38g/Lという豊かな甘さながら、クリーミーで繊細な泡立ちと高い酸度により、スパイシーな中華料理とも相性が良い多面的な甘口シャンパンです。
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ギフトにも最適なロゼスパークリングワイン人気ランキング
美しいピンク色が華やかなロゼスパークリングワインは、見た目の美しさと味わいの良さから、ギフトとしても人気があります。
2,000円以下の人気ロゼスパークリングワイン5選
美しいピンク色が印象的な2,000円以下のロゼスパークリングワインは、見た目の華やかさと手頃な価格で人気があります。
カジュアルなパーティーや女子会、春のお花見など、様々なシーンで活躍します。
気軽に楽しめるロゼの5本をご紹介します。
① サンテロ ピノ・ロゼ(イタリア)
カプレーゼサラダやサーモンのカルパッチョ、家庭料理ではちらし寿司や海鮮サラダと合わせると、春の訪れを感じる食卓となります。
ピエモンテ州の温和な気候が育むピノ・ネロ(ピノ・ノワール)を使用したロゼスプマンテです。
短時間のスキンコンタクトにより、美しい桜色を抽出しています。イチゴ、ラズベリー、チェリーの赤い果実の香りが華やかに広がります。
シャルマ方式により、フレッシュな果実味を保ちながら、残糖を控えめにすることで、軽やかな辛口ロゼに仕上がっています。
② フレシネ ロゼ(スペイン)
カタルーニャ地方の地中海性気候で育つブドウから造られるロゼカヴァは、ガルナッチャ主体にトレパットなどをブレンドしています。
パエリアやスパニッシュオムレツ、生ハムとメロンの前菜と合わせると、スペインの陽気な雰囲気を演出できます。
これらの黒ブドウから、イチゴやワイルドベリーの香りと美しいサーモンピンク色を引き出しています。
ブリュットとセミセコ(やや甘口)の2タイプがあり、幅広い好みに対応できるのが魅力です。
③ コドーニュ クラシコ・ロゼ(スペイン)
伝統あるカヴァメーカーが造るロゼは、ガルナッチャを主体に、モナストレルやトレパットなどの地場品種をブレンドしています。
これらの黒ブドウが赤い果実(イチゴ、ラズベリー)と薔薇の花びらの香りをもたらします。
タパスの盛り合わせやシーフードパエリア、豚肉のグリルやローストチキンとも相性が良く、食事全体を通して楽しめます。
瓶内二次発酵により、クリーミーな泡立ちと複雑な味わいを実現し、前菜からメインディッシュまで幅広く合わせられる万能なロゼです。
④ ヴィッラ・サンディ ロザート・ブリュット(イタリア)
ヴェネト州のプロセッコ生産地域で造られる新しいスタイルのロゼです。
シャルマ方式により、フレッシュさを保ちながら、ドサージュを控えめにした爽やかな辛口ロゼに仕上がっています。
リゾット・アッラ・マリナーラやシーフードフリット、桜餅や苺大福などの和菓子とも意外な相性を見せます。
グレーラ85%にピノ・ネロ15%をブレンドし、淡いピンク色と繊細な泡立ちが特徴です。白い花、野イチゴ、ピーチの優雅な香りが広がります。
⑤ チェッロ プロセッコ ブリュット ロゼ(イタリア)
2020年に解禁されたプロセッコDOCロゼは、グレーラ85%以上にピノ・ネロを10-15%ブレンドした新カテゴリーです。
ヴェネト州の温暖な気候が、フレッシュで果実味豊かなロゼを生み出します。
最低60日間のシャルマ方式により、ベリー系の果実味とフローラルな香りを持つ、モダンで軽やかな辛口ロゼとなっています。
ピッツァ・マルゲリータやボンゴレ・ロッソ、イチゴのミルフィーユやベリータルトと合わせると、イタリアの新しいワイン文化を楽しめます。
5,000円前後の人気ロゼスパークリングワイン5選
贈り物にも最適な5,000円前後のロゼスパークリングワインは、美しい色合いとバランスの取れた味わいが魅力です。
誕生日や記念日などの特別な日の演出にもぴったりで、テーブルを華やかに彩ります。
エレガントなロゼスパークリングワイン5本をご紹介します。
① モエ・エ・シャンドン ロゼ・アンペリアル(フランス)
鴨のロースト赤ワインソースやマグロのステーキ、ベリー系のデザートと合わせると、華やかな食卓を演出します。
シャンパーニュの名門が造るロゼは、ピノ・ノワール40-50%、ピノ・ムニエ30-40%、シャルドネ10-20%のブレンドです。
ピノ・ノワールの一部を赤ワインとして醸造し、ブレンドすることで美しい色合いを実現しています。
野イチゴ、ラズベリー、チェリーの赤い果実の香りと、薔薇の花びらのニュアンスが広がります。ドサージュ9g/Lの辛口仕様により、果実味豊かながらもキレのある味わいです。
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② ソフィア・ブリュット・ロゼ(アメリカ)
カリフォルニア・モントレー郡の豊かな日照と冷涼な海風が、完熟しながらも酸味を保ったブドウを育てます。
映画監督コッポラが娘の結婚を祝して造ったロゼスパークリングです。
ピンクのセロファン包装という特別な演出と、果実味豊かながらドライな味わいが、ギフトに最適な理由です。
BBQリブやグリルサーモン、ストロベリーショートケーキやピーチメルバと合わせると、カリフォルニアの陽光を感じる時間となります。
ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%のブレンドで、ストロベリー、ピーチ、シトラスの果実味豊かな香りが特徴です。
③ モノクローム クレマン・ド・ブルゴーニュ・ロゼ(フランス)
ブルゴーニュ地方で、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造られるクレマンです。
ピノ・ノワール100%で、ブルゴーニュの冷涼な気候が生む繊細さと複雑さが特徴です。レッドカラント、チェリー、スミレの花の香りが広がります。
約3年の長期瓶内熟成により、きめ細かい泡立ちとエレガントで繊細な辛口の味わいが、ワイン通からも高く評価されています。
コック・オ・ヴァンや牛肉の赤ワイン煮込み、ラズベリータルトやチェリーのクラフティと合わせると、ブルゴーニュの伝統を感じる食事となります。
④ マルサネ・ロゼ(フランス)
鴨のコンフィやラムチョップ、いちごのミルフィーユやフランボワーズのムースと合わせると、ブルゴーニュの洗練された味わいを堪能できます。
ブルゴーニュ最北端のマルサネ村は、ロゼの生産が認められた唯一のコート・ドール地区です。
ピノ・ノワール100%のスティルワイン(非発泡)で、短時間のマセレーションにより美しいサーモンピンク色を抽出しています。
赤い果実、牡丹の花、ミネラルの複雑な香りが特徴です。ピノ・ノワールの繊細さと力強さを兼ね備えた深みのある辛口の味わいです。
⑤ グラハム・ベック ブリュット・ロゼ(南アフリカ)
南アフリカ・ロバートソン地域で、シャンパーニュ方式で造られる高品質ロゼです。
ローストビーフやポークチョップ、ベリーのパブロヴァやイチゴタルトと合わせると、南アフリカの新しいワイン文化を体験できます。
ピノ・ノワール50%、シャルドネ50%のブレンドで、ピノ・ノワールの一部を赤ワインとして醸造しブレンドしています。
ラズベリー、チェリー、ミネラルの香りが広がります。
15~18ヶ月の瓶内熟成により、複雑さと繊細さを備えた辛口ロゼとなり、3,000円台という驚異的なコストパフォーマンスを実現しています。
10,000円以上の人気ロゼスパークリングワイン5選
最高級のロゼシャンパンは、その美しい色合いと複雑な味わいで、特別な瞬間をさらに特別なものにしてくれます。
プロポーズや結婚記念日など、人生の大切な節目にふさわしい、世界最高峰のロゼシャンパン5本をご紹介します。
① ヴーヴ・クリコ ローズ・ラベル(フランス)
シャンパーニュの名門が造るロゼは、ピノ・ノワール50-55%、ピノ・ムニエ15-20%、シャルドネ25-30%のブレンドです。
ロブスターのグリルや和牛のステーキ、イチゴのミルフィーユやラズベリーのマカロンと合わせると、最高の記念日を演出します。
ピノ・ノワールの赤ワインを12%ブレンドすることで、銅色がかった美しいピンク色を実現しています。赤い果実、ビスケット、ブリオッシュの複雑な香りが広がります。
36ヶ月以上の熟成により、エレガントで力強い辛口の味わいとなり、特別な日の乾杯にふさわしい一本です。
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② ルイナール ロゼ セカンド・スキン カバー(フランス)
1729年創業、シャンパーニュ最古のメゾンが造るロゼです。
シャルドネ45%、ピノ・ノワール55%で、シャルドネの比率が高いことが特徴です。
キャビアやフォアグラ、タルト・オ・フレーズやピンクグレープフルーツのソルベと合わせると、究極の美食体験となります。
エキゾチックフルーツ、ザクロ、グアバの香りに、パティスリーのニュアンスが加わります。シャルドネのエレガンスとピノ・ノワールの力強さが調和し、最高級ライン「ドン・ルイナール」は高価買取対象としてJOYLABでも人気です。
③ ボランジェ・ロゼ(フランス)
鹿肉のロースト赤ワインソースや仔羊のラック、ダークチェリーのタルトやカシスのソルベと合わせると、英国紳士の優雅な食卓を再現できます。
ジェームズ・ボンドが愛飲するメゾンのロゼは、ピノ・ノワール60%、シャルドネ25%、ピノ・ムニエ15%のブレンドです。
ピノ・ノワールの赤ワインを5-6%ブレンドし、力強さとエレガンスを表現しています。野生のベリー、スパイス、トーストの複雑な香りが特徴です。
最低3年の熟成により、ピノ・ノワール主体の骨格のしっかりとした辛口の味わいが、肉料理との相性を抜群にしています。
④ ビルカール・サルモン ブリュット・ロゼ(フランス)
創業1818年の家族経営メゾンが造る「ロゼ・シャンパーニュの指名買いNo.1」と称される逸品です。
繊細できめ細かい泡立ちとバランスの取れた辛口の味わいで、幅広い料理と合わせやすいのが魅力です。
サーモンのミ・キュイや仔牛のエスカロープ、イチゴのタルトやフランボワーズのスフレと合わせると、フランスの美食文化を堪能できます。
シャルドネ40%、ピノ・ムニエ30%、ピノ・ノワール30%のブレンドで、ピノ・ノワールの赤ワインをブレンドしています。
サーモンピンクの美しい色合いと、赤スグリ、ラズベリー、レモンゼストの香りが特徴です。
⑤ ローラン・ペリエ キュヴェ・ロゼ・ブリュット(フランス)
代表的なマセラシオン法(果皮浸漬法)で造られる高級ロゼシャンパーニュのひとつです。
ピノ・ノワール100%で、厳選されたグラン・クリュとプルミエ・クリュのブドウを使用します。
鴨のオレンジソースやマグロのタルタル、ワイルドストロベリーのタルトやラズベリーのクーリと合わせると、最高のマリアージュを体験できます。
約48~72時間のマセラシオンにより、美しいサーモンピンク色と、イチゴ、ラズベリー、レッドカラント、黒スグリの豊かな香りを抽出しています。
5年以上の熟成により、複雑で深みのある辛口の味わいとなり、エレガントな余韻が長く続きます。
【特別編】ヴィンテージ・シャンパンの魅力
ヴィンテージ・シャンパンは、優れた年にのみ造られる特別なシャンパンです。
その年の個性を表現した味わいは、まさに芸術品と呼べるでしょう。
モエ・エ・シャンドン グラン・ヴィンテージ|年ごとに異なる表情
モエ・エ・シャンドンのグラン・ヴィンテージは、その年ごとの個性を最大限に表現したシャンパンです。
2015年ヴィンテージは果実味豊かで、現在から将来にかけての価値向上を期待する声もあります。
白い花やシトラスの香りに、トーストやブリオッシュのニュアンスが加わる複雑な味わいが特徴です。各年のテロワールの特徴を楽しめる、コレクターにも人気の高い一本として知られています。
優れた年のみ造られるため希少性も高く、通常のモエ・エ・シャンドンとは一線を画す深みがあります。
ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネの黄金比率が、各ヴィンテージの気候条件に合わせて調整され、その年だけの唯一無二の味わいを生み出しています。
ヴィンテージにより6〜7年程度の長期瓶内熟成を経て、さらに10年、20年と熟成させることで、蜂蜜やナッツ、ドライフルーツの深遠な香りが現れ、時間とともに進化する楽しみがあります。
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ヴーヴ・クリコ・ラ・グランダム|マダム・クリコへの賛辞
ヴーヴ・クリコの最高峰キュヴェ「ラ・グランダム」は、創業者マダム・クリコへのオマージュとして造られています。
草間彌生とのコラボレーションボトルなどは、限定デザインボトルとして人気が高く、アートピースとしても注目を集めています。
厳選されたグラン・クリュのブドウのみを使用し、少なくとも7年以上(ヴィンテージによっては8〜10年以上)の熟成を経て出荷される贅沢な一本です。
ピノ・ノワール主体(ヴィンテージにより約60〜90%)とシャルドネのブレンド比率が、その年ごとの個性に合わせて調整され、力強さとエレガンスの完璧なバランスを生み出しています。
トーストやヴァニラ、熟した桃やアプリコット、アーモンドの複雑なアロマが層を成して広がり、口に含むとクリーミーな泡立ちとともに、長く優雅な余韻が続きます。
1962年ヴィンテージ(1972年のメゾン創立200周年で正式にお披露目)を皮切りに、各ヴィンテージは限定生産され、世界中のコレクターから熱い視線を集めています。
シャンパーニュ地方の8つのグラン・クリュから厳選されたブドウのみを使用するという徹底したこだわりが、この特別なシャンパンを生み出しています。
関連記事:ヴーヴクリコはまずい?有名シャンパンの評判と失敗しない選び方を解説
ローラン・ペリエ・ブリュット・ミレジメ|伝統と革新の融合
ローラン・ペリエのミレジメは、希少なヴィンテージのみ生産される特別なシャンパンです。
2012年や2008年のヴィンテージは特に評価が高く、熟成による複雑な味わいが楽しめます。
シャルドネとピノ・ノワールの絶妙なブレンドが、エレガントで洗練された味わいを生み出しています。シャルドネ50%、ピノ・ノワール50%という完璧なバランスにより、フレッシュな酸味と豊かな果実味が見事に調和しています。
おおよそ7年(ヴィンテージによっては7〜10年程度)の瓶内熟成により、レモンやグレープフルーツの柑橘系の香りに、白い花やトースト、ブリオッシュのニュアンスが加わります。
長期熟成のポテンシャルも高く、15年以上熟成させると蜂蜜やナッツ、ドライフルーツの深みのある香りが現れ、さらに複雑で奥行きのある味わいへと変化していきます。
伝統的なシャンパーニュ製法を守りながら、革新的な醸造技術を取り入れることで、モダンでありながらクラシックな味わいを実現しています。
ドン・ペリニヨン ヴィンテージ|究極の熟成美
シャンパンの王様と呼ばれるドン・ペリニヨンは、知名度No.1のプレステージシャンパンです。
最低8年の熟成を経て出荷され、さらに20年、30年と熟成させることで新たな表情を見せます。
ピノ・ノワールとシャルドネの完璧な調和により、パワフルでありながら繊細な味わいを実現しています。
各ヴィンテージは、その年の気候条件を最大限に活かし、唯一無二の個性を表現しています。第一の熟成期(プレニチュード1)では、フレッシュで生き生きとした果実味が特徴ですが、15年以上経過した第二の熟成期(プレニチュード2)では、より深みのある複雑な香りと味わいへと進化します。
トーストやコーヒー、スパイス、熟したトロピカルフルーツの香りが幾重にも重なり、シルキーな泡立ちとともに、圧倒的な存在感を放ちます。
17世紀にシャンパーニュの品質向上とブレンド技術に大きく貢献した、修道士ドン・ピエール・ペリニヨンの名を冠したこのシャンパンは、まさに歴史と伝統の結晶といえるでしょう。
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クリュッグ ヴィンテージ|シャンパーニュの帝王
「シャンパーニュの帝王」と称されるクリュッグのヴィンテージは、10年以上の熟成を経て出荷される究極のシャンパンです。
単一年のブドウのみを使用し、その年の個性を最大限に表現した、まさに時間の芸術品といえます。
創業1843年以来、妥協を許さない品質へのこだわりを貫き、小樽での一次発酵という伝統的な製法を今も守り続けています。
ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエの3品種を巧みにブレンドし、力強さ、エレガンス、複雑さを兼ね備えた味わいを生み出しています。
ヘーゼルナッツ、トースト、蜂蜜、カラメル、ドライフルーツなど、数え切れないほどの香りの要素が絡み合い、口に含むとクリーミーで繊細な泡とともに、圧倒的な深みと長い余韻が広がります。
古いヴィンテージほど希少性が高まり、1990年代や1980年代のボトルは、シャンパン愛好家やコレクターにとって垂涎の的となっています。
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人気ランキングで気になるスパークリングワインをJOY LAB(ジョイラボ)でチェック!
今回ご紹介したスパークリングワインの中には、贈答品として人気の高い銘柄も多く含まれています。
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また、お祝いやパーティーで余った高級シャンパンも、未開栓なら高価買取のチャンスです。ギフトでもらったけれど好みに合わないワインは、現金化して好きなワインを買う資金にすることもできます。
スパークリングワインは適切な保管が価値を保つポイントです。
直射日光を避け、温度変化の少ない場所で保管されていたものは、高価買取の可能性が高まります。お酒の買取をご検討の際は、ぜひJOYLABにご相談ください。
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