こんにちは、お酒買取専門店JOYLAB(ジョイラボ)です。
2022年5月現在、国産ウイスキーの偽造品の流通がなにやらシャレにならないレベルになってきております。
ということで本記事では、偽造品流通の多い銘柄をストレートに記して注意喚起させていただきます。
偽造品注意① 山崎18年
山崎18年に関しては、以前も記事で取り上げたことがあります。
2022年5月31日現在でJOYLABの買取価格130,000円。上記の記事作成時(2021年10月25日)は97,000円でしたので、ちょうど7ヶ月で43,000円(+34%)も買取価格が上がっております。すごい。
それだけニーズが尽きない商品であり、かつ価格も高いので、偽造品生産・流通業者にしてみれば狙い目なのかもしれませんね。
当時もこのように記しましたが、
今回の山崎18年の偽造品は、悲しいことにとても高品質。JOYLABでのチェックポイントは複数に渡りますし、画像だけではわかりません。
あれから7ヶ月、チェックポイントはさらに増えており、本当に精緻な作りになってきています。
偽造品注意② 響21年
響21年もわりと偽造品の持ち込みが多く、買取時のチェックで弾くことが比較的多い銘柄です。
が、こういうツイートをさせていただいたとおり
尽きることのない模造品。。。本日は響21年のニュータイプの模造品の持ち込みがありました。なんなのもう。
— お酒買取専門店JOYLAB (@joylabjp) May 19, 2022
まさかのニュータイプ偽造品が登場。
2022年5月31日現在でJOYLABの買取価格82,000円です。
偽造品の状況に変化が見え始めた(悪い意味で)
上記の山崎18年と響21年が、ここ最近偽造品を目にすることの多い銘柄です。
国産ウイスキーの偽造品が市場に流通する理由、それは言うまでもなく「偽造品生産・流通業者が儲かるから」です。そして一般的には高額なお酒のほうが偽造品が出回りがちです。
たとえば100万円の売上を得ようとしましょう。
売価10万円の偽造品を10本作って売る
売価1万円の偽造品を100本作って売る
どちらのほうが楽でしょうか?
偽造品生産にかかる労力が同じとした場合、単価の高い商品にターゲットを絞り、流通量も極力抑えたほうが足がつきづらいですよね(たぶん)。そういう理由から、これまでは国産ウイスキーの中でも、わりと高額な商品に偽造品が多い傾向がありました。
しかしその傾向にも嫌な変化が出始めています。
偽造品注意③ 山崎ノンヴィンテージ
「マジで!?」
という声が聞こえてきそうですが、残念ながらマジです。いや本当に勘弁していただきたい。
2022年5月31日現在でJOYLABの買取価格10,000円と、大台に乗ったばかりではあるものの、人気のサントリーのウイスキーの中では買取価格は低く、その分流通量はかなり多いです。
素人の雑なレベルはたまにみかけましたが、まさかのこの部類の銘柄で精巧な偽造品が出始めるとは思いませんでした。
偽造品注意④ 白州ノンヴィンテージ
山崎NVに引き続き、「俺も忘れてもらっちゃ困るぜ!」と言わんばかりに白州NVまで。。いや結構ですよ。
2022年5月31日現在でJOYLABの買取価格8,000円なり。こちらもかなりの流通量。
お酒買取もお酒販売も安心安全なJOYLABでどうぞ
以前の記事でもお話ししたとおり、JOYLABの真贋判定ノウハウをここで公開することはできません。その理由については下記の記事からご確認いただければと思います。
手前味噌ではありますが、JOYLABには相当量の真贋判定ノウハウが蓄積・更新されています。今回共有させていただいたような銘柄の偽造品を見るにつけ「私たちのような買取専門店でもない限りは、気づかずに買っちゃうだろうな」と感じてしまいますし、専門店と名乗っていても、お客さまとの関係値もなく「ただ買い取るだけ」ではこうした情報を得ることもできません。
そして偽造品を買い取ったことに気づかなければ、悪気無くECサイトで販売も行ってしまうでしょう。そうして二次被害、三次被害につながっていき、お酒市場がどんどんダメージを喰らってしまいます。
当社は以前から偽造品撲滅の立場を明確に示しており、偽造品生産・流通を助長する可能性のある「空き瓶の買取・販売」も一切行っておりません。
お酒の空瓶・空ボトルはJOYLABでは買取も販売も行いません
お酒の買取も販売も、ぜひ安心安全なJOYLABをご利用いただけると幸いです。