麦焼酎の高級銘柄
麦焼酎はその名の通り麦を主原料とした焼酎。 米焼酎、芋焼酎と並んで三大焼酎と呼ばれ、フルーティな香りや、軽くキレのある味わいで飲みやすいので焼酎初心者にも人気です。 麦焼酎と一括にしても、米麹を用いた麦焼酎は、米麹の甘味と麦の香ばしさを活かした味わいが魅力。一方、麦麹を用いた麦焼酎は、麦だけで造られた雑味のないスッキリした味わいが魅力です。 その高級麦焼酎を価格帯別にご紹介します。 ※価格はオークションの落札価格を参考にしています。
5,000~10,000円
百年の孤独
蒸留後にそのまま瓶詰めして出荷される一般的な焼酎とは異なり、ウイスキーと同様に蒸留した焼酎をホワイトオークの樽で熟成させ、 3~5年熟成のものをブレンドして出荷されます。 百年の孤独の色は薄い琥珀色で香りもウイスキーなどの洋酒に近く、アルコール度数は強いですが、甘みもあり麦の香ばしさが広がります。 風味を楽しむタイプの焼酎ため、ストレートやロックがおすすめです。
いいちこ 長期熟成貯蔵酒 20度
特長の異なるふたつの樽で二段熟成した長期貯蔵の本格焼酎。 甘く華やかな香りとコクのある深い味わいでバランスの良い味わいです。 食事との相性もよいです。
iichiko 40
いいちこ40周年を記念して造られたラグビーボール型ボトル。多くの原酒の中から、選りすぐった40種を絶妙にブレンドし 長期貯蔵によるまろやか原酒、減圧蒸留による香り原酒、常圧蒸留による味わい原酒の3タイプの原酒によってバランス良く仕上がってます。
兼八 トヨノホシ
焼酎用大麦新品種トヨノホシを原料とし、カボスから抽出した酵母によりアルコール発酵した麦焼酎。 兼八のロースト感の強い香ばしさと深みある味と爽やかな柑橘系の味わいが感じられます。 ロックで香りを楽しむのがおすすめです。
紅乙女 萬ろく
日本はもとより世界から高い評価を受けている紅乙女酒造の最高峰の本格焼酎。 山の貯蔵庫で20年寝かせ、胡麻祥酎と麦焼酎をブレンド。製成後に水、添加物を一切加えない43度の原酒です。 上立ち香で感じる芳醇な熟成香。 口に含むと優雅で重厚な甘み、43度とは思えない柔らかさが特徴です。
神楽酒造 10年熟成 猶薫
旧国鉄高千穂新線の長さ1115メートルトンネルを利用し、ゆっくり瓶内熟成させた1本。 原材料は、麦・麦麹の麦100%で度数40度と高めだが、麦の香ばしさと甘味が口の中に広がりまろやかな味わい。 神楽酒造創業者の名を冠した特別限定品です。
10,000~20,000円
むんのら
プレミア焼酎3Mのひとつとして挙げられる村尾でおなじみの村尾酒造が作っている麦焼酎。 一面の麦畑という意味を持ち、その名の通り飲んだ時に口いっぱいに広がる香ばしい麦の香り、旨みが特徴。 また、柔らかい口当たりで、淡白かつじわじわと広がる甘みが良いバランスで味わえます。 不定期に製造される為、とても入手困難な焼酎です。
兼八 極み香
代々受け継がれてきた伝統の技で麦麹及び麦で仕込み、他の焼酎蔵の麦焼酎とは一線を画す香ばしい麦の香りと深みある本格麦焼酎です。 通常品の兼八を土台にブレンドを変えて、より香ばしくした超限定品。現在製造されていません。 四ッ谷酒造が醸す濃醇系麦焼酎最高峰の逸品で極上の圧倒的芳ばしさと濃厚な旨みが楽しめます。
兼八 10年
兼八を造る四ツ谷酒造は、家族中心の小規模な焼酎蔵。 10年という歳月を静かに熟成貯蔵された幻の銘酒です。 過去に一度販売されたきりでとても入手困難な一本。 開封から感じる香ばしい麦の香り、凝縮した旨みはまろやかでありながら芳醇で濃厚な味わいでまさに幻の焼酎です。