ランソン(LANSON)
シャンパーニュ ランソンは、シャンパーニュ地方の、大聖堂とシャンパンで知られる美しい街ランスにあります。
最も古いシャンパンハウスの一つで、1760年ランスの行政長官“フランソワ ドゥラモット”により設立された
「ドゥラモット シャンパン ハウス」がシャンパン ランソンの前身となります。
ランソンのボトルネックラベル、コルクには十字のマークが刻まれており、
これは、創設者“フランソワ ドゥラモット”の息子が聖マルタ騎士団に所属していた事に由来しています。
1837年に“ジャン バプティスト ランソン”により社名を「ランソン」に変更後、ブランドの確立と国際的販売網の拡大に成功し、
世界的ブランドへと発展してきました。
シャンパン ランソンでは、1760年の 創業以来「マロラクティック醗酵を行わない」製法を頑なに守り続けています。
この製法を用いる事により、新鮮で豊かなブドウのアロマを残した、フレッシュ アンド フルーティで、
熟成と共にその魅力を増し続けていく長期熟成型のシャンパンとなります。
これは元来シャンパン製造の伝統的な技法でしたが、
シャンパン生産家の多くがこの方法を行わなくなった今では、とても貴重で、ランソン独特の味わいをつくる一番のこだわりといえます。
また、この製法を用いてつくられたシャンパン ランソンは、若いうちは控えめですが、熟成を経るに従って重厚で魅力的なものになります。
そのため、規定熟成期間(ノン ヴィンテージで15ヶ月)を大きく上回る最低3年の熟成を経た後に出荷されます。
そして今でも2100万本のボトルが、全長7kmにも及ぶセラーの中で最高の目覚めを待ち続けているのです。