マッカラン18年の値上げが話題になっています。
「シングルモルトのロールスロイス」と称されるザ・マッカランは、2025年4月に大幅な価格改定を実施しました。
【シングルモルト】:単一の蒸留所で、大麦麦芽のみを原料として造られるウイスキーのこと
新定価は税込68,200円に到達し、かつての価格からは想像もできない高級路線へと舵を切っています。
一方で、市場では定価を下回る「定価割れ」という逆転現象も発生しており、お持ちのボトルの価値が気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、2025年の価格改定の詳細から市場動向、そして今後の見通しまで徹底解説します。マッカラン18年の売却をお考えの方に向けて、JOYLABの最新買取相場もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
マッカラン18年の値上げ概要|2025年の公式価格改定まとめ
サントリーは2025年4月1日出荷分より、輸入ウイスキーの価格改定を実施しました。
マッカラン18年シェリーオークの新定価は税込68,200円となり、旧定価の税込57,200円から約19.2%の値上げとなっています。
【シェリーオーク】:シェリー酒の熟成に使用された樽(シェリー樽)のみで熟成させたウイスキーのシリーズ名
熟成年数が長いボトルほど値上げ幅が大きい傾斜配分が採用されており、18年モノは贈答品の域を超え、高級嗜好品・資産としての位置づけへと完全に移行しました。
マッカランの買取について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
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マッカラン18年とは?シェリー樽100%熟成の代表モデル
マッカラン18年シェリーオークは、スペイン産スパニッシュオークを使用した自社管理のシェリー樽で100%熟成させた贅沢なシングルモルトウイスキーです。
【スパニッシュオーク】:スペイン産のオーク(楢)材のこと。シェリー樽の製造に使用され、濃厚な風味をウイスキーに与える
【シェリー樽】:スペインのシェリー酒を熟成させた後の樽のこと。ウイスキーに深い琥珀色と豊かな甘み・フルーティーさを与える
ダブルカスクやトリプルカスクとは異なり、シェリー樽のみで長期熟成させることで、深みのある琥珀色と芳醇な香りが生まれます。
【ダブルカスク】:2種類の異なる樽(シェリー樽とバーボン樽など)で熟成させた原酒をブレンドする製法のこと
【トリプルカスク】:3種類の異なる樽で熟成させた原酒をブレンドする製法のこと
このボトルの特筆すべき点は、樽造りからシーズニング、そして熟成まで一貫した管理体制にあります。
【シーズニング】:ウイスキー熟成用の樽を事前にシェリー酒などで満たし、樽に風味を染み込ませる工程のこと
マッカラン特有のマホガニー色は着色料を一切使用せず、シェリー樽由来の自然な色合いです。長期熟成に加え、シェリー樽の準備にも長い年月を要するため、1本のボトルには多くの時間と手間が凝縮されています。
700mlのボトルに詰められた液体は、単なるウイスキーではありません。スペインの職人が手がけた樽と、スコットランドの気候風土が育んだ原酒が融合した、長い年月と職人技の結晶といえるでしょう。
世界中のウイスキー愛好家から「シングルモルトのロールスロイス」と称される所以は、この妥協なき品質管理にあります。
マッカラン18年の値上げ時期と定価の推移
| 時期 | 定価(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 2013年3月以前 | 12,600円 | 黄金時代 |
| 2015年4月 | 23,760円 | 高級化開始 |
| 2016年4月 | 29,160円 | – |
| 2020年頃 | 33,000円前後 | – |
| 2023年3月 | 45,056円 | – |
| 2024年4月 | 57,200円 | – |
| 2025年4月 | 68,200円 | 現在 |
マッカラン18年の定価は、過去12年間で約5倍に上昇しています。
2013年3月以前は税込12,600円で購入できたマッカラン18年ですが、2025年には税込68,200円にまで高騰しました。
2016年から段階的に値上げペースが加速しており、特に2023年以降は毎年のように大幅な価格改定が行われています。インフレや円安の影響もあり、今後も定価の上昇傾向は続くと見られています。
かつては「ちょっと贅沢なギフト」として選ばれていたマッカラン18年ですが、現在では資産価値を持つプレミアムウイスキーとしての地位を確立しています。
マッカラン18年の市場価格の推移
| 比較項目 | 2023年(ブーム期) | 2025年 |
|---|---|---|
| 税込定価 | 約45,000円 | 68,200円 |
| 市場実勢価格 | 55,000円~65,000円 | 49,000円~59,000円 |
| 状態 | プレ値(定価以上) | 定価割れ(買い手市場) |
マッカラン18年の市場価格は、2023年まで定価を大きく上回る「プレミアム価格」で取引されていました。
しかし2025年には、状況は一変しています。
かつては「定価で買うことすら困難」とされたマッカラン18年ですが、現在は定価を大幅に下回る価格で流通するという歴史的な逆転現象が発生しています。
税込定価68,200円に対し、市場では49,000円~59,000円程度で購入可能な状況です。並行輸入品の増加や投機需要の後退により在庫が過剰となり、いわゆる「プレ値時代の終焉」を迎えたといえるでしょう。
マッカラン18年が値上げされる3つの背景
マッカラン18年がこれほど値上げされる背景には、複合的な要因が絡み合っています。
シェリー樽原酒の希少性、世界的な需要の高まり、そして為替・輸入コストの上昇という3つの要素が、価格上昇を後押ししています。
それぞれの背景について詳しく見ていきましょう。
値上げの背景① シェリー樽原酒の慢性的な供給制限
マッカランの価値を支える最大の要因は、スペイン産シェリー樽の希少性にあります。
マッカランが使用するシェリー樽は、スペインのヘレス地方で調達したスパニッシュオークを自社管理のもとで製作しています。
樽材の伐採から乾燥・製樽、シェリー酒によるシーズニングまで含めると、1つの樽が完成するまでに約6年の歳月が必要です。
シェリー樽の絶対量は世界的に不足しており、オーダーメイドで製作するコストは年々上昇しています。特に18年以上の長期熟成に耐えうる高品質な樽の確保は困難を極めており、この希少性が原酒の調達コストに直結しています。
さらに、気候変動の影響でオーク材の成長サイクルにも変化が生じており、将来的な供給不安も価格に織り込まれています。
シェリー樽100%熟成というマッカランのアイデンティティを守るためには、原材料コストの上昇を価格に反映せざるを得ない状況が続いています。
値上げの背景② 世界的なマッカラン需要の継続
マッカランは世界のシングルモルト市場において、トップクラスの販売量と知名度を誇るブランドです。
中国やアジアの富裕層を中心に、ステータスシンボルとしてのマッカラン需要は根強く、欧米市場でも高級志向の消費者から支持を集めています。
世界的なウイスキーブームにより、マッカランの需要は供給を常に上回る状態が続いています。特に18年以上の長期熟成品は生産量に限りがあり、需給バランスの観点からも価格上昇圧力がかかりやすい構造となっています。
マッカランは単なる嗜好品ではなく、投資対象やコレクターズアイテムとしても認知されています。
オークション市場では限定ボトルに高値がつくことも珍しくなく、ブランド価値の維持・向上という観点からも、定価の引き上げは戦略的な判断といえるでしょう。
値上げの背景③ 為替変動と輸入コストの影響
サントリーの公式発表によると、今回の価格改定は生産者価格や輸送費の上昇が企業努力で吸収できるレベルを超えたことが主な理由とされています。
円安傾向が続く為替環境において、輸入ウイスキーのコスト増は避けられない状況です。
原材料費の高騰に加え、人件費や物流費の上昇も価格に影響を与えています。スコットランドから日本への輸送コストは燃料費の変動に左右されやすく、国際情勢の不安定さもコスト増の一因となっています。
また、世界各国でインフレが進行する中、ウイスキーの生産コスト自体も上昇傾向にあります。
熟成に長い時間を要するウイスキーは、こうしたコスト増を価格に転嫁せざるを得ず、今後も輸入ウイスキー全般の値上げ傾向は続くと考えられています。
マッカラン18年の値上げは今後も続く?
マッカラン18年の値上げは、今後も継続する可能性が高いと見られています。
世界的なウイスキー需要の拡大とブランドの高級化戦略を考慮すると、定価ベースでの下落は考えにくい状況です。
ただし、現在発生している「定価割れ」現象の是正に向けて、出荷調整などの市場安定化策が講じられる可能性もあります。
マッカラン高級化路線とブランド戦略から見る今後の動き
マッカランは近年、明確な高級化路線を打ち出しています。
限定ボトルのリリースや、ラグジュアリーブランドとのコラボレーションなど、プレミアムブランドとしての地位確立に注力しています。
この戦略は、定価の維持・上昇を前提としたものであり、大幅な値下げは想定しにくいでしょう。一方で、現在の市場では定価と実勢価格の乖離が問題となっています。
「定価割れ」状態が続くことはブランドイメージにも影響するため、出荷量の調整や販売チャネルの見直しといった対策が講じられる可能性があります。
長期的な視点では、シェリー樽原酒の希少性がさらに高まることで、18年以上の長期熟成品の価値は上昇していくと予測されています。手元にマッカラン18年をお持ちの方は、市場動向を注視しながら売却のタイミングを見極めることが重要です。
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マッカラン18年の値上げ後、買取相場も上昇中
マッカラン18年の定価上昇に伴い、買取相場も上昇傾向にあります。
2020年と比較すると買取価格は上昇しており、売却を検討するには良いタイミングといえます。
ただし、市場の「定価割れ」現象を考慮すると、今後さらなる相場上昇を期待するよりも、現時点での売却が合理的な選択となるケースも多いでしょう。
マッカラン18年の買取相場の目安
JOYLABでのマッカラン18年シェリーオーク(2021年以降リリースボトル・箱付)の買取価格は39,000円(2026年1月現在)です。
市場実勢価格が約55,000円前後であることを考えると、換金率は約71%と非常に高水準となっています。
JOYLABでは査定料・送料・キャンセル料・振込手数料がすべて無料のため、実質的な手取り額で比較すると個人売買よりもお得なケースが多いです。トラブルリスクを抑えられ、安心してお任せいただけます。
なお、買取価格は箱の有無やボトルの状態、リリース年代によって変動します。旧ボトルや箱なしの場合は減額対象となりますので、まずは無料査定で正確な金額をご確認ください。
JOYLABの最新買取価格は、以下のページでご確認いただけます。
関連記事:リアルタイムお酒買取価格・相場表
18年以外にも高額査定が期待できるマッカラン5選
マッカラン18年以外にも、高額査定が期待できる銘柄は数多くあります。
シェリーオークシリーズやダブルカスクシリーズは、熟成年数を問わず安定した需要があります。
お持ちのマッカランがあれば、ぜひJOYLABの無料査定をご利用ください。
ザ・マッカラン シェリーオーク 12年
マッカランのエントリーモデルとして人気の高いシェリーオーク12年は、シェリー樽100%熟成の魅力を手軽に楽しめる銘柄です。
JOYLABでの買取価格は8,800円(2026年1月現在・箱付)となっています。定価の値上げに伴い買取相場も上昇しており、まとめて売却される方も増えています。
ザ・マッカラン シェリーオーク 25年
25年以上の長期熟成を経たシェリーオーク25年は、マッカランの真髄を味わえるプレミアムボトルです。
市場では360,000円~450,000円前後で取引されており、状態の良いボトルは高額査定が期待できます。正確な買取価格はボトルの状態により異なりますので、JOYLABまでお問い合わせください。
ザ・マッカラン シェリーオーク 30年
マッカランのレギュラーラインナップ最高峰であるシェリーオーク30年は、市場でも希少な存在です。
取引価格は900,000円~1,050,000円前後と幅広く、コンディションやリリース年代によって大きく変動します。お持ちの方は、ぜひJOYLABの専門スタッフによる査定をご利用ください。
ザ・マッカラン ダブルカスク 12年
シェリー酒で風味づけされヨーロピアンオーク樽とアメリカンオーク樽の2種類の樽で熟成させたダブルカスク12年は、バランスの取れた味わいが特徴です。
JOYLABでの買取価格は6,000円(2026年1月現在・箱付)となっています。シェリーオークに比べて入手しやすい銘柄ですが、安定した買取需要があります。
ザ・マッカラン ダブルカスク 18年
ダブルカスク18年は、シェリー樽とバーボン樽のハーモニーを18年の熟成で深めた逸品です。
市場では38,000円~56,000円前後で取引されており、買取相場も安定しています。シェリーオーク18年と同様に、箱付・未開封のボトルは高額査定が期待できます。
値上げ後のマッカラン18年を高く売る5つのポイント
マッカラン18年を高額で売却するためには、未開封であることに加えて、適切な保管状態を維持していることが重要です。
査定時にチェックされるポイントを押さえて、少しでも高い金額での売却を目指しましょう。
古いウイスキーの買取について詳しく知りたい方は、以下のページもご参照ください。
関連記事:古いウイスキーの買取について
1.査定で最も重視される「保管温度と湿度」
ウイスキーの品質を維持するためには、適切な温度と湿度管理が欠かせません。
理想的な保管温度は15~20度前後で、急激な温度変化を避けることが大切です。
高温環境での保管はウイスキーの揮発を早め、風味の劣化につながります。夏場のエアコンのない部屋や、暖房器具の近くでの保管は避けてください。
また、極端な低温も避け、一定の温度を保てる場所での保管が望ましいです。
湿度については、極端に乾燥した環境ではコルクが収縮し、密閉性が損なわれる可能性があります。ただし、過度な湿気はラベルの劣化を招くため、適度な湿度を保つことが重要です。
2.直射日光で劣化する?紫外線と酒質変化の関係
ウイスキーは紫外線に弱く、直射日光に長時間さらされると酒質が変化してしまいます。
色あせや風味の劣化を防ぐため、必ず暗所で保管してください。
外箱がない場合は、新聞紙やタオルでボトルを覆うなどの遮光対策が効果的です。窓際や蛍光灯の直下での保管は避け、クローゼットや押し入れなど光の当たらない場所を選びましょう。
紫外線による劣化は目に見えにくいですが、査定時にはプロの目でチェックされます。長期間保管する場合は、特に注意が必要です。
3.液面低下は減額対象
未開封であっても、長期保管によりウイスキーの液面が低下することがあります。
これは蒸発や微細な隙間からの揮発が原因で、特にオールドボトルに多く見られる現象です。
液面がボトルネックを下回っている場合は、査定額の減額対象となります。特に液面がラベル位置まで下がっている場合は、大幅な減額となる可能性があります。
液面低下を完全に防ぐことは難しいですが、適切な温度管理と立て置き保管により、進行を遅らせることができます。定期的にボトルの状態をチェックし、早めの売却を検討することも一つの選択肢です。
4.「立て置き」が基本!寝かせ保管はNG
ウイスキーボトルは必ず立てた状態で保管してください。
ワインと異なり、ウイスキーを横に寝かせて保管することはNGです。
横置きにするとウイスキーがコルクに常時接触し、コルクの劣化や風味への影響が生じる可能性があります。アルコール度数の高いウイスキーはコルクを溶かす作用があり、液体に異物が混入するリスクもあります。
また、横置きは液漏れの原因にもなります。査定時に液漏れの形跡があると減額対象となりますので、必ず立て置きで保管するようにしてください。
5.外箱・化粧箱の状態も査定に影響
マッカラン18年の買取において、外箱や化粧箱の有無は査定額に大きく影響します。
箱付きと箱なしでは、数千円以上の差が出ることも珍しくありません。
外箱はボトルを紫外線や衝撃から守る役割を果たすとともに、コレクターズアイテムとしての価値も高めます。箱自体にも価値があるため、多少の傷や汚れがあっても必ず一緒に査定に出すようにしてください。
購入時の付属品(説明書、保証書など)が残っている場合は、それらも含めて査定に出すことで、より高い評価につながります。
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マッカラン18年の価格は改定が続いており、市場では定価割れという異例の状況も発生しています。
お持ちのボトルの現在価値を正確に把握するためには、専門家による査定が不可欠です。
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