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国産ウイスキーの人気ランキング決定版!選び方も解説

公開日 : 2025/09/25
最終更新日 : 2025/09/26
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ウイスキー

国産ウイスキーに興味を持ち始めたけれど、どの銘柄から試せばよいか迷っていませんか。

日本のウイスキーは世界的な評価を受けており、初心者からコレクターまで多くの方が自分に合った一本を探しています。

この記事では、国産ウイスキーの人気ランキングと選び方のポイントを詳しくご紹介します。

JOYLABが厳選した情報をもとに、あなたにぴったりの国産ウイスキーを見つけてください。

人気ランキングの前に知っておきたい!国産ウイスキーの基礎知識

国産ウイスキーを選ぶ前に、基本的な知識を押さえておくことで、より深く楽しむことができます。

日本のウイスキー造りは独自の発展を遂げており、世界でも高い評価を受けています。

国産ウイスキーの基本と特徴

国産ウイスキーは、日本国内で生産されるウイスキーの総称です。

スコットランドのウイスキー製造技術を基礎としながら、日本の気候風土や日本人の味覚に合わせて独自の進化を遂げてきました。

日本のウイスキー造りの歴史は1920年代に始まり、サントリーの創業者である鳥井信治郎とニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝が中心となって発展させました。日本の軟水を使用することで、まろやかで繊細な味わいが生まれるといわれることがあります。

国産ウイスキーの製造過程では、大麦を発芽させて麦芽を作り、これを糖化・発酵・蒸留して原酒を製造します。その後、樫樽で熟成させることで、独特の香りと味わいが生まれます。

日本特有の四季の変化が熟成に影響を与え、複雑で奥深い風味を作り出しています。

近年では、ミズナラ樽での熟成など、日本独自の技術も開発されています。ミズナラは日本固有の樫の一種で、これを使用した樽で熟成させることで、サンダルウッドや伽羅のような東洋的な香りが加わります。

このような独自の工夫により、国産ウイスキーは世界のウイスキー愛好家から注目を集めているのです。

国産ウイスキーが世界で注目される理由

ジャパニーズウイスキーが世界的に注目を集める理由は複数あります。

2000年代以降、国際的なウイスキーコンペティションで日本のウイスキーが次々と受賞し、その品質の高さが証明されました。

国内でのウイスキー人気が高まったきっかけの一つは、ハイボールブームです。2008年頃から始まったハイボールの流行により、ウイスキーがより身近な存在となりました。

炭酸水で割ることで飲みやすくなり、食事にも合わせやすいことから、幅広い世代に受け入れられています。

また、2014年に放送されたNHK連続テレビ小説「マッサン」も、国産ウイスキーへの関心を高めるきっかけとなりました。ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝とその妻リタをモデルにしたドラマは、日本のウイスキー造りの歴史と情熱を多くの人に伝えました。

ジャパニーズウイスキーの特徴である繊細さと複雑さは、日本料理との相性も抜群です。和食の微妙な味わいを邪魔することなく、料理の味を引き立てる役割を果たします。

このような特性が、世界中の美食家やソムリエからも評価されています。

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【最新版】国産ウイスキーの人気ランキングTOP10

国産ウイスキーの人気ランキングをご紹介します。

定番の銘柄から希少なボトルまで、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。

各銘柄の味わいや香り、容量などの基本情報を比較しながら、お気に入りの一本を見つけてください。

①サントリー 山崎

サントリー山崎は、日本初のモルトウイスキー蒸留所で造られる、シングルモルトウイスキーの代表格です。

1923年の蒸留所創業以来、日本のウイスキー文化を牽引してきました。

山崎の特徴は、フルーティーで華やかな香りと、なめらかな口当たりです。容量は700mLが基本で、アルコール度数は43度となっています。熟成年数によって12年、18年、25年などのラインナップがあり、それぞれ異なる深みと複雑さを楽しめます。

味わいは、蜂蜜やバニラのような甘さに、ほのかなスパイシーさが加わります。山崎蒸溜所の多彩な原酒を組み合わせることで、バランスの取れた味わいを実現しています。フィニッシュは長く、余韻まで楽しめる逸品です。

山崎は国際的な賞も多数受賞しており、2003年にはISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)で金賞を受賞しました。

現在では入手困難な銘柄となっており、定価での購入は非常に難しい状況が続いています。

出典:山崎(サントリー公式サイト)

②サントリー 白州

白州は、南アルプスの麓にある白州蒸溜所で造られるシングルモルトウイスキーです。

1973年に操業を開始した蒸留所は、標高約700メートルの高地に位置し、豊かな自然環境に囲まれています。

容量は700mLで、アルコール度数は43度が標準です。白州の最大の特徴は、爽やかでフレッシュな味わいです。森の若葉を思わせるような清涼感があり、「森香るウイスキー」とも称されます。

グラスに注ぐと、青リンゴやミントのような爽やかな香りが立ち上ります。口に含むと、柑橘系のフルーティーさとほのかなスモーキーさが調和し、軽やかでありながら奥行きのある味わいを楽しめます。

特にハイボールにすると、その爽快感がより一層引き立ちます。

白州もまた、世界的な評価を受けており、特に白州18年は国際的なコンペティションで数々の賞を受賞しています。山崎同様、現在は品薄状態が続いており、愛好家の間で高い人気を維持しています。

出典:白州(サントリー公式サイト)

③サントリー 響

響は、サントリーが誇るブレンデッドウイスキーの最高峰です。

1989年に創業90周年を記念して発売され、日本の美意識を体現したウイスキーとして知られています。

容量は700mLが基本で、アルコール度数は43度です。響は山崎、白州、知多の各蒸留所の原酒を絶妙にブレンドすることで生まれます。24面カットのボトルデザインは、日本の四季を表現しており、見た目の美しさも魅力の一つです。

香りは華やかで複雑、バラやライチのようなフローラルな香りに、蜂蜜の甘さが加わります。味わいは絹のようになめらかで、バニラやチョコレートの甘みと、わずかなスパイシーさが調和しています。余韻は長く、上品な甘さが続きます。

響は「JAPANESE HARMONY」「BLENDER’S CHOICE」など、複数のラインナップがあります。特に年数表記のある響17年、21年、30年は希少価値が高く、コレクターズアイテムとなっています。

国際的な評価も非常に高く、世界のウイスキー愛好家から称賛されています。

出典:響(サントリー公式サイト)

④ベンチャーウイスキー イチローズモルト

イチローズモルトは、埼玉県秩父市のベンチャーウイスキーが製造する、クラフトウイスキーの代表格です。

創業者の肥土伊知郎氏の名前を冠したこのブランドは、2008年から本格的な生産を開始しました。

容量は700mLが中心で、アルコール度数は46度から60度超まで幅広いラインナップがあります。小規模生産ながら、その品質の高さから世界的に注目を集めています。

特に「カードシリーズ」と呼ばれるトランプの絵柄をラベルにしたシリーズは、コレクターの間で人気です。

イチローズモルトの特徴は、フルーティーで華やかな香りと、複雑で深みのある味わいです。秩父の気候が生み出す急激な温度変化により、短期間でも深い熟成が進みます。ミズナラ樽での熟成も積極的に行っており、東洋的な香りも楽しめます。

近年では「秩父ウイスキー祭」なども開催され、地域全体でウイスキー文化を盛り上げています。限定リリースは即完売することも多く、入手困難な銘柄として知られています。

⑤ニッカウイスキー ブラックニッカ クリア

ブラックニッカ クリアは、ニッカウヰスキーの定番商品として長年愛されているブレンデッドウイスキーです。

1997年の発売以来、多くの人に親しまれています。

容量は700mLが標準で、アルコール度数は37度とやや控えめです。価格も手頃で、日常的に楽しめるウイスキーとして人気があります。クセが少なく飲みやすいため、ハイボールや水割りに最適です。

味わいは軽やかでクリーン、ほのかな甘みとやわらかな口当たりが特徴です。ピート香は控えめで、グレーン原酒由来のまろやかさが前面に出ています。食事との相性も良く、和食から洋食まで幅広く合わせられます。

コストパフォーマンスの高さから、家飲み用として常備している方も多く、スーパーやコンビニでも手軽に購入できます。初心者の方がウイスキーを始める際の入門編としてもおすすめです。

出典:ブラックニッカ クリア(ニッカウヰスキー公式サイト)

⑥サントリー ウイスキー角瓶

角瓶は1937年に発売された、サントリーの代表的なウイスキーです。

四角いボトルの特徴的なデザインは、日本の家庭に最も浸透したウイスキーの一つとなっています。

容量は700mLで、アルコール度数は40度です。山崎と白州の原酒をバランスよくブレンドし、甘やかで厚みのある味わいを実現しています。

ハイボールにすると、その特徴がより引き立ちます。

香りは甘く華やか、バニラやカラメルのような香りが感じられます。味わいはまろやかで、ほのかな甘みとドライな後味が特徴です。角瓶独特の「角ハイボール」は、日本の居酒屋文化と共に発展してきました。

現在も多くの飲食店で提供されており、「とりあえず角ハイ」という言葉が生まれるほど、日本人に愛されているウイスキーです。手頃な価格で本格的な味わいが楽しめるため、幅広い世代から支持されています。

出典:角瓶(サントリー公式サイト)

⑦サントリー ウイスキー トリス クラシック

トリス クラシックは、1946年に誕生したトリスの伝統を受け継ぐウイスキーです。

戦後の日本でウイスキー文化を広めた功労者的な存在として知られています。

容量は700mLで、アルコール度数は37度と飲みやすい設定です。やさしい甘みと、なめらかな口当たりが特徴で、初心者にも親しみやすい味わいです。価格も非常に手頃で、毎日楽しめるウイスキーとして人気があります。

香りは軽やかで、ほのかにフルーティーな香りが感じられます。味わいはライトボディで、穏やかな甘みとすっきりとした後味が特徴です。ハイボールにすると爽快感が増し、食事との相性も抜群です。

トリスバーの愛称で親しまれた飲食店文化とともに発展し、現在でも多くの人に愛されています。レトロなラベルデザインも人気で、懐かしさを感じさせる一本です。

出典:トリス クラシック(サントリー公式サイト)

⑧サントリー 知多

知多は、愛知県知多半島にある知多蒸溜所で造られる、日本では珍しいシングルグレーンウイスキーです。

2015年に発売され、新しいウイスキーの楽しみ方を提案しています。

容量は700mLで、アルコール度数は43度です。グレーン原酒100%でありながら、複雑で奥深い味わいを持っています。「風香る」というコンセプト通り、軽やかで爽やかな味わいが特徴です。

香りは穏やかで、ハチミツや和菓子のような甘い香りに、ミントのような清涼感が加わります。味わいはなめらかでクリーン、ほのかな甘みとスパイシーさがバランスよく調和しています。

知多はハイボールに特に適しており、「風香るハイボール」として提案されています。食事との相性も良く、特に和食との組み合わせが推奨されています。グレーンウイスキーの新しい可能性を示した革新的な一本です。

出典:知多(サントリー公式サイト)

⑨ニッカウイスキー シングルモルト 余市

余市は、北海道余市町にある余市蒸溜所で造られるシングルモルトウイスキーです。

1934年に竹鶴政孝によって設立された、ニッカウヰスキーの原点となる蒸留所で生産されています。

容量は700mLで、アルコール度数は45度です。石炭直火蒸留という伝統的な製法を守り続けており、力強くスモーキーな味わいが特徴です。海に近い立地から、潮風の影響も受けた独特の風味があります。

香りは重厚でスモーキー、ピート香と共に、熟した果実やバニラの甘い香りも感じられます。味わいは力強く男性的で、スモーキーさとフルーティーさ、そして海の塩味が複雑に絡み合います。

余市は国際的にも高く評価されており、世界のウイスキー愛好家から「日本のアイラ」とも称されています。年数表記のない現行品でも品薄状態が続いており、入手困難な銘柄の一つです。

出典:シングルモルト余市(ニッカウヰスキー公式サイト)

⑩ニッカウイスキー 竹鶴 ピュアモルト

竹鶴ピュアモルトは、ニッカウヰスキー創業者の名を冠したプレミアムブレンデッドモルトウイスキーです。

余市と宮城峡の原酒を中心にブレンドされています。

容量は700mLで、アルコール度数は43度です。モルト原酒のみを使用したピュアモルトで、深みのある味わいと複雑な香りが楽しめます。竹鶴政孝の理想とするウイスキーを表現した一本です。

香りは華やかでフルーティー、リンゴや洋梨のような果実香に、バニラやチョコレートの甘い香りが調和します。味わいはまろやかでバランスが良く、フルーティーな甘みとスパイシーさ、そしてほのかなスモーキーさが絶妙に調和しています。

現行はノンエイジ(竹鶴ピュアモルト)中心です。年数表記の17年・21年・25年は2020年3月末で終売となりました。いずれも品薄状態が続いており、特に年数表記のあるものは非常に希少価値が高くなっています。

出典:竹鶴(ニッカウヰスキー公式サイト)

人気ランキングから考察!国産ウイスキーが値上がりしている理由

ジャパニーズウイスキーの価格高騰が続いています。

なぜこれほどまでに値上がりしているのか、その背景にある要因を詳しく解説していきます。

世界的な需要増加による供給不足

国産ウイスキーの値上がりの最大の要因は、世界的な需要の急増です。

2000年代以降、ジャパニーズウイスキーが国際的なコンペティションで次々と受賞し、その品質の高さが世界に認められました。

特に2015年にジム・マーレイ氏の「ウイスキー・バイブル」で山崎シェリーカスク2013が世界最高のウイスキーに選ばれたことは、大きな転機となりました。この受賞を機に、世界中のコレクターや投資家がジャパニーズウイスキーに注目し始めました。

アジア圏、特に中国や台湾での需要も急増しています。経済成長に伴い富裕層が増加し、高級ウイスキーへの需要が高まっています。また、欧米でも日本食レストランの増加と共に、ジャパニーズウイスキーの認知度が向上しています。

しかし、ウイスキーの生産には長い時間がかかります。仕込みから商品化まで最低でも3年、12年物や18年物となると、それだけの年月が必要です。急激な需要増加に対して、供給が追いつかない状況が続いており、これが価格高騰の主要因となっています。

長期熟成ウイスキーの生産不足

1980年代から2000年代初頭にかけて、日本国内のウイスキー需要は低迷していました。

この時期、多くのメーカーが生産量を大幅に削減し、一部の蒸留所は閉鎖に追い込まれました。

この「失われた時代」の影響で、現在10年以上の熟成年数を持つ原酒が極端に不足しています。特に15年、18年、21年といった長期熟成品は、原酒不足により終売や休売が相次いでいます。

サントリーは2018年に白州12年と響17年の販売を休止し、一部の公式販売や小売店で抽選販売が行われることがあります。ニッカウヰスキーも余市と宮城峡の年数表記品を終売し、ノンエイジ製品にシフトしています。

現在、各メーカーは増産体制を整えていますが、その効果が現れるのは10年以上先になる見込みです。この構造的な供給不足が、長期熟成ウイスキーの価格を押し上げる要因となっています。原酒の確保は各社の最重要課題となっており、新たな蒸留所の建設も進められています。

ジャパニーズウイスキーが投資対象として人気上昇

近年、ジャパニーズウイスキーは単なる嗜好品を超えて、投資対象としても注目されています。

希少性の高い銘柄は、購入後数年で価格が数倍になることも珍しくありません。

例えば、山崎18年は二次流通価格の変動が大きく、信頼できる公開情報での裏取りが難しいため具体的な金額の記載は控えますが、近年は大幅な上昇傾向が見られます。限定リリース品や終売品も、市場では高額で取引されることがあります。

このような状況から、転売目的での購入が増加し、本来のウイスキー愛好家が購入しづらい状況が生まれています。投資対象としての人気は、香港やシンガポールなどのアジアの金融センターで特に顕著です。

また、ウイスキーは適切に保管すれば品質が劣化しにくいという特性も、投資対象として適している理由の一つです。世界的な金融緩和による余剰資金の流入も、ジャパニーズウイスキーの価格上昇に拍車をかけています。

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人気ランキングから見る国産ウイスキーの5つの選び方

ジャパニーズウイスキーを選ぶ際のポイントを5つご紹介します。

自分の好みや飲み方に合った銘柄を見つけることで、より深くウイスキーを楽しむことができます。

選び方1:香りや味わいで選ぶ

ウイスキーの香りと味わいは、銘柄によって大きく異なります。

フルーティーなタイプ、スモーキーなタイプ、スパイシーなタイプなど、それぞれに特徴があります。

フルーティーな香りを好む方には、山崎や白州がおすすめです。リンゴや洋梨、柑橘類のような爽やかな香りが楽しめます。一方、スモーキーな味わいを求める方には、余市が最適です。ピート香と潮風の影響を受けた、力強い味わいが特徴です。

初心者の方は、まずはブレンデッドウイスキーから始めることをおすすめします。響や竹鶴ピュアモルトは、バランスが良く飲みやすいため、ウイスキーの基本的な味わいを理解するのに適しています。

徐々に自分の好みを見つけていき、シングルモルトへと挑戦していくのも良いでしょう。お酒の味が苦手という方向けの情報については、こちらもご参照ください。

ウイスキーはまずい?初心者が失敗しない飲み方やおすすめの銘柄を解説

選び方2:飲み方に合わせて選ぶ

ウイスキーの飲み方によって、適した銘柄は異なります。

ハイボール、ロック、ストレートなど、それぞれの飲み方に最適な銘柄を選ぶことが大切です。

ハイボール用

ハイボールには、爽やかで軽やかな味わいのウイスキーが適しています。

角瓶、知多、白州などは、炭酸水で割ってもバランスが崩れず、爽快な味わいが楽しめます。

ロック・ストレート用

ロックやストレートで楽しむなら、しっかりとした味わいのあるウイスキーがおすすめです。

山崎12年、余市、竹鶴17年などは、氷で冷やしても、そのままでも、深い味わいを堪能できます。

トワイスアップ用

トワイスアップとは、ウイスキーと常温の水を1:1で割る飲み方です。

この飲み方により、ウイスキー本来の香りと味わいがより引き立ちます。響やイチローズモルトなど、繊細な香りを持つウイスキーに適しています。

選び方3:予算で選ぶ

国産ウイスキーの価格帯は幅広く、1,000円程度から数十万円まで様々です。

予算に応じて、適切な銘柄を選ぶことが重要です。

3,000円以下の予算なら、ブラックニッカクリア、トリスクラシック、角瓶などがおすすめです。これらは日常的に楽しめる価格帯でありながら、しっかりとしたウイスキーの味わいが楽しめます。

5,000円から1万円の予算では、知多、フロム・ザ・バレル、竹鶴ピュアモルト(ノンエイジ)などが選択肢に入ります。この価格帯では、各メーカーの個性がより明確に表現された銘柄を楽しむことができます。

1万円以上の予算があれば、山崎、白州、響などのプレミアムウイスキーも視野に入ります。ただし、これらは品薄状態が続いているため、定価での購入は困難な場合があります。初めての高級ウイスキーとして、特別な日のために購入するのも良いでしょう。

選び方4:原材料の種類で選ぶ

ウイスキーは原材料と製法によって、モルトウイスキー、グレーンウイスキー、ブレンデッドウイスキーに分類されます。

それぞれの特徴を理解することで、好みに合った銘柄を選べます。

モルトウイスキー

モルトウイスキーは、大麦麦芽のみを原料として、単式蒸留器で蒸留したウイスキーです。

個性的で複雑な味わいが特徴で、蒸留所ごとの個性が強く表れます。山崎、白州、余市などがこれに該当します。

グレーンウイスキー

グレーンウイスキーは、トウモロコシや小麦などの穀物を原料とし、連続式蒸留器で蒸留したウイスキーです。

軽やかでクリーンな味わいが特徴です。国内ではサントリー『知多』のほか、キリン『富士シングルグレーン』やニッカ『カフェグレーン』など複数のシングルグレーンが販売されています。

ブレンデッドウイスキー

ブレンデッドウイスキーは、モルト原酒とグレーン原酒をブレンドしたウイスキーです。

バランスの良い味わいで、飲みやすいのが特徴です。響、角瓶、ブラックニッカなどが代表的な銘柄です。

選び方5:メーカーや蒸留所で選ぶ

日本には複数の蒸留所があり、それぞれに特徴があります。

メーカーや蒸留所の歴史や理念を知ることで、より深くウイスキーを楽しむことができます。

サントリーは山崎、白州、知多の3つの蒸留所を持ち、多彩な原酒を生み出しています。特に山崎蒸溜所は日本最古のモルトウイスキー蒸留所として、伝統と革新を併せ持っています。

ニッカウヰスキーは余市と宮城峡の2つの蒸留所を運営しています。余市は力強くスモーキー、宮城峡は華やかでフルーティーと、対照的な個性を持っています。

近年では、秩父蒸溜所(ベンチャーウイスキー)、マルス信州蒸溜所(本坊酒造)、富士御殿場蒸溜所(キリン)など、新しい蒸留所も注目を集めています。それぞれの蒸留所の特徴を理解し、飲み比べを楽しむのもウイスキーの醍醐味です。

国産ウイスキーとあわせて知りたい!海外ウイスキー人気ランキングTOP5

国産ウイスキーと比較しながら楽しめる、世界の人気ウイスキーをご紹介します。

それぞれの特徴を理解することで、ウイスキーの世界がより広がります。

①マッカラン

マッカランは、スコットランドのスペイサイド地方で造られる、シングルモルトウイスキーの王様と称される銘柄です。

1824年に政府公認蒸留所として認可を受けた、歴史ある蒸留所で生産されています。

容量は700mLが基本で、アルコール度数は40度から43度が中心です。シェリー樽での熟成にこだわり、濃厚で芳醇な味わいが特徴です。ドライフルーツやチョコレート、スパイスの複雑な香りは、山崎のシェリーカスクと共通する部分があります。

マッカランは12年、18年、25年といった年数表記のものから、限定リリースまで幅広いラインナップがあります。特に18年以上の長期熟成品は、その希少性から高額で取引されています。日本のウイスキー愛好家からも絶大な支持を受けており、贈答品としても人気があります。

出典:マッカラン(サントリー公式サイト)

②ボウモア

ボウモアは、スコットランドのアイラ島で1779年から造られている、歴史あるシングルモルトウイスキーです。

アイラモルトの女王と呼ばれ、バランスの取れた味わいが特徴です。

容量は700mLで、アルコール度数は40度から43度が一般的です。ピート香とフルーティーさのバランスが絶妙で、余市のスモーキーさを好む方にもおすすめできる一本です。潮風の影響を受けた、ほのかな塩味も特徴的です。

ボウモア12年は、アイラモルトの入門編として最適です。スモーキーさは控えめで、蜂蜜やカラメルのような甘みも感じられます。18年、25年と熟成年数が上がるにつれて、より複雑で深みのある味わいになります。

出典:ボウモア(サントリー公式サイト)

③スプリングバンク

スプリングバンクは、スコットランドのキャンベルタウンで造られる希少なシングルモルトウイスキーです。

1828年創業の家族経営の蒸留所で、伝統的な製法を守り続けています。

容量は700mLで、定番は46%(加水)で、カスクストレングスは限定等の一部にとどまります。全工程を自社で行う数少ない蒸留所で、イチローズモルトのようなクラフト感と品質へのこだわりが感じられます。

複雑で力強い味わいが特徴で、塩キャラメル、バニラ、そしてわずかなピート香が調和しています。10年、15年、18年といったラインナップがありますが、生産量が少ないため入手困難な状況が続いています。

出典:スプリングバンク蒸溜所

④バランタイン

バランタインは、スコットランドを代表するブレンデッドスコッチウイスキーです。

1827年に創業し、世界中で愛される銘柄となっています。

容量は700mLで、アルコール度数は40度が標準です。40種類以上の原酒をブレンドしており、響のような調和の取れた味わいが特徴です。バニラやハチミツの甘さに、ほのかなスモーキーさが加わります。

ファイネスト、12年、17年、21年、30年といった幅広いラインナップがあります。特に17年は、そのバランスの良さから「The Scotch」と呼ばれ、世界中のバーテンダーから支持されています。価格も手頃で、日常的に楽しめるプレミアムウイスキーとして人気です。

出典:バランタイン

⑤ジョニーウォーカー

ジョニーウォーカーは、世界で最も売れているスコッチウイスキーブランドです。

1820年に創業し、ストライディングマンのロゴで知られています。

容量は700mLから1000mLまで様々で、アルコール度数は40度が基本です。レッド、ブラック、ダブルブラック、グリーン、ゴールド、ブルーと、色で区別されるラインナップは、角瓶のようにシンプルで分かりやすいのが特徴です。

ブラックラベル12年は、スモーキーでスパイシーな味わいが特徴で、ハイボールにも最適です。最高峰のブルーラベルは、希少な原酒をブレンドした贅沢な一本で、特別な日の乾杯に相応しい銘柄です。

出典:ジョニーウォーカー

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