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お酒買取専門店 JOYLABブログバーボンウイスキーがまずい理由は?美味しい飲み方を紹介!

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バーボンウイスキーがまずい理由は?美味しい飲み方を紹介!

公開日 : 2025/09/29
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ウイスキー

バーボンウイスキーが「まずい」と感じる方は少なくありません。

スコッチウイスキーや日本のウイスキーと比べて独特の甘い香りや強いアルコールの刺激があり、初心者には飲みにくいと言われています。

しかし、飲み方や銘柄選びを工夫することで、バーボンの魅力を楽しむことができます。

この記事では、バーボンをまずいと感じる理由から美味しい飲み方、おすすめの銘柄まで詳しく解説します。

バーボンウイスキーを「まずい」と感じる3つの理由と知っておきたい特徴

バーボンウイスキーは、アメリカ合衆国のケンタッキー州を中心に生産されている蒸留酒です。

その名前の由来は、ケンタッキー州のバーボン郡から来ていると言われています。

バーボンウイスキーは、原料の51%以上がトウモロコシで作られており、未使用で内側を焦がしたオーク樽での熟成が義務ですが、最低熟成年数の規定はありません。『ストレート・バーボン』のみ2年以上熟成が必要です。

このような製法から生まれる独特の甘い香りとバニラのような風味が、バーボンの最大の特徴です。

しかし、この特徴こそが「まずい」と感じる原因になることもあります。スコッチウイスキーのようなスモーキーさや、日本のウイスキーのような繊細さとは異なる個性を持っているため、初めて飲む方には違和感を覚えることがあるのです。

また、バーボンは新樽で熟成させるため、樽由来の成分が強く出やすいという特徴もあります。これによりウイスキーに深みとコクが生まれる一方で、慣れていない方には重たく感じられることもあるでしょう。

理由①:トウモロコシ由来の独特の甘い香り

バーボンは原料の51%以上がトウモロコシです。比率は銘柄ごとに異なります(一般に6割前後が多いとされます)。

これが独特の甘い香りを生み出す要因となっています。トウモロコシから生まれる甘みは、キャラメルやバニラ、時にはメープルシロップのような香りとして感じられます。

このトウモロコシ由来の甘い香りは、淡麗辛口のお酒に慣れた方には違和感を覚えやすい場合があります。特に、スッキリとした味わいの日本酒やビールに慣れ親しんでいる方にとっては、バーボンの甘さが「くどい」「重い」と感じられることがあります。

また、トウモロコシの含有率が高いほど、この甘い香りは強くなる傾向にあります。

バーボンの中でも「ウィートバーボン」と呼ばれる小麦を多く使用したタイプは、比較的マイルドな風味になりますが、一般的なバーボンはトウモロコシの比率が高いため、初心者には飲みにくいと感じられることが多いのです。

さらに、新樽での熟成により、樽から抽出されるバニリンという成分も甘い香りを増幅させます。これらの要素が複合的に作用し、バーボン特有の甘い香りが形成されているのです。

理由②:アルコールの刺激が強くピリピリとした味わい

バーボンウイスキーは、アルコール度数が40度以上のものがほとんどで、中には50度を超える高アルコール度数の商品もあります。

この高いアルコール度数により、口に含んだ瞬間に強い刺激を感じることがあり、これが「まずい」と感じる大きな要因の一つとなっています。

特にストレートで飲む場合、舌や喉にピリピリとした刺激を感じやすく、慣れていない方にとっては不快に感じられることもあるでしょう。アルコールの刺激が強いと、本来のバーボンの風味や香りを楽しむ前に、刺激だけが印象に残ってしまうことがあります。

また、長期熟成品もありますが、比較的若い熟成年数の製品も多く見られます。スコッチウイスキーのように10年、15年と長期熟成されたものと比較すると、アルコールのまろやかさに欠けると感じる方もいるでしょう。

ただし、このアルコールの刺激も飲み方次第で和らげることができます。

水割りやハイボール、カクテルにすることで、アルコール度数を下げて飲みやすくすることが可能です。また、氷を入れて少しずつ溶かしながら飲むオンザロックスも、アルコールの刺激を和らげる効果的な飲み方です。

理由③:「接着剤のような香り(溶剤香)」の正体とは?

バーボンウイスキーを飲んだ際に「接着剤のような香り」や「マニキュアのような匂い」を感じるという方がいます。

これは「溶剤香」と呼ばれる香りで、主に酢酸エチルという成分によるものです。酢酸エチルは、発酵や蒸留の過程で自然に生成される成分で、適量であれば果実のような華やかな香りとして感じられます。

しかし、この酢酸エチルの含有量が多すぎると、接着剤やセメダインのような不快な香りとして感じられることがあります。製造・保管の状況により溶剤香を強く感じる場合があります。

また、保管状態が悪い場合や、開封後に長期間放置された場合にも、この香りが強くなることがあります。高温多湿な環境での保管や、直射日光に当たる場所での保管は、ウイスキーの品質を劣化させ、不快な香りを生じさせる原因となります。

ただし、すべてのバーボンにこの香りがあるわけではありません。

品質の高いプレミアムバーボンでは、発酵や蒸留の工程が丁寧に管理されており、溶剤香はほとんど感じられません。また、適切な保管と取り扱いによって、この香りを最小限に抑えることができます。

「バーボンウイスキーはまずい」は本当?銘柄別の口コミ・評判

バーボンウイスキーが「まずい」という評判は本当なのでしょうか。

実は、銘柄によって味わいは大きく異なり、感じ方も人それぞれです。代表的なバーボン銘柄について、実際の口コミや評判を見ながら、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。

バーボンの味わいは、原料の配合比率、蒸留方法、熟成年数、樽の焦がし具合など、さまざまな要因によって決まります。同じバーボンというカテゴリーでも、銘柄ごとに個性があり、好みが分かれるのは当然のことです。

また、飲み方によっても印象は大きく変わります。

ストレートでは飲みにくいと感じても、ハイボールやカクテルにすると美味しく楽しめる銘柄もあります。まずは各銘柄の特徴を理解し、自分に合った銘柄と飲み方を見つけることが大切です。

ジムビーム:定番のバーボンウイスキーが「まずい」と言われる理由と味わいの特徴

ジムビームは、世界で最も売れているバーボンウイスキーの一つで、日本でも多くの飲食店で提供されている定番銘柄です。

しかし、一部では「まずい」という評価も聞かれます。

その理由として、比較的安価な価格帯であることから、初心者が最初に手に取りやすく、バーボン特有の味わいに慣れていない段階で飲むことが多いことが挙げられます。

ジムビームが「まずい」と感じられる理由の一つは、アルコールの刺激が比較的強く感じられることです。特にホワイトラベルと呼ばれるスタンダード品は、熟成年数が4年程度と短く、アルコールの角が取れていないと感じる方もいます。

また、トウモロコシ由来の甘い香りも強めで、これが苦手という声もあります。

しかし、味の感じ方は人それぞれです。ジムビームには、キャラメルやバニラのような甘い香り、オークの香ばしさ、ほのかなスパイシーさなど、バーボンらしい魅力的な要素がバランスよく含まれています。

ハイボールにすると、これらの香りが爽やかに広がり、食事にも合わせやすくなります。

また、ジムビームには熟成年数の長い「ジムビーム ブラック」や、「ジムビーム ライ」はライ麦を主原料(51%以上)とするライウイスキーです。スタンダード品が口に合わなくても、他のラインナップなら美味しく感じられる可能性があります。

アーリータイムズ:伝統的なバーボンウイスキーが「まずい」と言われる理由と味わいの特徴

アーリータイムズは、1860年に誕生した歴史あるバーボンウイスキーです。

日本でも長年愛されている銘柄ですが、「まずい」という評価を受けることもあります。その理由として、独特のクセがあり、好みが分かれやすい味わいであることが挙げられます。

アーリータイムズが「まずい」と感じられる要因の一つは、やや薬品臭のような香りを感じる方がいることです。

これは製造過程で生じる成分によるもので、人によっては不快に感じることがあります。また、甘みが強く、後味に独特の苦みが残ることも、好みが分かれる理由となっています。

しかし、味の感じ方は人それぞれであり、アーリータイムズには多くの魅力があります。まろやかな口当たりと、バニラやはちみつのような優しい甘み、そして穀物の香ばしさが特徴的です。特にイエローラベルは、コストパフォーマンスに優れ、カクテルベースとしても人気があります。

アーリータイムズは、水割りやハイボールにすることでまろやかさが引き立ち、飲みやすくなります。また、コーラやジンジャーエールで割ると、独特のクセが和らぎ、爽やかな味わいを楽しめます。

価格も手頃なので、さまざまな飲み方を試してみる価値があります。

ワイルドターキー:個性派のバーボンウイスキーが「まずい」と言われる理由と味わいの特徴

ワイルドターキーは、アルコール度数が高く、力強い味わいが特徴的な個性派バーボンです。

スタンダード品でも40.5度、上位品では50度を超えるものもあり、この高いアルコール度数が「まずい」と感じられる要因の一つとなっています。

ワイルドターキーの特徴は、スパイシーで複雑な味わいが特徴です。長い余韻もあり、甘いバーボンとは一線を画しています。この個性的な味わいが、初心者には「飲みにくい」「まずい」と感じられることがあります。

しかし、味の感じ方は人それぞれです。ワイルドターキーには、深みのあるオークの香り、ダークチョコレートのような苦み、シナモンやクローブのようなスパイシーさなど、複雑で奥深い味わいがあります。

これらの要素が絶妙にバランスを保ち、飲み応えのある一杯となっています。

ワイルドターキーは、ロックやトワイスアップで飲むことで、その複雑な味わいを存分に楽しむことができます。また、ハイボールにすると、スパイシーさが爽やかなアクセントとなり、食中酒としても優れています。

個性的な味わいを求める方には、ぜひ試していただきたい銘柄です。

【初心者向け】「まずい」と感じるバーボンウイスキーを美味しく飲む方法

バーボンウイスキーを「まずい」と感じた方でも、飲み方を工夫することで美味しく楽しむことができます。

バーボンは、その独特の甘い香りと力強い味わいを活かした飲み方が豊富にあり、自分に合った方法を見つけることが大切です。

初心者の方は、まずアルコール度数を下げて飲みやすくすることから始めましょう。ハイボールやカクテルなど、割り物を使った飲み方から試すのがおすすめです。

慣れてきたら、ロックやトワイスアップなど、バーボン本来の味わいをより楽しめる飲み方にチャレンジしてみてください。また、飲む温度や使用するグラス、氷の種類なども味わいに大きく影響します。

これらの要素を理解し、自分好みにカスタマイズすることで、バーボンの新たな魅力を発見できるでしょう。

ハイボールで爽やかな喉越しを堪能する

ハイボールは、バーボンウイスキーを炭酸水で割った飲み方で、日本で特に人気があります。

アルコール度数が下がり、炭酸の爽快感が加わることで、バーボン特有の甘い香りや強いアルコール感が和らぎ、飲みやすくなります。

バーボンハイボールを美味しく作るポイントは、バーボンと炭酸水の比率、そして温度管理です。一般的な黄金比は、バーボン1に対して炭酸水3~4と言われています。ただし、好みに応じて調整することが大切です。

初心者の方は、炭酸水を多めにして、徐々にバーボンの比率を上げていくとよいでしょう。

また、グラスとバーボン、炭酸水をしっかりと冷やすことも重要です。グラスは冷凍庫で冷やし、氷は大きめのものを使用することで、味が薄まりにくくなります。炭酸水は開封したてのものを使い、注ぐ際は炭酸が抜けないよう、グラスの縁に沿わせてゆっくりと注ぎましょう。

仕上げにレモンやライムを添えると、さらに爽やかな味わいになります。

バーボンハイボールがまずい原因は?黄金比と冷やし方が重要

バーボンハイボールを作っても「まずい」と感じる場合、その原因は作り方にあることが多いです。

最も多い失敗は、バーボンの比率が高すぎることです。アルコール度数が高いままだと、バーボン特有のクセが強く出てしまい、飲みにくくなります。

また、温度管理も重要なポイントです。ぬるいハイボールは炭酸が抜けやすく、バーボンのアルコール臭が際立ってしまいます。グラス、バーボン、炭酸水、氷のすべてをしっかりと冷やすことで、キリッとした美味しいハイボールになります。

氷は市販のロックアイスや、製氷器で作った大きめの氷を使用すると、溶けにくく味が薄まりません。

コーラやジンジャーエール割りで甘い香りを活かす

バーボンウイスキーは、コーラやジンジャーエールとの相性が抜群です。

これは、バーボンの持つキャラメルやバニラのような甘い香りが、これらの炭酸飲料の甘みと調和するためです。

特にトウモロコシ由来の甘い香りが、コーラのカラメル風味やジンジャーエールのスパイシーさと絶妙にマッチします。バーボンコーラ(通称:バーボンコーク)は、アメリカでは定番のカクテルです。

バーボン1に対してコーラ3~4の比率で割り、ライムやレモンを添えるのが一般的です。コーラの甘みがバーボンのアルコール感を和らげ、非常に飲みやすくなります。

ジンジャーエール割り(ジンジャーハイボール)は、ジンジャーエールの爽やかな辛みがバーボンのスパイシーさを引き立てます。ジンジャーエールは辛口のものを選ぶと、よりバーボンの風味が活きます。

また、生姜のスライスやミントを添えると、見た目も華やかで香りも豊かになります。これらの飲み方は、バーボン初心者でも楽しみやすく、食事との相性も良好です。

甘さと香りのバランスを引き出して飲みやすくするカクテルレシピ

バーボンウイスキーをベースにしたカクテルは、甘さと香りのバランスを調整することで、より飲みやすくなります。

レモンやライムの酸味、ハチミツの優しい甘み、ミントやバジルなどのハーブの香りを加えることで、バーボンの個性を活かしながらも飲みやすいカクテルに仕上げることができます。

定番のミントジュレップは、バーボンにミントと砂糖シロップを加え、クラッシュアイスで冷やした爽やかなカクテルです。ミントの清涼感がバーボンの甘い香りと調和し、夏にぴったりの一杯になります。

オールドファッションドは、バーボンに角砂糖とビターズを加え、オレンジピールで香り付けをした大人のカクテルです。

ロックやトワイスアップで味わいの変化を楽しむ

バーボンウイスキーをより深く楽しみたい方は、ロックやトワイスアップがおすすめです。

ロックは氷を入れてバーボンを飲む方法で、氷が溶けることで徐々にアルコール度数が下がり、味わいの変化を楽しめます。最初はバーボンの力強い味わいを、時間が経つにつれてまろやかな味わいを楽しむことができます。

トワイスアップは、バーボンと常温の水を1対1で割る飲み方です。

この飲み方により、アルコール度数が約20度まで下がり、バーボンの香りが最も開きやすくなると言われています。プロのテイスターも、ウイスキーの香りや味を確認する際にこの方法を用いることがあります。

どちらの飲み方も、バーボン本来の味わいを楽しみながら、アルコールの刺激を和らげることができます。使用する水は、軟水のミネラルウォーターがおすすめです。硬水を使用すると、ミネラル分がバーボンの味わいに影響を与えることがあります。

また、グラスは香りが広がりやすいロックグラスやテイスティンググラスを使用すると、より豊かな香りを楽しめます。

氷の溶け方や加水で変わるバーボンの風味

バーボンウイスキーをロックで飲む際、氷の種類によって味わいが大きく変わります。

丸氷は表面積が小さいため溶けにくく、長時間バーボン本来の味わいを保つことができます。一方、クラッシュアイスは溶けやすく、短時間でマイルドな味わいになります。

トワイスアップで加水する際は、少しずつ水を加えながら味の変化を確認することが大切です。1対1が基本ですが、バーボンの種類や個人の好みによって最適な比率は異なります

加水することで、隠れていた香りが開き、新たな味わいを発見できることもあります。

バーボンが「まずい」と感じる方にもおすすめの銘柄3選

バーボンウイスキーを「まずい」と感じた経験がある方でも、銘柄選びを工夫することで美味しく楽しめる可能性があります。

ここでは、初心者にも飲みやすく、バーボン特有のクセが少ない銘柄を3つご紹介します。

これらの銘柄は、まろやかな口当たりとバランスの良い味わいが特徴で、ストレートでも飲みやすく、カクテルベースとしても優秀です。

価格帯もそれぞれ異なるため、予算に応じて選ぶことができます。

どの銘柄も、バーボンの良さを残しながら飲みやすさを追求しているため、バーボン入門にぴったりです。まずはこれらの銘柄から始めて、徐々に自分の好みを探していくのがよいでしょう。

①メーカーズマーク|まろやかで甘みが強い

メーカーズマークは、赤い封蝋が特徴的なプレミアムバーボンです。

原料に小麦を使用していることから「ウィートバーボン」と呼ばれ、一般的なバーボンよりもまろやかで優しい味わいが特徴です。小麦の使用により、口当たりが非常に滑らかで、バーボン特有の刺激が少ないのが魅力です。

味わいは、バニラやキャラメルのような甘みが前面に出ており、後味にはほのかなスパイシーさがあります。アルコール度数は45度とやや高めですが、まろやかさのおかげで飲みやすく感じられます。3,740円(税込)で、プレミアムバーボンとしては手頃な価格設定です。

メーカーズマークは、ストレートやロックで飲んでも美味しいですが、ハイボールにすると甘みと爽やかさのバランスが絶妙です。また、オレンジジュースで割る「バーボンサワー」のベースとしても人気があります。

バーボン初心者の方に最初に試していただきたい銘柄の一つです。

②フォアローゼズ|やわらかくバランスの良い味わい

フォアローゼズは、バラのラベルが印象的なケンタッキー州産のバーボンです。

10種類の原酒をブレンドして作られており、複雑ながらもバランスの取れた味わいが特徴です。フローラルな香りとフルーティーな味わいがあり、バーボン特有の重さを感じさせません。

スタンダード品のイエローラベルは、アルコール度数40度で、花のような香り、洋梨やリンゴのようなフルーティーさ、そしてハチミツのような甘みが調和しています。市場価格は約1,800~2,100円(税込)(2025年9月現在)と非常にリーズナブルで、コストパフォーマンスに優れています。

上位品のブラックラベルは、アルコール度数40度ながら、より深みのある味わいで、ダークチェリーやプラムのような熟した果実の風味があります。市場価格は約4,100~4,200円(税込)(2025年9月現在)です。

どちらも飲みやすく、カクテルベースとしても優秀で、特にフルーツ系のカクテルとの相性が抜群です。

③ウッドフォードリザーブ|スムーズで飲みやすい香りと味

ウッドフォードリザーブは、ケンタッキーダービーの公式バーボンとしても知られる高品質なバーボンです。

ポットスチル3回蒸留原酒とカラム蒸留原酒をバッチングする製法で、スムーズでクリーンな味わいを実現しています。

香りは、バニラ、キャラメル、ダークチョコレート、そしてオレンジピールのような柑橘系の香りが複雑に絡み合います。味わいは、甘みと苦みのバランスが絶妙で、長い余韻にはナツメグやシナモンのようなスパイシーさがあります。アルコール度数は43.2度です。

市場価格は約3,900~4,400円(税込)(2025年9月現在)とやや高めですが、その品質を考えれば納得の価格です。

ストレートやロックで飲むと、その複雑な味わいを存分に楽しめます。また、オールドファッションドやマンハッタンなどの本格的なカクテルのベースとしても最適です。初心者から上級者まで幅広く楽しめる、完成度の高いバーボンです。

それでも「まずい」と感じる方に!バーボンの以外の世界5大ウイスキーの特徴と選び方

バーボンウイスキーがどうしても口に合わない方は、他の世界5大ウイスキーを試してみることをおすすめします。

世界5大ウイスキーとは、スコッチ、アイリッシュ、カナディアン、アメリカン(バーボンを含む)、ジャパニーズのことを指します。

それぞれのウイスキーには独自の製法と特徴があり、味わいのバリエーションは驚くほど豊富です。バーボンが苦手な方でも、きっと自分好みのウイスキーが見つかる可能性が高いです。

ここでは、バーボン以外の4つのウイスキーについて、その特徴と選び方をご紹介します。それぞれの個性を理解して、自分に合ったウイスキーを見つけてください。

多彩な個性が光る「スコッチウイスキー」

スコッチウイスキーは、スコットランドで作られるウイスキーで、世界で最も多様性に富んだウイスキーと言われています。

原料は主に大麦麦芽(モルト)を使用し、ピート(泥炭)で燻製することで独特のスモーキーな香りを持つものが多いのが特徴です。

スコッチには5つの産地があり、それぞれ異なる個性を持っています。スペイサイドは華やかでフルーティー、アイラはピートが効いたスモーキーさ、ハイランドはバランスの良い味わい、キャンベルタウンは塩気のある複雑な味わい、ローランドは軽やかでマイルドな味わいが特徴です。

この多様性により、自分好みの一本が見つかる可能性が高いです

初心者の方には、スペイサイドのグレンフィディックやグレンリベット、ハイランドのグレンモーレンジィなどがおすすめです。これらは比較的クセが少なく、フルーティーで飲みやすい味わいです。

より個性的なものを求める方は、アイラのアードベッグやラフロイグなど、スモーキーな銘柄にチャレンジしてみてください。

関連記事:ウイスキーの代表格マッカラン|人気ランキングと注目の銘柄解説

繊細で飲みやすい「ジャパニーズウイスキー」

ジャパニーズウイスキーは、日本で製造されるウイスキーで、スコッチウイスキーの製法をベースにしながらも、日本人の味覚に合わせて独自の進化を遂げました。

繊細でバランスの取れた味わい、そして和食との相性の良さが特徴です。

日本のウイスキーは、四季がはっきりとした気候と、良質な水源を活かして作られています。熟成の過程で起こる温度変化が大きいため、比較的短い熟成期間でも深みのある味わいになります。

また、ミズナラ樽での熟成など、日本独自の技術も取り入れられています。

代表的な銘柄には、サントリーの山崎、白州、響、ニッカの余市、宮城峡などがあります。これらは世界的にも高い評価を受けており、特に山崎や余市は国際的なコンペティションで数多くの賞を受賞しています。

初心者の方には、白州のようなライトで爽やかなタイプや、角瓶のような手頃な価格の銘柄から始めることをおすすめします。

関連記事:余市12年の定価はいくら?希少性や価格高騰の理由、購入方法を解説

滑らかで軽やかな「アイリッシュウイスキー」

アイリッシュウイスキーは、アイルランドで作られるウイスキーで、世界で最も歴史が古いウイスキーの一つです。

代表的な特徴の一つは、3回蒸留が多く滑らかでクリーンな味わいになりやすいです。多くのウイスキーが2回蒸留であるのに対し、アイリッシュは伝統的に3回蒸留を行います。

アイリッシュウイスキーは、未発芽の大麦を使用することが多く、これによりクリーンで軽やかな味わいになります。また、ピートを使用しないため、スモーキーさがなく、フルーティーで花のような香りが特徴です。

アルコールの刺激も少なく、初心者にも飲みやすいウイスキーです。

代表的な銘柄には、ジェムソン、ブッシュミルズ、タラモアデューなどがあります。特にジェムソンは、世界で最も売れているアイリッシュウイスキーで、バニラやハチミツのような甘い香りと、スムーズな口当たりが人気です。

カクテルベースとしても優秀で、コーヒーで割る「アイリッシュコーヒー」は定番のカクテルです。

優しい香りの「カナディアンウイスキー」

カナディアンウイスキーは、カナダで作られるウイスキーで、カナディアンウイスキーは複数穀物(コーン等のベースにライ原酒をブレンドするなど)を用いるのが一般的です。

アメリカのライウイスキーとは異なり、非常にライトでマイルドな味わいに仕上げられています。これは、フレーバリングウイスキーとベースウイスキーをブレンドする独自の製法によるものです。

カナディアンウイスキーは、最低3年間の熟成が義務付けられていますが、多くの銘柄はそれ以上の熟成を経ています。カナダの寒冷な気候により、熟成がゆっくりと進むため、まろやかで優しい味わいになります。

また、複数の穀物を使用することで、複雑ながらもバランスの取れた味わいを実現しています。

代表的な銘柄には、カナディアンクラブ、クラウンローヤル、カナディアンミストなどがあります。特にカナディアンクラブは、スタンダード品は年数表記なし(ノンエイジ)でも非常に飲みやすく、価格も手頃です。

ハイボールやカクテルのベースとして人気が高く、どんな割り方でも美味しく楽しめます。バーボンが苦手な方でも、カナディアンウイスキーなら抵抗なく飲めることが多いです。

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