竹鶴21年は、ニッカウヰスキーを代表する長期熟成のジャパニーズウイスキーです。すでに通常販売を終了しているため、現在は正規の定価で購入することが難しく、二次流通市場を中心に高値で取引されています。
そのため「竹鶴21年はどのくらい値上げしている?」「終売前の定価はいくらだった?」「今売ったらいくらになる?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。竹鶴21年の値上げを確認するときは、現在の販売価格だけでなく、終売前の定価や実際の買取価格もあわせて比較することが重要です。
そこで本記事では、竹鶴21年の値上げについて、終売前の定価と現在の市場価格を比較しながら詳しく解説します。竹鶴21年が値上げした背景や購入方法、買取価格の目安、高く査定されやすいボトルの特徴までご紹介しますので、購入や売却を検討している方は参考にしてください。
竹鶴21年とは?終売後も市場で値上げが続くウイスキー
竹鶴21年は、ニッカウヰスキーが手掛けていた長期熟成のピュアモルトウイスキー(大麦麦芽(モルト)100%のウイスキー)です。
21年以上熟成されたモルト原酒を使用した奥深い味わいと、国内外での高い評価から人気を集めてきました。しかし、原酒の不足などを背景に通常販売が終了したことで、市場に流通する本数は限られています。
竹鶴21年はすでに終売しており、新たな通常供給がないことから、現在は二次流通市場を中心に定価を大きく上回る価格で取引されています。終売後も需要が続いていることは、竹鶴21年の値上げを考えるうえで押さえておきたいポイントです。
なお、現在も販売されている「竹鶴ピュアモルト」と「竹鶴21年ピュアモルト」は別の商品です。店頭やオンラインショップで「竹鶴」を見つけても、年数表記のない現行品である可能性があります。竹鶴21年を購入・売却する際は、ラベルに「21 YEARS OLD」という年数表記があるかを確認しましょう。
ウイスキー竹鶴21年とは?
竹鶴21年の正式名称は「竹鶴21年ピュアモルト」です。
ニッカウヰスキー創業者で「日本のウイスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝の名を冠した竹鶴シリーズの一つで、21年以上熟成したモルト原酒を使用して造られていました。
容量は700ml、アルコール度数は43%で、21年以上熟成したピュアモルトならではの濃密な香りと、長く続くリッチで深い余韻が特徴です。
竹鶴シリーズには、現在販売されている年数表記のない「竹鶴ピュアモルト」のほか、過去には12年、17年、21年、25年などの熟成年数を表示した商品がありました。
しかし、竹鶴17年・21年・25年については、ジャパニーズウイスキー人気の高まりによる長期熟成原酒の不足などを背景に、2020年に販売を終了しています。
竹鶴21年が今も人気の理由
竹鶴21年は終売から時間が経った現在でも、高い人気を維持しています。
理由として挙げられるのが、21年以上熟成された原酒ならではの味わいと、世界的なウイスキーコンペティションにおける受賞実績です。
樽由来の甘い香りや深いコク
竹鶴21年の大きな魅力は、長期熟成によって形成された豊かな香りと複雑な味わいです。
長期熟成では、樽から木材由来の香味成分が取り込まれるだけでなく、時間の経過とともに原酒そのものも変化します。そのため、年数表記のない竹鶴とは異なる成熟した味わいを求める方からも、竹鶴21年は高い支持を得ています。
竹鶴21年は、21年以上熟成したモルト原酒をヴァッティング(※1)しており、熟したピーチやトロピカルフルーツを思わせる果実香に加え、樽熟成由来の華やかさや、ほどよいピート香を楽しめます。
口に含むと、やわらかな印象の中に複雑さとコクが広がり、ほのかな苦味も感じられる構成です。余韻にはしっかりとしたコクが残りながら、最後にはすっと引いていくバランスの良さがあります。
21年以上という長い熟成期間によって生まれる濃厚な香りや深いコク、複雑な余韻は、竹鶴21年ならではの魅力です。
※1【ヴァッティング】複数の樽で熟成させた同種類のウイスキー原酒を大きな桶(ヴァット)に入れて混ぜ合わせること。
世界的な受賞実績
竹鶴21年は、海外のウイスキーコンペティションでも高く評価されてきました。特に注目したいのが「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)」での実績です。
竹鶴21年ピュアモルトは、2007年、2009年、2010年、2011年の4回にわたり「ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー」を受賞しています。
また、インターナショナル・スピリッツ・チャレンジでも受賞歴があり、国内だけでなく世界的に品質が評価されてきた銘柄といえるでしょう。
こうした受賞歴は、終売後も海外を含めた需要が続く理由の一つです。
出典:『ニッカ 竹鶴ピュアモルト』が世界最高賞「ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー」を受賞(ニッカウヰスキー公式サイト)
竹鶴21年値上げの実態|市場価格と定価を比較
「竹鶴21年が値上げした」といわれていますが、現在の商品はメーカーによる通常販売が終了しています。
そのため、2026年9月現在の竹鶴21年の値段については、メーカーが定価を引き上げたというよりも、終売後の二次流通における市場価格が上昇していると考える方が正確です。
ここでは、終売前の定価と現在の市場価格を比較してみましょう。
竹鶴21年終売前の定価
竹鶴21年ピュアモルトの終売前の参考小売価格は、700mlで15,000円でした。
同時期の竹鶴17年は7,000円、竹鶴25年は70,000円だったことからも、竹鶴21年は竹鶴シリーズの中で中上位に位置する長期熟成ウイスキーだったことが分かります。
現在の市場価格から見ると15,000円は非常に安く感じられますが、当時はこれがメーカーから通常流通していた際の価格水準でした。
なお、竹鶴21年の参考小売価格は2015年の価格改定前には10,410円で、15,000円への改定率を計算すると約44%の値上げでした。メーカー販売時代にも大きな価格改定があり、その後の終売によって現在はさらに大きなプレミア価格が形成されています。
関連記事:竹鶴ウイスキーの定価まとめ!種類別の価格推移と参考買取価格を解説
竹鶴21年の現在の市場価格
2026年9月時点では、竹鶴21年を終売前の定価15,000円で購入することは困難です。
ネットオークションの販売価格を見ると、竹鶴21年は平均で59,349円で取引されていることがわかります。価格帯は状態や付属品の有無により上下し、42,500円〜85,000円で推移しています。
また、JOYLABが運営する「MY CELLAR」では、竹鶴21年の箱なしが74,500円、箱付きが79,500円で掲載されています。
オークションの落札価格と専門ショップの販売価格に差があるのは不自然なことではありません。専門ショップでは査定や検品、保存、販売後の対応などを含めて価格が設定される一方、個人間取引では出品者や商品の状態によって取引価格が大きく変わることがあります。そのため、竹鶴21年の値上げ状況を確認するときは、一つの出品価格だけで相場を判断しないようにしましょう。
なお、竹鶴21年の相場は出品時期や流通量によっても変動します。過去の落札価格や販売価格だけで判断せず、購入を検討する時点で複数の販売先を比較し、直近の価格帯を確認することが大切です。
竹鶴21年の定価と市場価格の比較
竹鶴21年の終売前と現在を比較すると、値上げの大きさが分かります。
単純計算で、現在の専門ショップにおける販売価格は、終売前の定価に対して約5倍です。
ただし、終売前の定価と現在の二次流通価格は性質が異なります。二次流通市場では商品のコンディションや付属品、販売元によっても価格が変わるため「竹鶴21年は必ず定価の5倍で売れる」という意味ではありません。
とはいえ、竹鶴21年は終売前の定価15,000円に対し、2026年9月の販売市場では70,000円台の価格も確認できるため、大幅に値上げした状態といえます。
竹鶴21年が値上げしたといわれる4つの理由
竹鶴21年の値上げには、一つではなく複数の要因が関係しています。
特に重要なのが、終売による供給減少と21年以上熟成させた原酒の希少性です。さらに、ジャパニーズウイスキーそのものへの世界的な関心や、終売品を求める需要も価格を支えています。
ここでは、竹鶴21年が値上げしたといわれる4つの理由を詳しく見ていきましょう。
理由① 終売による流通量の減少
最も分かりやすい値上げの理由の一つが、竹鶴21年の終売です。
通常販売されている商品であれば、メーカーから継続的に販売市場へ新しいボトルが供給されます。しかし、竹鶴21年はすでに販売を終了しており、現在市場に存在する未開栓品が主な流通在庫となっています。
消費によって開栓されるボトルもあるため、未開栓で良好な状態の竹鶴21年は長期的には減少していきます。
一方、竹鶴21年を飲んでみたい方や、お気に入りのジャパニーズウイスキーとして探している方がいれば需要は残ります。
そのため、竹鶴21年は終売によって新たな通常供給がなくなり、市場に残る未開栓ボトルが限られていることが値上げの大きな要因です。
理由② 長期熟成原酒の希少性
竹鶴21年を再び造ろうとしても、短期間で生産量を増やすことはできません。
なぜなら、竹鶴21年には、21年以上熟成させたモルト原酒が必要だからです。今日、蒸留した原酒を竹鶴21年に使用できるようになるまでには、少なくとも21年以上の時間がかかります。国内でウイスキー需要が急速に伸びても、過去に仕込んだ原酒の量を後から増やすことはできません。
さらに、ウイスキーは樽の中で熟成している間に少しずつ蒸発します。この現象は「天使の分け前」とも呼ばれ、熟成年数が長くなるほど製品として残る原酒の量も少なくなります。
実際、竹鶴17年・21年・25年の販売終了にも、国産ウイスキー人気による長期熟成原酒の不足が影響したとされています。
これらのことから、21年以上という熟成年数そのものが供給を簡単に増やせない要因であり、竹鶴21年の希少性を高めていると考えられます。
理由③ 世界的なジャパニーズウイスキー人気
竹鶴21年の値上げには、ジャパニーズウイスキー全体への評価も影響しています。日本のウイスキーは、国際的な品評会での受賞などを通じて海外でも知られるようになりました。
なかでも竹鶴シリーズには豊富な世界的受賞実績があります。先述の通り、竹鶴21年はWWAにおいて2007年、2009年、2010年、2011年に世界最高賞を受賞しました。
2023年には現行の竹鶴ピュアモルトも「ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー」を受賞しており、竹鶴ブランドとして10回目の世界最高賞となっています。
こうした評価によって、国内だけでなく海外にも需要が広がれば、すでに終売している21年などの旧商品にも注目が集まりやすくなります。
よって、世界的なジャパニーズウイスキー人気と竹鶴ブランドの受賞実績も、竹鶴21年が値上げした要因の一つといえます。
理由④ コレクター需要の拡大
終売した竹鶴21年には、飲用目的だけでなく希少ウイスキーを集める層からの需要も高いです。
同じ竹鶴21年でも、ラベルやパッケージデザイン、箱の種類、限定仕様などによって市場評価が変わるケースがあります。
特に終売から年数が経過すると、未開栓かつ箱まで良好な状態で残っているボトルは徐々に限られていきます。こうした保存状態の良い個体の希少性も、竹鶴21年の市場価値を支える要素の一つです。
ただし、値上がりを期待して大量に購入・保存することには注意が必要です。ウイスキーの市場価格が今後も上昇し続ける保証はなく、保存状態によっては価値が下がることもあります。
そのため、投資や転売目的での購入は推奨できません。購入する場合は、あくまで飲用目的とし、現在の相場を確認したうえで判断しましょう。
竹鶴21年の価格は今後も値上がりする?
竹鶴21年の市場価格が終売前の定価を大幅に上回っていると「今後もさらに値上がりするのでは」と考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、将来の価格が必ず上昇するとは限りません。終売によって新たな通常供給がないことや、21年以上熟成した原酒を使用した希少な商品であることは、竹鶴21年の市場価値を支える要素です。一方、二次流通市場の価格は需要と供給のバランスによって変化します。
例えば、ジャパニーズウイスキーに対する国内外の需要が変化したり、市場へまとまった本数が流通したりすれば、取引価格が下落する可能性もあります。また、同じ竹鶴21年でも商品の状態によって価格差が生じます。
そのため、現在の価格だけを見て「将来はもっと高くなる」と判断するのは避けた方がよいでしょう。
特に売却を検討している場合、将来の市場価格を予測して長期間保存するよりも、現在の買取価格を一度確認する方法があります。査定額を把握しておけば「現在売却する場合」と「引き続き保存する場合」を比較しやすくなります。
そのため、竹鶴21年のような終売ウイスキーは、市場価格だけではなく実際にいくらで買い取ってもらえるかを確認したうえで売却時期を検討することが重要です。
竹鶴21年の値上げをきっかけに売却を検討している場合は専門スタッフへ無料相談
竹鶴21年の値上げを知り「家にある1本を売った方がよいのでは」と考えている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、市場価格が上昇しているからといって、すべての竹鶴21年が同じ査定額になるわけではありません。箱の有無やラベルの状態、液面、ボトルのコンディションなどによって、実際の買取価格は変わります。
JOYLABでは、竹鶴21年をはじめとするジャパニーズウイスキーの無料査定を行っています。電話やLINE、オンラインから相談でき、査定後に売却をやめることもできるため、まず現在の査定額だけを確認することも可能です。
現在の竹鶴21年の値上げ状況が気になる場合は、保存を続けるか売却するかを決める前に、専門スタッフへ相談してみるとよいでしょう。
竹鶴21年が市場で値上げする中どこで買える?主な購入方法
竹鶴21年は終売しているため、一般的な小売店でメーカーから新たに入荷した商品を定価購入することは難しくなっています。そのため、購入する場合は、主に二次流通市場から探すことになります。
フリマアプリ・ネットオークションで購入する
フリマアプリやネットオークションで竹鶴21年が出品されることがあります。出品数が比較的多く、複数の商品を比較しやすい点はメリットです。また、タイミングによっては専門ショップより安い価格で取引される可能性もあります。
一方で、個人間取引では注意も必要です。掲載された写真や商品説明だけでは、購入までの保存環境や液面、キャップの状態などを十分に判断できない場合があります。さらに、模倣品などにも注意しなければなりません。
特に、竹鶴21年は終売前の定価を大きく上回る価格で取引されているため「相場より極端に安い」という理由だけで購入を決めるのは避けた方がよいでしょう。
購入前には、ボトル正面だけでなくキャップ部分やラベル、液面などが確認できる画像があるかチェックしてください。箱付きの商品であれば、箱が竹鶴21年のものと一致しているか、目立つ破損や汚れがないかも確認しましょう。
希少ウイスキーを扱う専門店・二次流通ショップ
品質面を重視したい場合は、MY CELLARのような高級酒や希少ウイスキーを専門的に扱う販売店から購入する方法があります。竹鶴21年のように終売後から時間が経過しているウイスキーでは、商品が手元に届くまでどのように扱われていたかも確認したいポイントです。
MY CELLARでは、販売する酒類を15~17℃の定温倉庫で365日24時間管理し、独自の査定・検品基準を通過した商品を販売しています。
価格だけではなく、保存状態や品質も重視したいという場合は、MY CELLARのような査定や検品、保存体制を明示している専門ショップを利用するとよいでしょう。
また、希少酒を専門的に扱うショップでは、商品ごとの状態が記載されているかどうかも確認しましょう。竹鶴21年は同じ700mlの商品でも、箱の有無やラベルの状態などによって価格が異なる場合があります。そのため、ご自身が重視する条件と販売価格を比較して選ぶことが大切です。
竹鶴21年が市場で値上げされている今が売り時?買取価格の目安
竹鶴21年は終売前の定価を大きく上回る市場価格で流通しているため、手元に未開栓のボトルがある場合は高価買取が期待できるケースがあります。
ただし、現在の価格が今後も上がり続けるとは限りません。市場需要や為替、国内外の流通量、買取店の在庫状況などによって査定価格は変動します。
そのため、現在の査定額を確認したうえで売却するか判断することが大切です。
ここからは、竹鶴21年の買取価格の目安と高価買取が期待できるケースについて、詳しく見ていきましょう。
竹鶴21年の買取価格の目安
2026年9月3日時点、JOYLABの竹鶴21年の買取価格は、箱なしが57,000円、箱付きが60,000円となっています。
ただし、竹鶴21年の買取価格は、一定の金額で固定されているわけではありません。ジャパニーズウイスキーの需要や二次流通市場の取引状況、買取店が抱えている在庫量などによって、同じ状態のボトルでも査定時期によって価格が変わることがあります。
特に竹鶴21年のような終売品は、メーカーから継続的に供給される商品ではないため、市場に出回る本数の増減が相場に影響しやすいといえます。また、海外からの需要や為替の動きなども、間接的に国内の取引価格へ影響する可能性があります。
そのため「以前調べたときはこの金額だったから、今も同じ価格で売れる」とは限りません。Web上に掲載されている過去の買取実績を見る場合も、いつ時点の価格なのかを確認することが大切です。
売却を検討している場合は、過去の最高価格だけを基準にするのではなく、現在の参考買取価格や実際の査定額を確認しましょう。竹鶴21年の値上げ状況を正確に把握するには、できるだけ新しい相場情報を参考にすることが重要です。
最新の竹鶴21年の買取価格は以下のページを参照してください。
関連ページ:ニッカ 竹鶴 21年 買取参考価格
販売価格と買取価格が違うのはなぜか
竹鶴21年の相場を調べていると「販売価格が70,000円以上なら、同じくらいの金額で買い取ってもらえるのでは」と感じることがあるかもしれません。
しかし、販売価格と買取価格は同じものではありません。
販売価格は、買取店や販売店が商品を仕入れたあと、査定・検品・保存などを行ったうえで消費者へ販売する際の価格です。一方、買取価格は店舗が商品を仕入れる段階で提示する価格になります。
そのため、専門ショップで確認できる竹鶴21年の販売価格を、そのままご自身のボトルの買取価格として考えることはできません。
また、竹鶴21年の買取相場自体も一定ではありません。買取店の在庫状況や市場における需要のほか、箱の有無、液面の高さ、ラベルやキャップの状態などによっても査定額は変わります。
ネットオークションの落札価格についても同様です。個人間で成立した取引価格と酒類専門店の買取価格では、取引条件や商品の確認方法などが異なります。
そのため、竹鶴21年を売却するときは、ネット上に掲載されている販売価格だけで判断せず、実際のボトルを基準とした査定額を確認しましょう。
未開栓を前提に、保存状態の良さが価値を左右
竹鶴21年を買取へ出す場合は、未開栓であることが前提です。開栓済みのウイスキーは、中身がメーカー出荷時の状態であることを確認できないため、一般的には買取が難しくなります。
一方で、未開栓であっても保存状態は査定へ影響します。例えば、液面が大きく低下している、キャップ周辺に液漏れした痕跡がある、ラベルに大きな破れや汚れがあるといった場合は、評価が下がる可能性があります。
ただし、外観をきれいにしようとしてラベルを強くこする必要はありません。売却予定がある場合は、落とせるほこりを柔らかい布などで軽く取り除く程度にして、そのまま査定を依頼すると安心です。
また、ウイスキーはワインのようにボトル内で熟成が進むことを期待して長期間寝かせる必要はありません。未開栓の竹鶴21年を保存する場合は、将来の熟成を狙うのではなく、現在のボトルコンディションをできるだけ維持する意識が重要です。
竹鶴21年には明確な賞味期限があるわけではありませんが、ウイスキーだからどのような環境で保存しても状態が変わらないわけではありません。直射日光や極端な高温、激しい温度変化を避け、ボトルを安定した状態で保存しましょう。
関連記事:【2026年3月最新】竹鶴21年ウイスキーの定価・売却ポイントを紹介
付属品がそろっていると査定額アップにつながることも
竹鶴21年を購入したときの箱が残っている場合は、ボトルと一緒に査定へ出しましょう。
終売したウイスキーは、購入時の状態に近い「完品」が評価されることがあります。専用箱だけでなく、冊子やその他の付属品がある場合も、不要と判断して捨てず、一緒に査定してもらいましょう。
一方、箱がないからといって竹鶴21年を売却できないわけではありません。箱なしでも買取実績はあるため、ボトルだけをお持ちの場合も査定を依頼できます。
模倣品・劣化ボトルに注意
相場より極端に安い竹鶴21年を見つけても、価格だけを理由に購入するのはおすすめできません。模倣品でなくても、液漏れや保存状態の悪化などによって本来の価値を維持できていない可能性があります。
竹鶴21年は定価を上回る価格で取引されるケースがあるため、購入時にはボトルそのものだけでなく販売者や販売店の情報も確認したいところです。実物写真が少ない、商品の来歴や状態説明がほとんどない、相場から大きく外れた価格で販売されている場合は、慎重に判断しましょう。
売却する場合も、自宅に長期間保存されていたボトルについては、液面やラベル、キャップ周辺の状態を確認しておくとよいでしょう。
ただし、無理にラベルやキャップを剥がしたり開栓したりせず、現状のまま専門店へ相談してください。
市場価格が高い竹鶴21年だからこそ、購入時は模倣品や保存状態に注意し、売却時はボトルの状態を確認したうえで、専門知識のある事業者を利用することが大切です。
竹鶴21年が市場で値上げされる今の査定額をJOYLAB(ジョイラボ)で確認
本記事では、竹鶴21年の値上げについて、基本情報や人気の理由、終売前の定価と現在の市場価格、価格高騰の背景、購入方法、買取価格の目安までご紹介しました。
竹鶴21年は、終売による流通量の減少や21年以上熟成した原酒の希少性、世界的な受賞実績など、複数の要因が現在の市場価値を支えています。実際に、竹鶴21年が通常販売されていた当時の参考小売価格が15,000円だったのに対し、2026年9月現在は二次流通市場で約60,000〜約70,000円台を中心とした価格が確認できます。
ただし、現在の値上げが今後も続く保証はありません。実際の買取相場は上昇と下落を繰り返しているため、将来の価格を予測して売却時期を決めるよりも、まず現在の査定額を確認したうえで判断することが大切です。
JOYLABでは、竹鶴21年をはじめとしたジャパニーズウイスキーの査定を無料で受け付けています。電話・LINE・オンラインなどから相談できるため「今すぐ売却するかは決めていない」という場合でも現在の価値を確認することができます。
竹鶴21年の値上げを受けて売却を検討している方は、まずJOYLABの無料査定で現在の査定額を確認し、保存を続けるか売却するか判断してみてはいかがでしょうか。